もて木みち子 オレンジニュースブログ版

今年のキーワードはゆっくりやさしく社会を変える

視察その2千歳市 

2008-07-31 | Weblog
千歳といえば、北海道の玄関口、飛行場のあるところ。多くの観光客もその名前は知っていても、通り過ぎるまちになっているので、なんとか訪れるまち、滞在するまちになってほしい、とは市の行政職員。
しかし今回の視察は、「千歳市こども通園センター」についてです。
こども通園センターって何をするところ?という素朴な疑問で、担当のこども療育課の方にお話をうかがいました。
まず、市にこども療育課があるというのが、最初の驚き。それも大都市ではなく、札幌のような大都市でなく、人口9万の市で、25人のスタッフを持つセンターがあるということに驚きました。それも、OT,PT,STなどの専門職を正職員で配置しています。
おもなサービスは発見相談と療育指導で0歳から受け入れています。
1歳半や3歳児検診や育児相談などで、相談を受けたりして、センターに来ることが多いようです。在籍児童数169人、さまざまなしょうがいを持つ子どもたちに対応しています。
三木にもこのたび、3しょうがい総合施設が出来ますが、こどもの受け入れをどのようなかたちでおこなっていくのか、今後の課題であろうと思います。
児童デイサービスをするとかしないとかという話もあったと思いますが、具体的にどのようなサービスを提供していくのかを、もっとつめていく必要がありますね。

みみずのカーロ 

2008-07-30 | Weblog
読書会を20年ぐらい(年数覚えられないのでいつもアバウト)続けています。 毎月、決まった本を読んできて、ただうだうだしゃべるだけの気楽な会ですが、まあその時々の旬な話題が出るんですわ。 今回は「みみずのカーロ」シェーファー先生の自然の学校 今泉みね子作合同出版 環境のこと話題になっている昨今、環境教育って何だろう、と考えながら、まわりを見渡してみるのもよかろうと思いまして。 Sさん「この本読んで出すゴミにちょっと気をつけるようになったよ。意識するとずいぶんゴミって減らすことが出来るんだね」 Hさん「落ち葉がたまって、きれいなんで、子どもたち学校から帰ったら、見にいったらなくなっていた。苦情が出る前に市が清掃してしまったらしい」 Kさん「田舎でも、暗い、落ち葉が厄介と木はどんどん切られていく。隣の木を楽しくぐらいの発想の転換ができないかなあ」 などと取り留めなく、しゃべっている会です。  興味のある方派どなたでもどうぞご参加ください。
9月の本は 佐野洋子作『シズコさん」新潮社

恐怖のゴミ屋敷

2008-07-29 | Weblog
急に自宅をリフォームすることになり、この猛暑の中、20年ぶりの整理がはじまりました。封印されていたごみが出るわ出るわ、整理以前の問題です。
ひとつのところを片付けると、また別のところを片付けなければならず、入れたり出したり、大騒動!現在ゴミ屋敷状態です。
本当は、事前に整理をしてから、工事にかかるのでしょうが、うちの場合は同時進行だったので、えらいことになってしまい、工事の人も呆れ顔。

でも、このさい、20年の整理をするぞ!と張り切っているのですが、この暑さ、おまけに、急な雷雨、いったん、外に出した荷物を、またあわてて入れ込むハプニングも。
台所は使えないし、部屋は荷物に占領されてるし、当分この状態続きそうです。

