もて木みち子 オレンジニュースブログ版

今年のキーワードはゆっくりやさしく社会を変える

西脇小児科を守る会

2010-01-31 | Weblog
 小野のエクラで、『西脇小児科を守る会』の方々のおはなしをききました。
西脇市内の子育て中のお母さん方を中心に、こどもの病気や地域医療について学んでいるグループです。2008年1月に立ち上げ、現在41名で活動しているグループだそうです。

 医師の負担を軽減するためにコンビ二受信を減らし、住民に適正受信を促し、病気に対する予備知識を持っていただくための勉強会(スタディママ)などを行っているということで、そのママたちが実際に、その内容を発表してくださいました。

 子育てしながら、自分たちで発表の内容ややり方を考えたり、グループトークを入れたりとまさに当事者目線での活動でした。

 三木でも「すこやかCOCCOクラブ」をたちあげましたが、まだその活動は、子育て中の方たちが主体になりきれていません。そのあたりをどう活動としてサポートできるかが問われていると思いました。

 

何で「みんなのぎかい」やねん?

2010-01-23 | Weblog
『みんなのぎかい』というネーミングに「何でやの?」というお声も届いています。
いろいろと、候補が出たのですが、

その1 みんなに議会を知ってほしいとおもったこと。議会はみんなのものであることを、もっとアピールしていきたいこと。

その2 市民とか民意とかの「みん」と仲間の「な」などの意味をふくめた「みんな」であること。だからひらがなにしました。子度も経ちにもしってほしいというのもありましたけどね。

その3 わたしたち2人だけでなく、みんなのちからを貸していただきたいとおもっていること。そのための、“場”をつくっていきたいと考えていること。

などなどで、ほかの「かっこいい名前」を落として決めました。

よろしくお願いします。

勉強したいというお問い合わせ

2010-01-22 | Weblog
三木市民の方から、福祉や心理学などについて勉強したいというお問い合わせいただきました。三木市は、社会人でも学ぶ機会を作りやすいかも。

まずは三木市志染町青山にある『関西国際大学」 には社会人枠とかシニア枠というのがあり、通常の入試とは違い、論文や面接などで、入学できるチャンスがあると思います。
短大を卒業された方は、3年次編入ということも可能のようです。

また通信制という方法もあります。
実は私は昨年春に、通信制の。東北福祉大学福祉心理学科を卒業ようやく卒業しました。
3年編入で2年間で卒業するつもりが、選挙や議員の仕事が突然入り、4年間かかりました。最初は張り切って、単位とるのですが、最期は単位取得と試験とで、結構苦労しました。

さらに大学院という手もあります。これも、通信制をもっているところがいろいろあります。大学院は、結局自分の研究テーマでの学習になるので、目的意識が必要だと思います。
上記の関西国際大にも、社会人枠大学院があります。これは、通常大学院なら必須の英語科目がありません。

他に、民間の研究所とか養成所とかもありますが、詳しい情報は持っていません。
しかし、生涯学習が叫ばれる今、三木市としても、単なる趣味教養ではなく、資格や就労につながる、学習機会が必要ですよね。

例えば、三木市に看護師や介護士として何年以上勤務したら、免除になるとか。人を育てて就労支援になる方法があったら・・・。

雇用が不安定になりつつある今、生涯学習の分野でも、就労支援ができるような、仕組みができたらいいですね。

今だからこそ新会派をつくろう!

