芸術の秋を連日堪能
夕べは姫路に、左手のピアニスト館野泉さんを聴きにいきました。
館野さんは、もう40年前くらいからのファン。
仙台や神戸でコンサートを聴いたことがありますが、左手のコンサートとして復帰してからははじめてでした。
館野さんの演奏はいつも真摯で、人間としての誠実さが伝わってきます。
その音色は、いつも深い森の中をくぐって、浄化された空気のような、感じがします。
HPをみていたら、来年の大河ドラマの、テーマ曲のソリストにもなられたとか。
75歳になられても、あの透明感は素敵です。
きのうようやく6回の、DV被害者支援ボランティア養成講座がおわった。フー・・・。
神戸市の助成事業で、民間のNPOである、ウイメンズネット・こうべ主催。
主催者側のスタッフとしてかかわり、同時に受講生として参加し、かつ一コマは講師としてかかわり、という多面的なかかわり。
そして講座が終わった今、どのようにしてこの受講してくださった方たちを支援者として活動していただけるか、
10月から今度は兵庫県の助成金で実施する養成講座を、どのように展開していくか、(今度は10回コース)。目の前の課題は山済みしかしきのうの参加者全員の振り返りの中で、『この講座に参加してよかった!」という声がたくさん聞けたことはやってよかったという弾みになった。また実際に支援を求めている人がとおく奈良県から参加してくださったこともあって意義の大きさを感じた。
今後の課題
広報をどうするか?参加された人は、新聞の案内を見てという方が多かった。広範囲から参加者がこられ、チラシなどの広報は無理。ネットでの広報の方法を考えたい
被害者支援というと女性に偏りがち。しかし男性の理解者、支援者も必要。男性向きの講座も考えたい。
デートDVの予防啓発のニーズは多い。大阪府の助成もじつはこれ。大阪府下での高校でのDV防止授業を実施することに、予算が下りた。それを最大限に活用しながら、よりよいプログラムを考える。
などなど頭の中は飽和状態なのだが、夕べは何とか間に合って参加できた労音のコンサートで、癒された。
詳しくはkawakkiy さんのブログで。ホント感動でした。
主催は三木労音 労音さんがんばってます。グレードの高い音楽を常に提供してくれています。音楽やってる人、音楽好きな人、音楽はよくわからないので、チョイスの仕方を知りたい人、もっと会員になりましょう!
9月議会がおわったらしい。「らしい」というのは、日々の暮らしに追われていてわすれていたといった方が正確。
日常の市民が議会に関心を!などといっていたのに、立場が変われば、こういうことなんだ、と実感。
でもおそらくこういう日はブログの閲覧者が増えるので、なんかコメントしてるんではないかと訪問してくださるのだろう。
というわけで、一言コメント
議員報酬カットの議員提案は否決された。
定員削減よりは報酬カットの選択はやむなしと言う意見だったので、削減案ガ否決されたのは残念。
だって、そもそも削減に賛成なさって、議決したのは今回賛成議員のうち5名。なのに、新人議員が増えたとたんに、若い人のためとかいって、反対なさるわけですか?
若い人が議員をめざさなくなるというけれど、若いうちから議員の報酬はこんなもんだという意識に胡坐をかいて、庶民の感覚が感じられない鈍感さのほうが問題。
意識ある若い人たちが、議会をめざすには、もっと別のところに問題があると思う。
議会報告会の空気を、若い議員さん、新人議員さんは、どう感じたのだろうか。
若い感性をお持ちなら、今の市民感覚をうけとめられるはずだ。議会報告会での市民の声をどう反映されるおつもりですか?
