おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

パンデミック。

2008-01-14 19:10:47 | 我思う、故に書くなりよ。
NHKで2夜連続でやっとりました。

鳥インフルエンザ → 人インフルエンザ…ってのが、とても恐ろしいとも言われており、うかうかしてると殺られるぞ…ってのを、1夜目はドラマで、2夜目は実際にインドネシアで起きた事例を元にやっとりました。

よく考えると、非常に恐ろしいのでありますが、TV見ている限りじゃあんまり怖さって物が伝わってこないのですな…。まぁNHKですから、

『イタズラに社会不安を煽るような…』

って演出や効果が絞られているからではと思うのですが、2夜目で判る、日本の対策の遅れ…ってコトを踏まえると、遠慮なく社会不安を煽って然るべき…ってコトでありましょうか…。早期に発見して、集中的に制圧…ってコトが出来る準備が出来ているのなら、まぁ今回の様な内容でも悪くは無いかもしれませんが、全く無防備に近いくらいしか進んでいないコトを踏まえたら、

『ぬるぬるしたの放送してんじゃねーぞ、おらぁっ!』

ってトコロでしょう。ただ、ドラマではさりげなく「もうダメよ…」って点も盛り込まれていて、唯一の薬「タミフル」に抗うワクチンの変異ってモノがしっかりと出て来ます。これを使ってもウィルスの増殖を抑え切れないとなると…ダメ…。

まぁ、国民性として…

「風邪くらいで会社休んでんじゃねーよ…」
「熱でたくらいで会社休んでられない…」

って国なので、パンデミックにはまさにピッタリな国なのが『日本』であります。

そこいらを、国民も企業も、自治体も国も考えなければならないのですけれど、総じて何も考えていないに等しい…ってコトですな。アメリカでは不十分ながらも、テロよりも恐ろしい事態と認識して用意を進めていたりする実例が報告されておりましたが、ああいう考えを現実の行動に移せる…って姿勢は大いに評価されて然るべきでしょう。

日本じゃ、「誰が本気にするんじゃい…」って認識ですからね…。もう『病気』で済まされず『人災』ってレベルの災害が予想されているワケですから、何もしてなかった…じゃあダメなんですけれどねぇ…。

マスク1つでかなり効果もあったりするのですが、そうしたウィルスを妨げるコトの出来そうなマスクがあまり入手出来なかったりもします。見慣れたマスクじゃほとんど意味が無く、未だにあれがスタンダードな扱いで売られているコトも問題でしょう。いい加減、ご時世に合ったスタンダードが現れても悪くないと思うのですが。

まぁ、このへんも医療用に順ずる規格の製品もちらほら登場はしていますけれど、バカ高い。そうした所に補助金を出すだけでも被害を食い止める一端にはなると思うのですけれどねぇ…。

いろいろ考えても、日本じゃなぁ…。運に任せる他に無さそうだからねぇ…。薬害エイズや薬害肝炎ってのを見ていれば、国がどこ向いて仕事してるか判るしねぇ…。

ま、多少息苦しくても高機能なマスクを常時携帯するとか、抵抗力をつけるための運動とか、サプリメントとかね、手洗いとうがいを欠かさない…って自己防衛が今年はマストアイテムなのかもしれません…。

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