もて木みち子 オレンジニュースブログ版

今年のキーワードはゆっくりやさしく社会を変える

月は出ていた?

2009-09-18 | Weblog
 はばたきの丘のお月見会は、フラダンスで始まり、阿波踊りで終わった、楽しい催しでした。何より、傷がいをお持ちのかたがたがとても楽しそうだったのが印象的でした。踊りにも真っ先に入っていき、ひっぱられるように私たち周りのものも、踊りの輪の中に入れてもらって盛り上がりました。
 ボランティアさんたちの協力で、食べ物や飲み物もたっぷり、バザーもあって
楽しいひとときでした。
 
 ところで、月はでていました?
会場には上手に作られた月とおだんご、そしてススキがありましたが、外でどなたか月をみました?

障がいは理解と支援が必要な個性

2009-09-17 | Weblog
最近、障がい、特に発達障がいや、精神障がい、をめぐるいろいろな動きの中で活動しています。
9月12日(土)の午後開かれた、三木市障がい者相談支援センター市民向けセミナーに参加。
第一部の基調講演では『発達障がいの当事者からの発言』と題して笹森理絵さんのお話をききました。笹森さんはご自身が、ADHD,亜スペルガー症候群、学習障害、発達性運動障害野診断を受け、また発達傷がいの診断を受けた子も含む三人の男の子の子育て中の母親でもあります。
 お話では、自分のなかでのしんどさ、生きづらさが、傷がいによるものであったと知る前と知る後のこと、子育てのなかで、どう子どもたちと付き合っていくかまた、どの様な社会的なサポートを必要としているかなどを、とても具体的に、話していただきました。そのなかで、話されたのが『傷がいとは理解と支援が必要な個性」ということば。どこかの大学の先生の言葉ということですが、なるほどとすとんと落ちました。

周りにいる私たちは、その理解と支援をどのように進めることができるかを考えて実行していくことが必要なのですね。

というわけで、理解を広げるための企画として
映画会 『星の国から孫ふたり」の上映と
この映画の原作「星の国から孫ふたり」の作者、門野晴子さんをおよびして講演会を企画しています。
10月18日(日)14時から16時 三木市教育センター中会議室
会場の関係から定員は45名となっています。託児は先着10名まで。
門野さんを囲んで話ができるようにしたいと思っていますので、どうぞお気軽にご参加ください。講演会の参加は無料です。

今それらのチラシをあちこちにお願いしたり、参加を呼びかけたりしています。
そのなかで、『子育て中のお母さんからは、育てにくいこどもとどう向き合っていいのか分からない」とか「自分の子を傷がいと認めたくない』などの話も聴いています。しかし、「理解と支援」が広がれば、そうしたしんどさも幾分でも軽減されるはずです。
特に門野さんは孫育てというところから、自閉症のこどもを見ていますが、子育て中の母親以外の人にもこの『理解と支援』を考えていただきたいのです。

今夜は「はばたきの丘」でお月見会があります。
一緒に楽しみを共有しながら、『理解と支援」を考えたいものです。

あらためて参画と協働

2009-09-16 | Weblog
参画と協働ということばは、もう使われすぎて、擦り切れてしまいそうなのに、実際に「参画と協働」が行われているかというと、「これは違う!」ということのほうが多くて、どのように進めていけばいいのか、自分の中でも整理できずにいた。

きのうたまたま見つけた新聞記事ででかけた、多可町での
中川幾郎帝塚山大学大学院方政策研究科教授の講義では、そのあたりのもやもやしたものを、かなりラジカルに言語化して「講義」してくださった。

タイトルは
『図書館づくりはまちづくり」~参画と共同の先にあるもの~
主催は,多可町図書館ボランティアグループ
であったが、図書館そのものというより、それを取り巻く、自治体の文化政策における参画と協働という視点だったと思う。

まちづくりにどう『市民』がかかわるかは、今どの自治体でも最重要課題。
そのための、仕組みづくりが各地でおこなわれ、行政の予算や人をどう配分していくかが、進められている。指定管理者制度、委託、補助金、助成金、推進協議会制度、審議会や協議会。三木市でも例外なくここが問われている。

中川さんのお話は専門的で、まだ消化不良のところがあるのだが、簡単にいえばこういうことだと思う。
「市民という名前で、行政が悪い、首長が悪いと文句ばかり言いながら、市民の名前であれせい、これせいと要求ばかりする。そんな市や町は滅びる。
市民が地域のことは自分たちでやる、これは自分たちでできるから、行政はこれをしっかりやってもらいたいと、選択できる力をつけること。
さらに
市民は政治を選択し、議会は価値を選択し、行政は資源を選択する。
議会はお金と人をどこに使うかを、チェックするところ。これをいかそうとすれば、あちらを切らなければならない、その選択をするところ。
なるほど!

