もて木みち子 オレンジニュースブログ版

今年のキーワードはゆっくりやさしく社会を変える

せんだいの絵本のお店

2012-07-22 | マイ日記
仙台ではもう1軒行ったお店はMikKeミッケ。本と絵本のサロン。そこでかったのがこの絵本。ひさびさのこどものともです。表紙からして美しい。そしてお話もすてきです。これは南アフリカのお話。そして絵はその国の女性グループによる刺繍なんですって。この世におはなしがなかったころのおはなし。

大津のいじめは大津だけにあらず

2012-07-19 | マイ日記

連日のように報道されている、大津のいじめによる中学生のいじめ事件。報道されるとざわざわと心が波立つ人が少なからずいると思う。「私の受けているこの苦痛もいじめなのだ」と。

いじめも、DVやストーカーなども、職場でのパワハラも、根っこでは共通だと実感する。

被害を受けているものは苦しんでいるのに、加害をしている側はそうした意識はない。そのギャップ。そして周りの無理解。ふざけていると思っていたなんて、過去に何度も言われて取り返しのつかない犠牲を何度経てきただろう。

「あなたさえがまんすれば、うまくいく」などというセリフも何度となく言われてきて、ますます被害をおおきくしてきた。

それを知っている被害経験のある人は、波立たずにいられないのだ。忘れようとしても忘れられない記憶。

話してみるだけでも楽になるなら話してみて。おそらくは多くの相談窓口で電話の向こうに語りかけているのだと思う。


盛岡朝散歩

2012-07-18 | マイ日記

仕事で盛岡に来ています。盛岡は歩いていくのにちょうどいい距離に散策コースが色々あります。川が市内に流れているので水が豊富。清水もいろいろなところにあります。

そして盛岡は豆腐消費日本一の街なのだそうです。朝の散歩では出来立ての豆腐を売る豆腐屋さんンがあり、おいしい豆腐が買えます。


配偶者暴力支援センターをつくるには

2012-07-14 | マイ日記

今日は神戸市のあすてっぷでDV被害者支援関係機関担当者向け行動研修会があり、参加してきました。神戸市だけでなく、各自治体の担当者の参加されており70名以上にも及ぶ人数でした。小野市の子育て支援課も参加されていたので、三木市ももしやと思いましたが、ざんねんながらいらっしゃいませんでした。いろいろ研修があるので、全部参加できるわけではないでしょうが、三木で配偶者暴力支援センターの設置について、議会で質問が出たらしいので期待しています。そのためには、担当の職員の方ができるだけ研修をたくさん出て検討していただきたいと思います。

今日のおはなしなどぜひ担当の検討している管理職の方や議員さんに聞いていただきたかったです。

一番印象にのこっているのは

DVの支援は「ただ寄り添ってお話を聞くだけではだめで、支援につながるような相談のききかたをしなければならない」ということでした。

つまりカウンセリングだけではだめで、実際の支援につながる「ソーシャルワークの視点」をもたなければならないということでした。

つまり、今までの女性相談の回数をふやしただけではだめだということです。

「できるかできないか」の検討だけではなく、「できるためにどうすればようか」を検討しなければならないということです。それは現場にいるものとして実感としてよくわかります。「ただお話をきいてもらうだけで、すっきりしました」と何年も同じ話を繰り返すだけでは解決にはなかなかつながらないのです。確かに同じ話を何度も聞いて、一度は決心して家を出ても戻ってしまうことを繰り返すということが結構あります。しかし、その中で、少しずつでも、今の状況から逃れていく方向性をみいだすということでしょうか。

配偶者暴力支援センターはできたけれど看板ばかりというところも少なくありません。本当の支援につながっていないのです、一方では悲惨な状態で駆け込んでくる人が後を絶たない現状のなかにいると、市町で窓口を作るときは、ぜひその自治体の社会的リソースを十分に生かしたものであってほしいとおもいます。市町がしっかりとしていれば一番いい支援が受けられます。三木は連携して親切な対応をしていただいているという話を聞いたこともあります。それは現在の三木の職員のかたが精いっぱい努力されているからだと思います。

