市役所北側にあるこの場所、勤労青少年ホームとしてつかわれていました。今はホームとしての機能もなく、臨時的に使われているだけです。
1973年に立てられているので、もう38年ぐらいになるのでしょうか。もちろんエレベーターもありませんし、内部の壁や床もぼろぼろです。改修して女性センターとして使用していたのですが、建物が老朽化して危険、相談は連携が必要ということで、教育センターに移転した経緯があります。
写真のように敷地もぎりぎりの立地なので余裕がありません。ここに教育センターを移転させる計画のようです。
さまざまな相談業務が一緒に移るので、相談室の確保や、プライバシーの保護、安全の確保もしなければなりません。虐待やDVなどの加害者がたずねてきたら、どうしたらいいのかのシュミレーションもしておかなければなりません。(男女共同参画センターはここではなく、隣保館に移る計画のようですが、そうなればますます連携は失われます)
また適応教室には、子どもたちが参加しているので、広いスペースの確保が必要ですし今の階段は急で危ないので、階段もつくりなおさなければなりません。
事務所も狭いのでどう確保するのか、コンピューターの部屋などはどこへおくのか、と考えていくと、やっぱりこの計画無理がでてくるのではないかと思ってしまいます。
教育センターのための移転ではないのですから、どう考えても今より機能低下になります。
むしろ今より機能を高めて三木の教育のためのセンターとして充実させていただきたいと思うのです。