市民は
労働(稼ぐ)貢献(はたらく)行動(活動する)という3つの条件をクリヤーしてはじめて市民たる。そうか、稼ぐだけじゃだめなんだ。今のボランティアや市民活動は、はたらき、であり、活動することの要素となる。参画と協働は、その市民の3つの条件をバランスよく生かしていくことだ

と頭の中では整理がついたが、具体的にどう語るかが、次の課題。
三木でも、参画と協働、あちこちで緊急課題ですよ!

今日から質疑・一般質問

2009-09-09 | Weblog
ブログを観てくれた友人から、タイトル間違っているよ、と指摘があった。ありがとう!門野さんが三木に来られるのは、10月18日です(きのうは10月8日とありこれはまちがいです)

今日からいよいよ議会の質疑・一般質問が今日10時から始まる
本日はは 中尾(公政会)加岳井(政志会)立石(公明党)大眉(共産党)の各議員が質問に立つ。
三木市立かじやの里メッセ三木(仮称)と名づけた展示場(コンベンションホール)や別所の下石野分校跡の整備による、別所ふるさと交流館(仮称)などの条例や、補正予算案などが提案されている。
補正予算案には、HIBワクチンへのワクチン接種補助や、自殺防止のための予算なども組み込まれている。詳しい提案内容と質問事項は、今日終了後に。今回私は質問に立つ予定はなし。

門野晴子さん10月18日(日)三木へ来る!

2009-09-08 | Weblog

門野晴子さんご存知ですか?子どもの教育問題や介護の問題をとおしてに端を発し、学校教育や介護などをテーマに執筆、講演活動を行っている方。その書籍も、30冊ほどに及ぶそうです。

今回取り組む映画『星の国から孫ふたり』の原作者でもあります。

アメリカに住む門野さんのお孫さんが自閉症だったことから、発達障がい児について、本を書かれています。いわば孫育ての中で、発達障がいにであったということになります。アメリカに住むお二人のお孫さんとの交流を通しながら、日本とアメリカの、発達障がい児へのかかわりのちがい、取り組みの違いなどを痛感されています。

その門野さんが三木にきてくださることになりました。

この映画の原作でもある、「星の国から孫ふたり」とその後の成長をつづった[GiftedChild[自閉症児からの贈り物」の本を読んでほしいということでサイン即売会も予定しています。

せっかく東京から来てくださるのに、もったいないと18日(日)14時から急遽、門野晴子さんと語る会も開くことにしました。

傷がいを持っても持たなくても、子育て、孫育てをしている方や、発達傷がいのこども産にかかわっていらっしゃるかたには参加していただきたい企画です。

お孫さんの住むアメリカバークレイの例を参考にしながら、日本での、あるいは三木での発達傷がいのこどもたちの教育、療育について考えてみる機会にしたいですね。


青山ひと・まち・であいセミナー

2009-09-06 | Weblog
青山公民館にて、「ひと・まち・であいセミナー」
今回は東洋一郎・保子夫妻をお招きして、お話をうかがった。精神科看護師として
40年。その思いが、ご夫妻による「訪問看護ステーションみなぎの』の開設につながった。60歳を節目に、ちょっとゆっくりと、自分の思いを仕事に生かして生きたいと語られたお二人。
 精神科医療という分野に限定せず、地域の中で生きるなかでのひとつのステーションとして、頼りにされる存在になっていただきたいと思った。
東さん、本当にありがとうございました。