2010-01-20 | Weblog
 選挙戦も終わり、市内に一斉に貼られたポスターもほとんど姿を消し、元の静かな三木に戻りました。しかし議会は、のんびりしてはいられません。
 今度の市長選で議員もまた問われています。市長に『税金の無駄遣い』とつきつけられたことをおとなしく認めるようでは、議員としての、存在は限りなく軽くなります。
 
 もっと存在感のある、議会を目指して、ここが正念場と感じています。
議員の数を含め、議員のありかたについては、議員自らが提案していかなければならないと思います。そのためには、現在議会のことを決める、議会運営委員会での発言の権利を得なければと、この3日間、熟慮し、話し合い、結局合意を得た2人の議員で新しい会派を結成すべく、本日付で届けを出しました。


新会派について
名称 みんなのぎかい
幹事長 茂木美知子 
副幹事長 大西秀樹
目的
●市民の声を反映できる議会をめざす
●二元代表性という議会制度の原点にたち、議会が首長と対等の機関として健全に機能するよう議会改革をすすめる
●市民活動、地域活動を積極的に行い、活動者の声を反映するようつとめる

基本的な確認事項
●特定の政党には所属しない無党派
●市民、特に声の届きにくい小さな声を届ける
●それぞれが、責任をもって意見表明を行う
意見が違う事項に関しては、十分にディスカッションを行い、会派として結論を出す。
もし、どうしても意見が違う場合には、それぞれ賛成、反対、その理由を表明する。
●会派のメンバーは、原則平等に、責任を負う
それぞれの委員会などでの報告、ディスカッションなどで、意思の疎通をはかる
●勉強会、セミナー参加など、学習、研修などの機会を積極的につくる
●他の会派からの提案は、相互でよく話し合い、会派としての結論をだす。また逆に、自会派より積極的に申し入れを行う
●今後、現職の議員をはじめ、三木市政に参加したり、発言したりしたい市民も、同じ目的や理念をもつ方とは、ともに連携がはかれるようつとめる

などなどを、確認しています。確認事項についてはこれからも話しあっていくつもりです。

 以前、同じ会派に所属していましたが、、それぞれ一人で退会しました。そのプロセスや理由は違うので、退会に際しては一人の責任において行動することとしました。
 そして、市長選のあと、改めて、今後の三木市政を考え、一緒にやろうと呼びかけ、話し合いをし、結果ふたりのスタートとなりました。
一人より、仲間として力を発揮できるし、元気になれると思っています。

今だからこそ、三木市の“夢”を語れる会派を創っていきたいね、と話し合っています。
どうぞよろしくお願い申し上げます。


予算編成時期にむけて勉強会

2010-01-19 | Weblog
ひさびさ、ひょうご議員ネットの勉強会。会場はいつもの明石勤労福祉会館。
テーマは、
国の予算、地方財政計画と地方への影響
政権が変わり、国の予算特に21年度第2次補正と22年度予算の、昨年との違い
等について、情報提供。
22年度の地方財政対策のポイントや緊急経済対策としてどの様な予算が組まれているかなどを説明をうけた。
22年度の予算案が3月議会に提出されるのをうけて、2月から各委員会での説明もはじまる。
市長も、2期目の方針として、議員削減を大きく掲げている。
議会としては、議会自らの改革案を出すために、審議を重ねる必要があるだろう。
しかし、今の、一人会派では、議運、議会運営委員会には、オブザーバー参加しかできない。つまり、出席しても発言はできないのだ。運営委員会で発言できるように、基盤を作りたい。

戦いすんで夜が明けた

2010-01-18 | Weblog
選挙中、選挙の話できず、すみません。

市長選の結果が出ました。23727対16658で現職再選となりました。新人の稲田さんを応援したわたしとしては、厳しい結果です。

夕べ、選挙事務所に集まったたくさんの人とその結果を聞きました。
わたしたち議員にとっても、その結果は、真摯に受け止めなければならないと思います。

予想通り、もうすでに現職は、3月の議会に、定数削減案を出すといってます。
議会への挑戦です。
否決すれば、解散ということになるでしょう。
市長の言いなりになるのか、議会自らが、定数を含め、議会改革をどう進めるのか、これからが正念場です。

これから、市民の民意を盾に、いろいろな挑戦があるでしょう。
しかし、議会もまた、直接市民から選ばれた、「民意」です。
議員の一人として、きちんと説明責任を果たせるよう、発信していきたいと思います。