岩見沢市立総合病院

2008-07-26 | Weblog
視察その1 岩見沢市 北海道の中央、人口91915人の中核病院です。市立病院として黒字を続けているということで、視察しました。
病院としては、
三木市民病院と比較しながら見てみましょう()内は三木の数字4
診療科目は14(19)、病床数は一般、365、(323)精神115計484床(323)
職員数 医師41人(38) 看護師 321(204)人 医療技術68(48)人 事務24(22)人 その他28(10)人 計482(333)人
一日平均入院患者数467.1(234)  外来患者数 1162.2人(543)
手術件数 2272件 救急車の受け入れ件数1953件
 医業収支比率101.2(86.3) 人件費比率41.4(50.2)
病床利用率97.0%(72.4%)医業収支比率101.2(80.6)
の病院です。病院事務局の方にレクチャー受けました。公立病院は赤字が当たり前という常識(?)がこの病院にはありません。なぜなのだろうというのが、この視察の大きな目的です。
主な違いは、
●病床利用率です。長期入院の多い精神科をのぞいても95%近くになること。
●診療科目により、患者数、収益が得られるものを持っている。これは人口透析の中核的な病院として、人工透析器64台を持つ、血液浄化センターを持っています。この収益が年834,887,560円、一人当たりの単価が32967円で、平均週3回通院ということなので、収益が見込める部分だということです。それを4人の外科のドクターが、外科の診療と一緒に担当しています。
●病床も複合型で、違う診療科の人も一緒に入院している
●産科医師も少ない人数で、お産を扱っている
●救急も医師1名対応、他の診療科の場合はオンコール
●看護師の専門学校を持ち、看護師の確保に努めている
●精神科も115床持っている
など、三木と違う条件にあるので、そのまま比較は出来ませんが、過大な設備投資はしない、人件費、経費を切り詰める、など、かなり現場の方たちの努力と我慢が、数字に表れていると思いました。
もっと詳しい分析が必要ですが、三木の市民病院も現状分析をしながら見て生きたいと思います。
たとえば院外処方の導入。三木では薬価差益の減少を受け、経営上のメリットがなくなったので、院外処方を導入。薬剤師は病棟担当で薬剤管理指導を強化するとあります。岩見沢の場合は、逆に薬価差益で収益を上げているので、院外処方はしないとのことです。どちらがメリットがあるのかわかりませんが、具体的な検討が必要だとおもいました。
近隣では赤穂市民病院が、注目されているようなので、また調査してみます。



写真がやっぱりひっくり返ってる!

2008-07-25 | Weblog
今度は大丈夫と思っていた写真、やっぱりひっくり返っていましたね。すみません。
訂正したはずなのに・・・。今夜帰ってきました。今回の視察もいろいろな宿題をいただいていましたよ。最後のバスのなかでの、副委員長さんん挨拶にもありましたが、視察の結果を生かすのも殺すのも、これからの議員の動き次第。
よりよい、宿題にして、三木市に生かさないといけませんね。

岩見沢では、私立病院の健全財政化について
室蘭市では、健康づくりに、乳幼児だけでなく学齢期の子どもたちも視野に入れたプログラム
そして、千歳市で、乳幼児のデイサービスや、療育指導など、こども療育センターの運営について
さらにおまけで、苫小牧市の市民活動センター
などなどです。

明日から民生・消防委員会視察

2008-07-22 | Weblog
えっ!また視察?といわれてしまいました。委員会ごとの視察になっているので、7月に2回ずつ視察があります。今年は、意見を言うタイミングをはずしてしまい、北海道になってしまいました。
とにかく明日から出かけます。
今度の視察は病院、しょうがい児支援センターなどです。特に岩見沢中央病院は、全国表彰もされた病院です。しっかり見てくるつもりです。

知多の市民活動情報

2008-07-22 | Weblog
愛知県知多半島の5市5町には、地域に密着したNPOがたくさんあります。そしてその要となっているのが「NPO法人地域福祉サポートちた」です。神戸で講演会があったと気にお話をきいて、一度実際に見てみたいと思っていたので、いきなり電話してみました。電話はコミュニティレストランのランチ予約。そのとき、スタッフの方が、代表の松下さんに連絡してくださり、会ってお話を聴く機会に恵まれました。

