アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

道路表示が「あぶい」では「あぶない」!

2024年07月07日 | Weblog
 小学生のころの疑問。「七夕(たなばた)」どうして、「七夕」と書いて「たなばた」と読むのか?「七」を「たな」と読むの?「夕」を「ばた」と読むの?
 織姫と彦星の伝説から・・・機織り機は、「棚機(たなばた)」。「七日の夕方(七夕)」を、「たなばた(七夕)と、呼ぶようになったらしい。熟字訓でもなかった。

 道路標示、標識、路面に書かれた字の「誤字」が気になります。
 最近笑ったのは、北海道の小樽港への道案内看板。「港はこちら」と示す大看板、「port(港)」と、すべきところです。しかし、but,「poot(おなら、屁、ばか者、愚か者、あほ、間抜け、能なし)」としてあった。30年間誰にも指摘されずに、poot!。

 どう読んでも、「止れま」。路面に大きく(一文字が畳2枚分)白ペンキで書かれている。「止まれ」と、書くべきだったのでしょうが、「止」のあとに「れ」と書いてしまったらしい。その勢いで、「『ま』を忘れちゃった。『まっ』いいや!ペンキが余ったから後ろにくっつけておこう」。そんなわけで「止れま」にしてしまったのかな?きっとそうだね。

「おとしよりが出ます 注意」という、手書きの看板。文言の下には、老婆の顔が書かれていました。ジェンダーフリーの世の中、「お年寄り=老婆」は、「老爺」に失礼。「蛇」とか「クマ」とか「お化け」なら、「出ます」でいい。「おとしより」に対して「出ます」は、失礼。「おとしよりが、出てこられます」と、すべき!アハハ。

 複雑な気持ちになった道路脇の看板…、「いたわりゾーン ここまで」。文言の下には、老婆と子どもが手をつないでいる絵が。「いたわりゾーンの終点」であることは解る。しかし、その先は「いたわっていただけない」ってこと?そこで突き放されてしまったらその先はどうしたらいいの?

 「危い」の道路標示(公道)。「あぶい」と、読ませるのか?「危ない」の間違いじゃないのか?
 「危い」の道路標示が多い市の担当者は…
 「道路交通法に抵触しなければ、道路に文字などを書くことが可能です。そのため、『危い』の道路標示は私どもの市でも標示させて頂いています。また、送り仮名が足りないのは脱字ではなく、道路標示などは文字数が少ない方が分かりやすいので、スペースの問題などもあり『危い』のツーレター(2文字)としています」
この市の子どもたちは、漢字の書き取りで「あぶない」を「危い」と、書いてしまうのではないか?心配です。


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