おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

新兵器。

2006-08-01 19:30:29 | 我思う、故に書くなりよ。
かっちょいいだろう…?

電池式虫よけ機なんである。フマキラーが作った『どこでもベープNo.1』である。

超音波式とか買った方が良かったんではないだろうか…と言う漠然とした疑問もあるが、腕時計タイプにもなる『NEO』となった途端に欲しくなり、狙っていたものである。

まぁ、蚊を寄せ付けない…だけであって、退治するものでも無いらしい。ちなみに、蚊を退治する方の『どこでもベープ蚊取りGO!』は腕時計タイプでは無い。無理矢理腕時計タイプに改造するのは止めようね…。

トップカバーを外し、薬剤の染み込んだカセットをセットして、スイッチを入れるとカセット直下のファンが回って周囲に忌避剤が微妙に漂うコトで、蚊から身を守ると言う仕組み。電池はアルカリ単4を2本使用する。電池蓋にはロックもついている。

時計で言えば、文字盤にあたる面が吸気口となり、サイドに開けられたスリットから薬剤を含んだ空気が出て行く形になっている。これが逆なら携帯扇風機…と言う感じもしないではない…。薬剤は20日、120時間(1日6時間使用した場合)は持つらしいコトが謳われている。『仮面ライダー変身ベルト』みたいな感じ…。

で、これを腕にはめて、どこへ行くかが問題である。蚊の漂う我が家の周囲ではそれなりに効果もあるのだが、お買い物など、蚊のいそうも無いトコロにはめて行っても意味は無かろう…。無いんだが、はめて出掛ける勇気も、時として人には必要なのだ。

とんでもなくゴツイ時計に見えるか、もしくは戦隊ヒーローの隊員に支給され、カッコワルイとは感じながらも使うハメになってる連絡用携帯無線機とか、変身に不可欠なんだが、わざわざ使わなくても変身ぐらい出来るんじゃねーか?…と疑問を抱きながらも使っているアイテムに見えるコトは間違いなく、いい歳したおっさんが、さも、当たり前の様にはめているコトが大事なんである。

まぁ、注目のアイテム…だが、そうした周囲の目をゆっくりと見渡して、おもむろにスイッチを入れ「うぃぃぃ~ん…」っと、かすかな回転音とともに、ほくそ笑みながらその場を去るのがカッコイイのであるね。

「あのオヤジ、どーかしちゃってんじゃねーの?」

背中に浴びせられる冷ややかな声は当然耳には届く。だが、そんなコトはお構いなしだ。

だって、考えてもみろよ。きっといい歳したおっさんが、マジで考えて作って売ってンだぜ? その情熱に応えずして良いものかどうなんだか…。若干の恥ずかしさを堪えながら、取り替え用の薬剤まで一緒に購入したおじたん。の勇気を讃えるべき買い物だったんだよぉ…。

早速、実際に使ってみたが、風があるとあまり意味無いらしく、遠慮無く蚊に刺された。蚊に向かって

「ほれ…ほれほれ…ほーれ…」

と、ぐいぐいと差し向けないと、効き目があまり感じられない。無風だと、それなりに効果が見えてくる。近くを飛び回ってはいるが、刺して来ない。

「フマキラーAとかぶしゅ~っと撒いた方が早いじゃねぇか…」

と、無粋なコトを言ってはいけない。腕や、ベルトのバックルあたりに据え付けて、蚊の存在を認知すると共に、おもむろに気付かれることなくスイッチを入れる…と言う所作を身に付けられなければ、ナンバー1にはなれないのである。そして、ウレシイことに吸気口にあたる『トップカバー』はTPOに合わせて色違いのモノが同梱されている。シックなメタリック・グレーから、カジュアルなライトイエローにもチェンジできるのである。(4色あるらしい…)

さぁ、こんな羨ましいアイテムは無かったね? これで君の周りの蚊も、すっ飛んで逃げていくよ…。逃げていくのは蚊だけじゃ無いかもしれない。でも、勇気を出そう。ちょっと怪しいとか、かなり怪しいとか、考えちゃダメだ。科学の粋を集めた末に完成したんだから、この夏、これさえあれば君もモテモテ! ナウなヤングの君たちは、ドラッグストアにまっしぐらさ…へへへ…ハハハ…。