稲田さん、本当にご苦労さまでした。
三木市民、誰もができなかったこと
NO!といって立ち上がる勇気を、市民に示してくださいました。
その勇気を、無駄にしないためにも、わたしは、本気で立ち向かっていかなければと決意しています。
特に地元の青山の投票率が11・57ポイントもあがったのは、大きな成果です。
ありがとうございました。
ご家族と、しばらくはゆっくりした時間をすごしてくださいね。

わたしは、今日から本来の議員活動二もどります。
今日は、午後から「ひょうご議員ネット」の例会。各地での予算編成について情報交換と議論です。

0歳から100歳までの絵本ボランティア

2010-01-13 | Weblog
今日は2つのボランティアのプロジェクトがうまれそうだ。

ひとつは「だっこで絵本の会」赤ちゃんか幼児まで、幼い子どもとその親たちと絵本を楽しむ集まりをすること
1回目は、吹田の青山台文庫で、『抱っこで絵本の会』を続けていらっしゃるお二人をお招きして、三木での抱っこで絵本の会を開いていただくことにした。さらに今度は三木で、実際に開いていくためのボランティア講座。
2月8日(月)三木市立図書館での開催を予定している。
教育以前の、こどもと子育て中の親のこころをやわらかく解きほぐすための場としてとらえたい。

ふたつめは、ときわ病院で、療養病棟でのおはなし会。長期入院している高齢の患者さんに、うるおいの機会をつくりたいと看護部長さんの願い。
表情がちがってくるんです、と部長さん自らが熱心に語られた。わたしたちボランティアが絵本や紙芝居をもって出かけていくつもり。

ボランティアは、社会への窓。一方的な奉仕ではなく、お互いに得られることがあるはず。介護や医療の現場にづかづかはいっていくことはできないが、こうした形で、高齢者の介護や医療を知る機会に、きっとなるはず。

たすきで未来へつなぐ

2010-01-11 | Weblog
今日は成人の日。
 三木市ではきのう、文化会館にて成人のつどいが開かれた。
着飾った若い女性たちの華やかさと、同級生たちが集うにぎやかな式典であるのは例年と変わりないが、、なんとなく感じたこと。
 
 お客様で受身の式典という印象が否めないこと。
 
 前方の客席を、来賓や関係者が陣取ってしまい、それも空席が多いので、誰が主役だろうと思ってしまうこと。わたしもその一員であるので、なんだか居心地がよくなかった。人生の先輩である来賓や関係者席は、サイドにするなどして、新成人がもっとスポットライトがあたる演出はできないものだろうか。
 
 他の市で行われている、新成人の実行委員での式の企画運営なども取り入れてみるのはどうだろうか。

 手話通訳や要約筆記は行われているが、それ以外の障がいをお持ちの方で、成人になられた方も参加しやすい工夫はできないだろうか。障がい者の団体や施設などでの成人式の開のはなしは聞いたことがあるが、誰でもが成人を祝うことができる取り組みはできないものだろうか。

 
壇上には、主催者である、市長、教育長、教育委員長、そして、来賓である、議長や県会議員などが並び、挨拶をした。

 皆さんそれぞれの言葉で、新成人へエールをおくられていた。
市長は一番最初に励ましのことばを述べられ、さっさと退席。その日が、どういう日であるかは知っている。しかし、せめて、新成人のことばをちゃんときいてほしかった。

 新成人を前に自分の夢を持つことを語られたが、
自分の夢を語ることだけでなく、相手の声に耳を傾けることも示してほしかった。

 きのうはグリーンピア三木で恒例の駅伝大会。例年、ライオンズクラブでのぜんざい炊き出しというボランティアに参加しているのだが、参加者は毎年増えて全小中学校の参加があったそうだ。

 みんなの力を合わせて初めてできる駅伝と、新成人へ未来へたすきを渡す成人式。

うれしい出会い

2010-01-10 | Weblog
今年の目標のひとつに、できるだけいろいろな方たち、世代や業種をこえて、出会いの場をたくさんつくりたい、そして、その中で新たなコラボレーションをつくっていきたいと思っていますが、新年早々、いい出会いがありました。

昨年末も、三木に住む、若い女性との偶然ですがいい出会いがありました。
そして2月にセミナーで話をしてもらうことになっています。詳細は後日
(kさん、これ読んでくださっていたら、紹介していいですか?)