この地域サポートちたは、三木を考える上で2つの面から関心がありました。
ひとつには、市民活動センターの運営。三木と同じく知多市立の市民活動センターがあり、そこに、社協のボランティアセンターとNPOサポートセンターと、行政の窓口が同じ建物に同居しています。その協働の仕方がどうなっているのかを知りたいと思ったからです。まさに三木市での当面の課題です。

もうひとつは、高齢者、障害者、子育て支援などの垣根を取り払った、地域密着型のNPOがたくさんあり、その活動をサポートするNPOとしての「地域福祉サポートちた」
の存在です。町レベルでも複数のNPOがあり、5市5町となると、実に多様な、NPOが点在しています。そのネットワーク化や研修、支援事業を〈NPO地域福祉サポートちた」が大きな役割を果たしています。
三木にはいくつかのNPOはありますが、それぞれの活動で、手いっぱいで、とても中間組織、支援組織が担えるようなNPOは現在のところ存在していないのが現状です。
現在は市の市民協働課がそのカンバンをあげていますが、市民活動を支援するようなノウハウは持っていません。
その中で、市民活動センターの運営をどうするかが、当面の課題かと思います。

そんな三木の現状を踏まえながら、お話をきき、現場も案内していただきながらたくさんのヒントをいただきました。

歓喜の歌大うけでした!

2008-07-19 | Weblog
きのうの映画会「歓喜の歌」おもしろかった!
笑って、わらって、泣いて、と感情を素直に出せるのが、暗闇での映画会のよいところ。小林薫さんほか、芸達者な役者さんたちと、「うんあるある]という場面設定と、
お勧めです。
隣の席のご夫婦も会話がはずんでいましたし、介護でお疲れ気味の知人も久しぶりで利リフレッシュしたといってました。
くたくたで、いこうかどうしようか迷っていた私も、なんだか元気になりました。
今日も元気で、行ってきます!

かぼちゃんさんありがとう

2008-07-18 | Weblog
夜、集まりを終えて家に帰ると玄関先に、この大きなかぼちゃんが、でーんと鎮座しておりました。この存在感、思わずパチリ。太陽の恵みと大地の栄養をいっぱい吸いこんでおおきくなった、かぼちゃ。ご近所のOさんが届けてくださったのです。空き地を借りて、丹精しているこのかぼちゃ、おいしい料理法教えてください!

明日で1学期もおわり

2008-07-17 | Weblog
くらくらするような、真昼の戸外。いよいよ夏休みです。子どもたちにとっては、ワクワクの、親にとっては、微妙な40日。
三木四季あそび応援団では、「紙しばいを作ろう」、ということで、紙芝居を作って演じる教室を開きます。
8月11日
8月17日
8月30日の3日間です。時間はいずれも13時から3時間程度。
この3日間で、ストーリーつくりから絵の描き方まで全部ひととおりします。
最後には演じ方まで行います。

政治にはあまり関係なさそうなこの企画ですが、タイムリーな企画かなと思っています。
目的はみずから表現する体験をすること。大人も子どもも一緒に同じことに取り組むこと。そして制作するだけでなく、それを使って、コミュニケーションすること。
いま、コミュニケーション力が強調されていますが、コミュニケーションには自分を表現することが必要です。それは、単に言葉だけでなく、身振り手振りや、目の力など、いろいろなところで、
しかし、子どもたちは、それぞれ、自分を表現したいはず。
子どもだけでなく大人も同じ。
紙芝居は一人芝居の世界ですが、取り組みの中で、いろいろな輪が広がることを期待しています。

先着20組まで。費用は紙代コミで500円と安いし、完成すれば夏休みの宿題になるかも。
お申し込み、お問い合わせは三木市ボランティアセンター 83-0090
参加をお待ちしています。

