アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

「自巳責任」…飼いヘビがチワワを飲んだ?

2016年01月30日 | Weblog
 「頷いた」…これ、どう読むの?家内のプール友だちから家内にメールが入った。家内は、「うなづいただよ」と返信。相手からは、「それで意味が通じたわぁ」と。なんでも、「頷」を、「領」と思い込んで、「りょういた」では意味が通じなかったのだと。そりゃそうだ。
 よく見たら、「領」ではないと気づいたが、「頷」の読みをどう調べるか…それで、家内にメールで質問したんだと。メールにそうゆう使い方があった。

 「鉄也」という名前の自営業の人がおります。彼は、「鉄は金を失うと書く。縁起が悪いので、金偏に失うと書かずに、金偏に矢と書くことにした」と。なるほど、「失」と「矢」は似ているが意味が違う。

 こういう漢字、ほかにもた~くさんあります。「己(こ)」「已(い)「巳(み)」。「自己責任」を、「自巳責任」と書いてしまったら…自分で飼っていた蛇が近所の家のチワワを飲んじゃったとか…。
「已」は、使われていないんじゃないかって?化石になりかかっている漢字ですが、「已然形(仮定形)」の「已」で残っています。

「萩」と「荻」は、ホントしっかり見ないと混同してしまいます。荻はイネ科の多年草。ススキに似てます。萩はマメ科。秋の七草のひとつで、蝶の形の花をつけます。
 「気が抜けた酒」が「洒」。「ワンランク濃い味」が「昧」。そんな意味ではないが、「酒」と「洒」、「味」と「昧」も似てるわぁ。「宮」と「官」、「国」と「匡」、「四」と「匹」。あらら、どんどん出てくる。
 漢字は…ホント、おもしろい…。オチですかぁ?
 ホテルの部屋にあった避難経路が書かれた印刷物なんですが、「非難口」と書いてあったんです…。