きのうは、これからの三木を考える、さまざまなヒントを、提案するヒントを、実際にリサーチし、動き出そうとしている方に出会いました。

お茶も飲まず、びっしり話をしました。(ちょっとしゃべりすぎました。ごめんなさい)
何の前触れもなく、初対面でこれだけしゃべれるのは、ブログやHPというツールで情報を得られるからか

しかし、ブログでは得られないものが、実際に話すことで広がります。

家に帰ると、また別の、うれしい訪問があったことを知らされました。

今年も、充実して動き回れそうな気配です。


2010年読んだ本 その1

2010-01-07 | Weblog
生活保障 ~排除しない社会へ~ 宮本太郎 岩波新書 2009・11

 「生活保障」。ききなれない言葉である。社会保障はきいたことがある。生活保護をはじめ、年金、福祉的なサービスなどなど。生活保障は社会保障と雇用がうまくかみあわさって人々の生活を支えるしくみといってもいいだろうか。
 単に制度だけではなく、社会のシステムとして、働けるものは働き、働けないものは、社会的なサポートをうけることができる、それが固定化するのではなく、循環するといえばいいのだろうか。
 諸外国との比較もまじえ、日本のこれからの社会のあり方を考える上で示唆に富む本。そのデータは、単に外国ではとか、北欧ではといった乱暴な扱いではなく、北欧でも、年代や国によって差異があることを示して説得力がある。
 小泉政権およびその流れを引きずっていた自民党政権から、民主党連立政権へと歴史的な変換を果たしたものの、右往左往気味で、先が見えにくいなか、わたしたちはどんな国をめざすのかを考えるときに、ひとつの方向性を見出せるのではないかと思う。宮本太郎氏はひそかに注目。同じ著書で『福祉政治ー日本の生活保障とデモクラシー」2008もおすすめ(三木の図書館にあります)




ドジ続きでトホホな日

2010-01-07 | Weblog
新しい年を迎え、会派も変わり、心機一転で取り組もう!と気持ちばかりは、テンションあがっているですが、なかなか身辺整わず、きょうもまたドジ続き。

その1 年賀状の整理。市内の方には失礼しているが、市外からの年賀状も結構多い。年末は、筆まめの住所録がなぜか、全部消えていた!!
仕方なく、今までの年賀状をかき集め、住所録の作り直し。新しいものも加えて、ようやく完成し、保存してクリック!した・・・・つもりだった。
 ところが、今度はその新しい住所録が出てこない。あーあ、あの作業は何だったのだろう。また、最初からやり直し。

その2 年末に携帯を変えた。番号まで変えてしまったので、2本の携帯を持ち歩いている。青(今までの)がなったり、赤(新しいの)がなったり・・・。
おまけに、新しい番号でメールをいれたら(それも孫の写メいりで)、相手から、
「どちらさまですか?」そうか、名乗らなければわからないんだ。

その3 ケータイからブログに送れる機能をつかって、年末から送り続けていたが結局、ぜんぜん届いていなかった。それではとばかり、パソコンの目の前でやってみても、届かない。あれ、どうするんだっけ・・・・。

そんなわけで、机の上にたまった書類や本を整理するつもりができず、まだ新スタートは切れていない。これは自宅の話。
議員の部屋の引越しもまだ。だいたい引っ越す部屋があるんだろうか。あした事務局にきいてみよう。