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お豆ちゃん、葉っぱわらわら。

2006-08-01 14:22:43 | 我思う、故に書くなりよ。
順調である。

葉っぱも、わらわら…な感じになって来た。2号も1号に追いつきそうな感じ。

観察していて気が付いたのだが、2号の豆の部分が若干大きくなっているコトに気が付いた。2つに分かれたり、黄色から濃い緑色に変わったりするので、見かけ上は大きくも見えるのかな…と思っていたのだが、実際には若干肥大化している。

1号の方はそう言うコトもなく、こちらは若干縮んでいる感じ。同じ土壌で、豆植えが1週間ほど違うだけなので、興味深い。

よく見ないと判らないが、縁起物のフィギュアが豆の側に置かれている。1号はカエルが2匹、2号はカメ。お金のなる木にあやかってみた。

新芽がどんどん出ているし、その伸びも早いので、ちょっと観察をさぼるとびっくりしてしまう。葉の出方も、下と上では90度違い、積極的に陽を浴びていく姿勢の表れだと思う。

この調子で伸びると、秋には天井が危うくなるのかしらん…。

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強制溺死。

2006-08-01 01:04:14 | 我思う、故に書くなりよ。
痛ましいなぁ…。

子供が泳いでいるプールで、そんなもん外しちゃったらなぁ…。吸い込まれるのは判ってるもんだと思うんだが…。

おじたん。も幼少の頃に夏には必ず訪れていたプールで、危うい目に遭ったコトがある。そこは、プールの底に排水溝があって、鉄の格子状になったフタがあって、これはまぁ、クレーンかなんかじゃないと持ち上がらないだろうし、外れもしないと思うのだが、ふいに飛び込んで、足をついた際に、足の親指が格子状の目にはまってしまって、非常にヤバイコトになった。

常時、ゆるやかに吸い込んでいるらしいので、体ごとプールの底にへばりつくコトも無いが、水面に顔を出すコトも出来ないワケで、

「あ。死んじゃうかも…」

と、漠然に思っただけで、簡単にパニックになる。無理矢理抜こうとすると、指はちぎれそうだし、かと言って、呼吸も出来ないのだから、これは非常に困る。困っているうちに、何となく抜けてくれたが、それ以来、そこのプールには行かなくなった。

機能的にそうした設備なり、構造が必要なのだろうけれど、得てしてあまり考えられてもいない時代だったので、似た様な危険のありそうなプールはどこにでもあった。

んでまぁ、プールなんか滅多に行かなくなった頃に、同じ様な目で死んでしまった小学生とかの事故を新聞で読んだりもしたけれど、体験者としては…

「そりゃ死ぬわな…」

と。子供が自力じゃ抜け出せない様な吸引力で吸い込まれたり、手や足が抜けなくなる様な構造が当たり前だったのであるね…。

そうした事故が多発すると、なんとか考えるもんで、予防措置は厳しくなったのだけれど、依然として安全な構造じゃあ無いんだな…。監視員がいても吸い込まれてんだし、子供が楽に吸い込まれる様な穴が開いてんだからねぇ…。

その危険な穴の最後の防壁を、外れたと言うよりは、外して持っていってしまったままだと聞いているが、これは事故じゃなく、事件。少なくとも、吸い込みは停めるべきだったし、避難させないとなぁ…。

プールは安全で楽しいところなんだけれど、そんなプールのどこが危険で恐ろしいかを親子で探してみるのも良いかと思う。体は吸い込まれなくても、手が抜けない、足が抜けない、指が抜けない…なんてのは幾らでも見付かるんじゃないか。策は講じてあっても、大した考えで講じて無いだろうから…。大人のお役所的な視点では防ぎきれない危険がまだまだいっぱいあるんじゃないか?



8月2日追記

溺死では無かったそうで、ほぼ即死とのコト。6時間近く水で密閉されてたワケで、さぞかし苦痛だったんじゃないかと思っていたのだが、想像以上のパワーが一瞬で幼い子供に掛かってしまったみたいだ。

にしても、管理がずさんなのがボロボロと出て来るし、そもそも管理出来ない会社が管理を請け負う入札に参加してるなんてのは問題外だろうしねぇ…。結局は請負も丸投げだって言うから、ある意味「談合」の成れの果てなんじゃないだろうか…。
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