アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

「飛んでイスタンブール 光る砂漠でロール」ん?砂漠?

2009年12月19日 | Weblog
 社会主義国への入国では、入国審査のお役人にいつも嫌な思いをさせられる。「オマエ、何がおもしろくないんだ!」と怒鳴ってやりたい。小汚いスリッパで尻を叩いてやりたい。しかし、「入国させないぞ、薄毛の日本人め」と、逆襲されたら…しょうがないので我慢、我慢。

 エジプトもトルコも入国審査の人たちはみなさんフレンドリー。日本のパスポートを見て、「こんにちは」と声をかけてくれる。出国の時など、ファーストネイムを呼んでの本人確認。出国のスタンプも、スタンプを持った手を頭まで上げて、大げさに捺してくれる。こちらが笑うと、さらに調子に乗る。

 エジプトから、トルコへ入国。トルコを訪問する外国人の国別ランキング(年間)は次の通り。日本はトルコに助けられたのに、トルコへ行く観光客が欧州各国に比べて少ない。このようなことでいいのだろうか?まあいいか。
 第1位 ド イ ツ 500万人
 第2位 ロ シ ア 400万人
 第3位 イギリス 300万人
 第4位 イタリア 250万人
 第5位 フランス 240万人
 番 外 日  本   7万人
 数年前までは、ドイツ人が圧倒的に多かったのだそうですが、近年ロシア人の旅行者が台頭してきたとのこと。ドイツ人は観光なのですが、ロシア人は、「買い出し」だそうで…。トルコから帰るときの荷物の量はとてつもないものだそう。ですから、欧州ではこのような合い言葉があるのです、「エアロフロートには要注意」つまり、ロシアの航空会社の飛行機は、買い出しの荷物で重量オーバーなので乗らない方がいいよ…。

 トルコ旅行の目的は大きく2つ。一つは、カッパドキアを自分の目で見る。もう一つは、VISTAと称され、BRICsの後継といわれているトルコの経済状況を肌で感じようということ(カッコイイ!)。
 あと…庄野真代の歌、「飛んでイスタンブール」…あのサビの部分が耳から離れない…だったら行ってみるかと。なお、「飛んでイスタンブール 光る砂漠でロール」という歌詞なんだけど…。イスタンブルに砂漠があるのか?そして、「ロール」って何だ?そのあたりを究明しようと。
 究明の結果、イスタンブルには、砂漠はなかった。
 ロールは・・・ロールパン→あった。ロールケーキ→あった。トイレットロール→あった。打楽器のロール→演奏法なので、形としてはない。ロールプレイ→これもあったんでしょうねえ。牧草ロール→なかった。牧草は、直方体に固めてありました(日本ではロールにする)。
 …結局「ロール」が何であるか特定できなかった。「飛んでイスタンブール 光る砂漠でロール」というのは、「イスタンブルへ飛んで、光る砂漠という名のカフェで、ロールパンを食べた」ということなのだろう…。


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