議会改革目標10の提案より

2010-01-06 | Weblog
議会改革について、ネットで資料探しをしているときに
「変えなきゃ議会!2007自治体議会フォーラム」というサイトを発見。
それをみると、そうだ、これがいいたかったのだ!ということがかかれてありました。
最初に、「議会は、市民、議員、長等の交流と自由な討論による『民主主義の広場』です」と書かれています。
最初に議会基本条例をつくった栗山町議会基本条例の第2条には、同様のことが記されています。
さらに改革目標として
1 議員同士が責任を持って自由に討議する議会
2 市民も参加できる開かれた議会
3 積極的に情報を公開し、透明性のある議会
4 一問一答でわかりやすい議論をする議会
5 市民に分かりやすい議会
6 行政となれ合わない議会
7 市民と政策をつくる議会
8 行政から独立した事務局を持つ議会
9 実効性あるチェック機能を持つ議会
10自ら運営できる議会
と10の目標があげられています。
これを見て書いたわけではないのですが、なるほどと納得することが多く、自分のなかでも整理できました。実現するには、ずいぶんと課題がありますが。

選挙選が、もうすぐ始まるいま、こうした議会と行政の健全な緊張関係が作れる可能性の高い人を、市長に選びたいと思います。 

あなたの老後は?

2010-01-06 | Weblog
生活・介護支援サポーター養成講座 1月より開講!
どなたでも参加できます。
三木市の介護保険課とNPO法人アイアイネットとの協働事業で開催する講座です。
タイムリーな企画でしたので、ご案内いたします。
第1回目は「あなたの老後は?」
講師 神戸ライフ・ケア協会 理事長 神谷良子氏
1月20日(水) 
 午後1時30分~3時
場所は 三木市立市民活動センター 
です。この講座のあと、
1月27日 2月3日、2月13日、24日、3月6日と連続講座があります。
実習もあり、介護や生活支援を多方面から学べる講座です。
どうぞご参加ください。
参加申し込みは faxで 0794-82-5852 アイアイネット井上さんまで
案内チラシはこちらにありますので、お問い合わせください。

市民派ネット 今年の抱負その1

2010-01-06 | Weblog
昨年暮れに、会派を出て新しい一人会派市民派ネットをつくったので、今まで取り組んできた、図書館や、市民活動、子育て支援、などと共に、具体的な提案のできるよう、テーマを決めて取り組んでいきたいと思っています。

今年のテーマは、「高齢期をどう生きるか」です。一言に高齢期といっても、人生の4分の1もあるくらい、長いスパンで考えなければなりません。そこで、前期と後期にわけて考えます。前期は元気なアクティブシニアの生き方と、後期は介護が必要になったときのサポートのありかたです。
さらに、アクティブなシニアの世代は、その親の世代の介護に直面します。できるだけ、本人の希望に添えるような、多様なサポートを用意することが大事だと思っています。そのことを、個人の選択と、や行政の力で、公的なサポートを充実させ選択肢をひろげること、財政的な基盤のバランスを考えることが、政治ということなのでしょう。
 
 そんな意味で私のゆるやかな仕事はじめは、神戸伊川谷にある100年コミュニティを作る会の「ゆいま~る伊川谷」に見学に行ってきました。
伊川谷駅前にあるこの施設は「適合高齢者専用賃貸住宅」見守りサポートのついた高齢者マンションとその複合施設です。訪問看護ステーションや小規模多機能施設、食事が取れるTANNPOPO食堂、交流談話室、ホールなどが、あります。
 友人がそこの入居者で、実際に住んでいるお部屋にも案内され、食堂での、昼食もいただいてきました。
 住み慣れた家で最期を迎えたい人もあれば、今までの家や荷物を整理して、安心して最期を迎えられるよう、新しいコミュニティをつくろうという人もあり,ここは後者のタイプ。セキュリティや、安全のための装置、バリアフリーなどが整備され、また駅が目の前という立地のよさで、どちらかといえば都市型老後の過ごし方モデルです。
 単身で、あるいはご夫婦での入居もあり、自由度が高く、最期まで安心して暮らせるということが一番のメリットです。
 しかし、入居時に家賃のまとめ払いという形で、1300万~3400万という負担、月額単身で55000円という管理費の支払いが可能という人に限定されるということになり、さらに介護保険のサービスを受ければその費用は別額になります。