今回の青山ふれあいネットでは、たくさんの方がとても熱心にお話をきいてくださり、でごたえを感じた。青山で続けてもう7,8年になるのではないだろうか。
「長い間続けている活動が、年々地域の方たちに受け入れられるようになったのでは。地味にこつこつ続けることが大切だとおもった」
と夫からのちょっとうれしい感想。
『いつもでこの町で暮らしたい』というのが今回のテーマだったが、自分でできることを少しでもまちの活動に生かしていくことをこれからも続けていきたいと思った。

子どもの現在を考えて子どものイベントをしよう

2009-09-05 | Weblog
アクティブシニアカレッジのフォローアップ研修会。
テーマは「市民活動とこどもとの関係」つまり、子ども向けのイベントをしようと思っても、思ったように人が集まらない、広報の方法がわからない、こどもとどうつきあったらいいかわからない、などの課題が、交流会のなかででてきて、それについて、講師の栗木先生のアドバイス。

まず現在の子どもの状況を知ること、なぜそうなったかを知ること。などがあげられた。栗木先生の3つのポイント。
1 子どもの集中力が弱くなっている
2 話を聞けない子供が増えている
3 軽度な発達障害を持つ子どもが増えている

そしてその傾向と対策
1 最初から最期まで説明するのではなく、段階的に話をしていく。ひとつできたら次というように、具体的に完結に
2 耳だけから話を聞くということが少なくなり、ビジュアルな情報やワンフレーズの情報などになじんでしまっている。だから、それを逆に利用することも必要。
3 子どもの集団には、かならずそうした子どもが参加しているという前提で、そのサポートなども考えていくこと。

たとえば、大人がいいと思って企画した、刃物を使った竹細工教室に人が集まらない。
竹細工ではなくて、何を創るか、広報の段階で明確に分かるものがいい。
今流行のものは何かなど、いろいろなところから情報をとることがヒントになる。

なるほど、この話は、行政の人、特に子どものイベントにかかわる人にきいてもらいたかったなあ。たとえば、もうすぐ完成予定で、9月議会に提出される予定の、別所ふるさと交流館のスタッフの方々や子育て支援、市民協働のかたがたにも。

あいち国際女性映画祭へ

2009-09-03 | Weblog

9月2日からはじまったこの映画祭。国内・海外の女性監督をはじめ27本もの映画を上映する催しですが、その初日に、今回三木で取り組むことになった映画の初演があるということで、名古屋まで行ってきました。日帰り新幹線で、愛知県の男女共同参画センターである「ウィルあいち」へ行き、見たのが3本。

そのうち1本が『星の国から孫ふたり~「自閉症児」の贈り物~』

槙坪監督と、原作者の門野晴子さんのトークもあり、この映画を作るにいたった重いなども語られました。

三木での上演も楽しみです。槙坪監督(映画祭会場にて撮影)もきてくださいます。

その上、なんと原作の門野晴子さんもきてくださるというお話もいただき、とにかくこの映画会を成功させるべく、動き回るつもりです。


政権交代

2009-09-01 | Weblog
 朝通学路に経っていると、通学している小学生までが『政権交代・・・』としゃべっている。日曜日の夜からずっとテレビでは、そのニュースで持ちきりである。
 どぶ板選挙といわれる選挙のスタイルから、当選、落選の悲喜こもごも、さらに対決の姿勢をことさら強調した構図。
 面白がっているのは一日だけ。
さあ、今日から、三木も本議会が始まる。政権交代といっても、今日から何が変わるわけでもあるまいが、これから、じわじわと変化が出てくるのではないだろうか。
 まず、現政府が景気対策として、一時的に出していた補助金や交付金のいろいろ。決定されたものについては、執行されるのだろうが、予定しているものについては、この先どうなるか分からない。

 後期高齢者医療制度の廃止や子ども手当てなども、これから、いつどういう形で実現されるのだろうか。

 当面、来年度の地方交付税はどうなる?
国民が選択した今回の動きを、具体的に政府はどのような優先順位で進めていくのか、地方への影響は?
 三木でも、小野との統合病院という大きなプロジェクトを予定しているだけに、これからの国政の動きを、リアルタイムで、取り入れていく必要があるだろう。
 新しい議員さんとは、そのあたりもしっかり情報交換し、要望していきたいと思う。
 国政が近くなる!そんな期待感はある。