アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

携帯食料…モニターよりも飢餓地帯に

2016年01月27日 | Weblog
 戦場で食べる携帯食料のMRE(ミール・レディ・トゥ・イート)を3週間食べ続ける…米軍がモニターを募集…。3週間食べさせていただけるほか、報酬200ドル(約2万3千円)をいただけるという。もちろん応募しようとしましたが、応募条件は18歳から62歳。あれあれ、年齢を詐称しなければ無理みたい。

 なぜ応募したかったかって?趣旨が、「腸内細菌への影響を調査し、免疫力を高めるメニューの開発などに役立てる」と、いうもの。実は、私は難病の持ち主でして、「自分の体が自分の体を攻撃する…」内ゲバのような病気。膠原病の仲間で、リュウマチの仲間で…免疫力がぁ…無い。モニターになりたかったなあーっ。腸内細菌については自信満々。20年以上ヨーグルトを食べていますから。

 日本でコカ・コーラが発売される前に、米軍の軍艦でコカ・コーラを飲みました。ランチボックスに(日本では発売前の)コカ・コーラ入っていたのですがね。ランチの量の多いこと!コカ・コーラのねっとり濃いこと!…米軍兵士はこれほど美味いランチを食べているのかと非常ーに驚いた経験があります。

 米軍は、携帯食料の研究では間違いなく世界一、それもぶっちぎりの世界一でしょう。
 第二次世界大戦前から、「高温多湿など劣悪な環境下での保存性や輸送耐久性」「カロリー補給や伝染病予防を考えた戦時食料」を開発していたといいますから。
 「缶詰や干し肉、コーヒーなどをセットにした機能的なもの…」これを食べている兵士と、食料がなくネズミやヘビを捕まえて生き延びていた兵士の戦い…

 携帯食料「MRE」は、わざと不味く作ってあるんだとか。旨い携帯食料ですと、非常時でもないのに盗み食いする兵士が出る。そうなると、肝心な時に「食料がありませーん」となる。こうしたトラブルを防ぐためには、不味い携帯食料でなければならないというわけ。

 で、どうしてこの話題を取り上げたかと言いますと…地球上の餓死者が頭にあったから。毎日4万人が餓死している。そのうち2万人は5歳未満。毎日ですよ!1年間ではないんですよっ!餓死の恐れがある子たちに、携帯食料「MRE」を配ってよ!日本では、毎日廃棄食品が3千万食も出るのですが、それを飢餓の子たちに送ることは出来ません。携帯食料なら送ることが出来ます。不味くてもいいから、送ってほしいーっ!トランプ氏なら何とかしてくれるでしょうか?