 入居の方たちはみなエレベーターや廊下ですれ違っても挨拶され、食堂でも同じテーブルを囲みと、普通のマンションにはない温かみが感じられました。
 
 三木市にはこのようなタイプの施設はありませんが、今後長い目で見ると、こうした都市型高齢者の場も必要となってくるかもしれません。
 また、既存のマンションや公営住宅と、介護サービスの施設や医療機関を、コーディネートしていくことも可能かもしれません。
 そんなわけで、一生すみ続けられる三木を考えるための「初夢その1」となりました。


今年もよろしくお願いいたします

2010-01-04 | Weblog
 正月休みをいただいておりました。
今日からブログ復活です。
年末問題提起をさせていただいたまま、留守にしておりましたので気になっていたのですが、予想通り、きちんとコメントいただいておりました。遅くなり申し訳ありません。これから、ゆっくりご質問を返していきます。

 議員定数の削減、言われっぱなしでいいんか!ということだろうと思います。
いいえ、いわれっぱなし、やられっぱなしでは、もちろんいけないと思っています。
 今三木市の現状では、定数削減より前に、取り組むことがいろいろあるように思います。
 
 例えば自由討議のなさ。本会議でも常任委員会でも、質疑や一般質問という形で、理事者側、つまり議員と、行政担当者とのやり取りに終始し、議員同士が、何を考えているんだか分からない状態、というのが、しばしばあります。
 委員会で可決されても、本会議で否決というのは、何度かあり、その理由もなんだかわからない状態。
 
 また、議長以下、役職を決めるときに、なぜか事前に全部決まっている。しかし、それは一部の議員のみで決められる。幸か不幸か、そうした事前打ち合わせにいっぺんも参加したことがない。つまりお呼びがない。呼ばれたら、「こういう決め方ってどうなんですか?」といえるけれど、知らないところで決まってしまう。会派の中での話なら分かるけれど、そうではない。一人会派もふくんだ超会派。
 今回の議会の本会議における、議長、副議長、委員長、副委員長のメンバーを見ていただければわかると思う。その前の年を見るともっとあきらか。これって、市長派であるかないかなんて関係ないと思いますが。

 質疑一般質問の時間、順序。現在はいつも最大会派が先で、時間は一人90分。先に通告さえすれば誰でもできるので、一人のほうがいいか、とも思う。ただし順序はいつも一番最後。ちなみに会派で人数が多くても、質問しようと思えばできます。しかし、慣例というもので、なんとなく人数が決まってしまうところがありました。時間短くても、みんなが質問したらいいのに、と思うのは私だけでしょうか。あんまり人数が多いと、質問が重複してしまうということもありますけれど。
時間が長いと、これでもか、これでもか、とつい時間いっぱいに使おうとしてしまうことがありました。

 常任委員会は、4つ、そして議会運営委員会があります。委員会は2つ所属しているので、ひとつの委員会は10名になります。これが多いか少ないかが、ひとつの目安でしょうか。他の議会ではひとつの委員会に所属することが多いようです。
 議運、議会運営委員会が、議会のあり方や、組織を変える大きな役割を果たします。メンバーは会派での人数割り。なので、一人会派は参加できません。ただしオブザーバー参加はできます。今まで一人会派をためらったのはここにあります。
 議運では、発言権がありません。これは、今後の課題としておきます。

 他に、決算委員会や、特別委員会があります。特別委員会で、この議員定数削減を含む、議会改革特別委員会や統合病院の開設まで長期で取り組む、委員会を開設していただきたいのですが、合意を得られていません。

 他に、形式的な質問ではなく、もっと分かりやすい緊張感のあるやり取りをするための、1問1答方式などの導入や、議会経費の削減など課題はいろいろあるのですが、まだそのテーブルにもついていないというのが現状です。

 まずは、議運において、特別委員会を開いていただくよう、他の会派の方々にお願いすることですかね。それとも、議運において直接、話し合いをしていただくことをお願いすることからか・・・。

 これは市長選の結果には関係ないことです。