アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

「シャボノ」と「福建の土楼」

2009年05月05日 | Weblog
  客家の子孫がヤノマミ族…

 ヤノマミ族は、アマゾンの熱帯雨林からオリノコ川にかけてひろく居住しています。狩猟と採集が主な生活手段。彼らの住居は、巨大なドーナッツ形。中央は円形の広場になっている(シャボノと呼ばれている)」。空からシャボノを見た人が、「熱帯雨林の中のミサイル基地」だと思ったという。緑の中に突如現れる、巨大ドーナッツ。そりゃびっくりしますよ。

 私は、このシャボノと、中国の福建省と広東省の省境にある、「福建の土楼」が、無関係とは思えないのです。またまた、珍説をでっち上げる気かって?私の説は、立証されていないだけで、限りなく真実に近いものばかりですよ!自信があるから開陳しているのです。このような仮説、のちに立証されたときに、「誰が最初に仮説を立てたのか」が、問題になります。その点、このような形で公開しておくと、時間的なことが明確ですからトラブルが回避されるのです。

 シャノボも福建の土楼も、巨大円形の集団住居であり、中央が広場になっているという点で共通しています。航空写真を見れば、そっくりです。円形だけでなく、「方形のものもまれに混じる」…この点でも一致しています。

 福建の土楼は、4世紀初頭に客家(はっか:漢民族なのですが、独特の習俗を持ち、言語も独自のものをもっていた人たち)が建てました。倭寇の襲撃から守るために円楼にしたのです。円は、死角が少ないので、守りやすい。円楼は、日照や広さに不平等がない…これも注意すべき点です。

 我が家の二男は、ボストンの、「ブリガム&ウイミンズホスピタル」で生まれました。誕生後、母子で、数日入院していたのですが、病院のビルディングが円筒型。病室は円周にあり、中央にナースステーション。ナースが、どの病室へ行くにも平等な時間で行くことが出来る。「どの患者にも同等のメディカルサービスを」と、いうことを追求すると、当然「円形の病棟」に行き着くわけです。福建土楼やシャボノの考え方が、現代世界最高といわれている、「ブリガム&ウイミンズホスピタル」と、共通する。なぜか嬉しい。

 客家の流れをくむ人々が、ユーラシア大陸から、陸続きとなっていたベーリング海峡を通ってアメリカ大陸に渡った。そして、オリノコ川の上流に着いた。
 インカ帝国が13世紀の成立ですから、4世紀にベーリング海峡を渡った客家が、13世紀ころまでに、オリノコ川の上流、コロンビアとブラジルの国境付近のジャングルにシャボノを作って住み着いた。時間の考証として何ら矛盾がない。

 客家の子孫がヤノマミ族になったと考えています。
 根拠の第一は、シャボノですが、シャボノのほかに、人種的なことも挙げられます。ヤノマミ族は、南米の他のインディオと違う顔をしているのです。現在の東アジアのモンゴロイド、つまり日本人や中国人と良く似ているのです。裸族ですが、流行の洋服を着せ、顔に刺した焼き鳥の串のようなものを抜くと、誰もヤノマミ族とは思わないでしょう。そのまま原宿を歩かせても、なんの違和感もありませんよ。
 
 客家の子孫がヤノマミ族説は、この100年以内にDNA鑑定で立証されるでしょう。なぜ100年もかかるのか?NHKが、ヤノマミ族の取材許可を得るのに10年かかっています。シャボノへ入り込まなければ、DNA鑑定に必要なものを採集出来ません。年月がかかります。

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