教育センターを勤労青少年ホームに移転するための予算案1000万円が計上されていました。これは勤労青少年ホームの耐震診断と、実施設計のための予算でした。
あの古い建物を教育センターとして機能させるために1億2000万ぐらいかかると試算されています。
教育センターに図書館を移転するための計画で、この建物に図書館の重さが耐えられるかという疑問をずっと投げかけてきました。しかし、回答は十分に重さに耐えられるということでした。しかし根拠となる㎡あたり300キロという重さは事務所や会議室のそれであり、図書館の閲覧室は580キロとか書庫は780キロとかいう数字になっています。そこに大きな疑問を抱いています。
ましてや下に児童センターがある中での図書館の重さはどう見ても不安がのこります。
大きな震災に見舞われているなかで、市民の安全性はまず第一に考えなければならない課題です。それがクリアーできないような計画は最初から無理があります。
また、教育センターを今の場所に立てて、活用している経緯から考えるとそれを勤労青少年ホームに移転させる理由もありません。
そんなわけで、移転のための予算を削除した、訂正の予算案を出しました。つまり移転をとめるための手段です。
しかし、みんなのぎかいと共産党が賛成、公政会、政志会、公明党は反対で、結果否決となりました。
総務文教委員会では、予算案は可決ということになりました。
しかし、まだ納得できないので荷重については、さらに調査します。