税金をかけて新しくつくるならば、ぜひしっかりと検討して、他市の現状や支援者のヒアリングや、、調査をきちんと行って設置していただきたいと思います。

被害を受けている女性や子どもたちの未来のためにも、三木の現状にあったしっかりとサポートのできる機関でなければと思います。


図書館のこといろいろ

2012-07-13 | マイ日記

実際になかなか足を運ぶことができない勉強会にの情報です。

この講演会、講師はもしかして・・・。やはり、三木にふらりとお見えになったあのかたでした。

http://toshokannet.blog10.fc2.com/blog-entry-111.html

神戸の図書館ネットワークは私たちと同じ、図書館友の会全国連絡会の先輩です。

いつもいい情報をキャッチされ、講演会も質の高い講演会をされています。

また違うブログを発見。ここにも同じ講師の同じ口座のことが言及されていました。

http://sb2toshokan.blog.fc2.com/blog-entry-101.html

ちなみにテーマは「公共図書館におけるレファレンスサービスの現在」

 


レポート新図書館整備の考え方について(案)

2012-07-10 | マイ日記
湖東図書館館内の様子

昨日7月9日月曜日第2回目の、新図書館建築検討委員会がありましたので、傍聴に行ってきました。傍聴者は3名。このごろは必ず傍聴者がいて、風通しがよくなっていいですね。HPにも委員会開催予告がきちんと事前にアップされていましたし。これは、ほかの委員会の事務局の方も見習ってくださいね。傍聴するにも事前の広報がないと市民にはわからないのです。資料もきちんと用意されていましたよ。

さて議題はパブリックコメントや地区説明会の報告と、新図書館整備の考え方について(案)、視察先の決定など。

結局、建設予定地は、決定したということになります。いろいろ意見はあったけれど、教育委員会としてはこれで決定ということで、きのうの委員会でも、異論はありませんでした。これからは中身の議論ということになるのでしょうか。賛同というわけではありませんが、きまったことですので、それにしたがって次の計画について考えたいと思います。

新図書館整備の考え方については以下のような整備方針がだされました。

①市内図書館のサービス網の核としての役割を担う中央館とします

②ワンフロアーで利用しやすい開架室に読書席や視聴覚利用席を設置します

③ゆとりのある開架スペースや将来の蔵書計画に対応できる閉架書庫を確保します

④利用しやすく、人にやさしく、開放的なユニバーサルデザインを取り入れた施設にします

⑤周辺の環境に調和した建築デザインと。利用者に安らぎやぬくもりを与える快適な空間整備を目指します

⑥省エネルギーなど環境に配慮した施設整備を目指します

⑦市民の多くが交流、研修できるスペースを確保します

なかなかいい内容にまとめてくださったと思います。この方針に沿って具体的に進めていけばきっといい図書館になりますよ。

委員さんからは、省エネルギーなど具体的な方法は?

乳幼児や高齢者などという言葉で表現された具体的な整備の在り方は?

などの質問があり、

図書館の機能については、中央館と地方館との機能の整理ができていないとの指摘があり、事務局側が訂正するということになりました

次の規模、レイアウトについては先進地視察をしてからということになりました。

先進地視察については

滋賀県の東近江市の図書館に行くことになったそうです。八日市、能登川、湖東、永源寺の中から3館選んで行くそうです。

八日市、能登川、永源寺は三木市で以前視察に行った図書館です。そのころから三木はずいぶん変わりました。確か、映像の記録も司書さんがしてくださったはずです。そのころからどうかわっているのか、どこを変わらずに守っているのか、建物だけでなく、司書の働きもきちんと見てきていただきたいと思います。そしてできれば、公開で市民向けの、報告会をやってほしいなあ。