こどものために手をつなぐ

2008-07-17 | Weblog
今日は大阪まで講演会に行ってきました。
〈保護者と学校との関係づくり~子どものために手をつなぐ~」小野田正利教授
会場はほぼ満員。300人の定員と書いてあったので、そのくらいの人数はいたでしょうか。朝日新聞広告局の主催。
なぜこんなに参加者が多いかというと、最近流行の「モンスターペアレント」の研究者として、テレビや新聞などのマスコミによく登場しているからでしょう。
「モンスター」は学校だけでなく、病院や、行政や、政治の世界にも、あちらこちらで、無理難題を要求する人々が登場しているように報道されています。
しかし、最初に小野田先生は〈モンスターペアレント〉と呼ぶことをはっきり否定しています。モンスターと呼び始めることで、相互の関係性は絶たれてしまう。なぜ、そんな無理難題(これを小野田先生はイチャモンと呼んでいる)を押し付けるのか、その背景にあるものを考え、手をつなぐ方法を考えようという、至極まっとうなお話。、
どんな無理難題を学校に持ち込むかの、実例に、涙がにじむほど笑いながら、お話に元気が出ました。
またこれだけ講演回数を重ねながら、パワーポイントを使わず、大きく言葉を書いた紙を張る方法で、ピンマイクをつけながらうろうろ歩きまわりながらのパフォーマンスの講演スタイルも、よかったです。

実はこの先生、娘の大学時代ゼミの先生。教育学など興味があるとは思えなかった娘が先生のゼミに入り「ウチの先生おもしろいで」と言っていたので、一度三木にお呼びしたいなあ、と持ちかけても居ました。そのうちあれよこれよと、有名になってしまわれたので、なかなかチャンスに恵まれませんでした。
「家庭教育の3年」などでどうでしょうか。保護者や教員をせめるのではなく、「学校現場に元気と自信を!」をモットーに、こどものために手をつなぐことを訴えています。
子どもの教育問題で元気になる講演会なんて、そうないですよ。

議員総会

2008-07-16 | Weblog
議員総会15日10時から 急な召集だったので、ほかの仕事をキャンセル。議会開催中でなくてもいつも、予定を開けておかなければならないということか。公務優先ということですから仕方ありませんが。 議題は、兵庫兵県の新行革プラン第2素案についての説明。兵庫県も、組織の見直し再編で、県民局などの組織や三木の事務所などの整理が行われるようです。
三木市でも、市長名でこんなコメントも出されています。
議会にも意見を求めて、三木市として意見を提出するということのようです。


傍聴レポート第2弾

2008-07-14 | Weblog
審議会傍聴、第2弾今度は社会福祉審議会。三木市の社会福祉行政の現状はどうなのか、市民の意識はどうなのかを知る機会だと思い、参加しました。
はじめに、社会福祉全体の審議会で、そのあと高齢者福祉計画及び第4期介護保険事業計画についての分科会と障害者福祉検討部会とにわかれました。私は障害者福祉のほうを傍聴しました。
今後アンケート調査なども行いながら、〈「障害者基本計画)平成21年から26年まで
と障害者福祉計画『平成21年から23年)の策定を行う予定です。
まず基本計画や、福祉計画があるのをご存知ですか?障害者施策に関心のある方は、まずこの計画を開いてみてください。また具体的な障害者(児)へのサービスについては福祉のしおりというのがあります。
しかし、一般の方々にはあまり知られておらず、サービスを受けられるかどうかなども知られていないことのほうが多いような気がします。
特に、精神しょうがいや発達しょうがいといわれている人たちへのサービスについては、これからという気がしています。
さらに、地域の中で、暮らすためのサービスについてはまだまだです。
それらをどう計画に盛り込んでいくかが今後の課題です。
また、当事者の方がどれだけこの計画を知り、意見を表明する機会があるのかどうかなどについても、意見がありました。
アンケート調査にしても、さまざまなしょうがいを一緒にしてアンケート項目をつくっていいいのかどうか、などの意見が出ました。
しょうがい者福祉については、まだまだ勉強不足なので、これから実際にお話をうかがうなどして現場の声を集めていきたいと思います。

また、地域住民に向けての福祉教育も必要だと思いました。