私たちもおススメの図書館ばかりなので、委員の方たちにはしっかり見てきて新しい図書館をイメージしていただきたいです。特に委員長の先生に。シロウトですから、と会議でおっしゃっていましたが、シロウトならシロウトの委員長として、きちんと役割を果たしていただくことを期待します。

 写真は予定されている、湖東図書館です。


おひめさま絵本

2012-07-09 | マイ日記

はじめましてスミレひめよ (児童図書館・絵本の部屋)2歳になる孫娘のマイブームは「おひめさま」だそうな。

自分の持っている服の中でも(フリーマーケットの服が多いのだけれど)ふりふりや、ふわふわのふくを選び、遊びではおひめさまごっこ

「さあ、おどりましょう」なんてすまして遊んでいるとか。

いったい誰の影響なんだろう。母親も祖母も、ふりふりやおひめさまグッズには全く興味がなく、洋服もシンプルイズベストと思っているのに、「あたし・・・」とおひめさまになりきっている様子が笑える。つい先ごろまでは、完全、おにいちゃんの影響で、恐竜と剣で遊んでいたのに。

ジェンダーに関する絵本ということでおひめさま絵本もとりあげた。

いまどきおひめさまなんて、関心あるのかなあ、なんて思っていたら何の何の。2歳にしてジェンダーはしっかりついてくる。

おひめさまも、いろいろ、どんなおひめさまが魅力的なのか、絵本のなかでも探ってみよう。

はじめましてスミレひめよ ハーウィン・オラムぶん スーザン・バーレイえ 小川仁央やく 評論社


すてきなブログ発見

2012-07-09 | マイ日記

バタバタと暮らしていて、ブログの更新もなかなかですみません。

と思ったら、ほかの方が、素敵なブログに掲載してくださっていました。

7月4日http://blogs.yahoo.co.jp/keikok_task/36553001.html

7月5日はこれhttp://ameblo.jp/letterfromwind/entry-11295042685.html

充実した2日間でした。

7月6日は図書館でおはなしかい

このごろ、上の丸保育園のこどもたちが、よく来てくれます。

楽しみにしてくれるようでうれしい!

写真は図書館でのたなばた。来場者が短冊にそれぞれの願ごとをかいていましたよ。

 


空が青いから白をえらんだのです

2012-07-01 | マイ日記

空が青いから白をえらんだのです―奈良少年刑務所詩集リクエストしていた本をさっそく借りてきた。図書館に申し込めばすぐ用意して待っていただけるのはありがたい。

「奈良少年刑務所詩集」 詩受刑者 編 寮美千子 長崎出版 2010

少年刑務所の「更生教育」として行われた「社会性涵養プログラム」から生まれた詩を編んだものである。

その詩の一つ一つに、犯罪を犯した少年たちの、生活や思いや、関係が浮かび上がる。

あたりまえの感情を、当たり前に出せない子どもたちがいます。

感情は鬱屈し、溜めこまれ、抑えきれないほどの圧力になり、

爆発して、時に不幸な犯罪をひきおこしてしまいます。(文中)

この本を読むきっかけは、犯罪を犯してしまう子どもたちの背後に家庭の中での虐待やDVが影を落としているのではないか、と思ったからです。予想どおり、というか予想を超えて、暴力はこどもに深く影を落としています。暴力のある環境では感情を出せなかったり、言葉を持たずに表現できなかったりということは、よくあることです。 

そんな彼らが、母を書いている詩が何遍もありました。切ないくらいに母を思う詩。

あたりまえの感情を、あたりまえに表現できる。

受け止めてくれるだれかがいる。

それこそが更生の第一歩です。

受刑者たちの心の声にどうか耳を傾けてください (文中)

刑務所ではなくても、当たり前の感情を当たり前に表現できずに、しんどい思いを抱えて生きている人と出会うことがある。

ことばをどう紡いで交わすことができるのか、この本からヒントをみつけられたらいいなと思う。