若い人も、1年生議員も報酬は、何十年もなさっている議員と全く同じ。
何も暮らしが立たないほどのカットせよといっているわけではないのです。
「暮らしていけない」とか『若い人がなりたがらない』という感覚を問題にしているのです。
だって普通の若い人たち、市民はそれで暮らしを立てているし、仕事も必死で探しているのです。
自分は報酬もらっておきながら、というご批判も出そうですが、今は、その蓄えをとり崩しながら
市民活動と、求職活動をしています。
伊関友伸さんの講演会に行ってきました。加西市健康福祉会館 夜7時から 参加者は200人ぐらいだったでしょうか。
「地域医療 再生への処方箋』と題した講演は、前に読んだ著書『地域医療 再生への処方箋』につながるものでしたが、住民が当事者であり、医療者・住民・行政との共同さぎょうであることを強調されていました。
以下は伊関語録から
すべて人任せで、自分の要求ばかりを主張していては地域医療は崩壊する
地域のレベルが、その地域の医療のレベルを決める
地域医療の再生は民主主義の再生につながる
・自分たちの健康に関することゆえに、きちんとした情報提供と住民の間の議論があれば、人々は節度ある行動をする可能性がある
・それは、地域の民主主義の再生にもつながる
第2部は
加西市民病院の山邊院長との対談でしたが、質問の中に、小野三木の統合病院など再編乃中核病院との関係は?などがあり、逆に周辺の自治体でも、統合病院の関心が高いことをうかがわせました。
当事者である私たち三木市民はこれから建設に向けて進んでいる統合病院に向けて、行政任せではない市民の目を向けていくことの必要性を感じました。
今日の絵本は、夜の空気が心地よい今の季節にぴったりな絵本。
きょうはなんだか眠れないそんな夜。
やさしいかぜがひんやりとした夜の空気とであいます。
表紙の後ろ向きの母親がいい。こんな風に夜をすごすのもいいな、と思うこと請け合い。
子育てでお疲れ気味のママにおすすめです。
「よぞらをみあげて」ほるぷ出版 2009年
ジョナサン・ビーン作 さくまゆみこ訳
今夜 加西市民病院主催の 市民フォーラム があります。各地の地域医療の再生に取り組まれている伊関友伸氏の講演や院長との対談もあります。三木でもぜひお呼びしたいと前から思っているのですがなかなか実現できずにいます。関心のあるかたは、ぜひお出かけください。そして三木でも、実現していけたらと思っています。
市立加西病院では「市民に開かれた病院」をめざし、年1回『市立加西病院市民フォーラム』を開催しています。
5回目となる今年度は、市民の皆様方と病院がより良好な相互理解を築いていくために、「医療制度と地域自治体病院」をテーマとして、「市民・医療関係者・行政等とが一体になった地域医療の再生」を、全国各地をはじめ、マスコミや著書で提唱されている城西大学の伊関教授をお迎えし、基調講演をしていただき、その後、山邊病院事業管理者兼院長との対談を行います。
- 日時
- 平成23年9月26日(月)午後7時00分~午後8時30分
(会場は午後6時30分~)
- 平成23年9月26日(月)午後7時00分~午後8時30分
- 場所
- 加西市健康福祉会館 大ホール
- 内容
- 第一部 講演「地域医療 再生への処方箋」
講師:城西大学教授 伊関友伸氏
第二部 山邊院長と伊関氏の対談
- 第一部 講演「地域医療 再生への処方箋」
- 参加料
- 無料
20年以上続けている絵本のよみきかせグループ「みきおはなしかい*絵本の森」
月1回ずつ例会で絵本を紹
介したり、勉強会をつづけているのですが今月のテーマは
大人も楽しめる絵本。今回は仕事と重なっているので残念ながら欠席。9月29日(水)
で、何冊か紹介したいと思います。この本、アメリカのオバマ大統領ガ二人の娘たちに贈った絵本。オバマ大統領は政治では苦戦していますが、この絵本では、こどもたちにすばらしいメッセージを贈っています。
日本ではなかなか父親が娘にメッセージを贈るなどという習慣がないけれど(アメリカでもそうかな)これは、大人たちがこどもたちへおくることば、になっています。
文バラクオバマ絵ローレン・ロング絵 さくまゆみこ訳 明石書店 20117月6日発行
タイトルからしてすごい本。著者の米原万里さんは2006年惜しくも逝去。この本は同じ年に出された本。第一部私の読書日記、第二部書評 と1995年から2005年までの10年間の本ガ出てくるのだが、その量たるやハンパじゃない。それもほとんど読んでいない本ばかり。
そのなかで、去年実際に間近でおはなしを聞いた方の本も紹介されていた。なんだか不思議な出会いを感じた。
上杉聡「よみがえる部落史」社会思想社2000年。
私がこの方のおはなしを聞いたのは講演などではなく、議会の百条委員会がお呼びしたのだった。そのときの理論整然とした、品位のある話しぶりを忘れられない。
残念ながら、品位において態度やその言葉に疑問のある場面も他の方には見られたからである。
早速図書館に予約して読んでみようと思う。
脱ゴーマニズム宣言の著者でもある。
全国の図書館友の会のメーリングリストにつながった途端、いろいろな情報が入りだした。
以下もそこからの情報。さすが全国とつながるのは、強みだ。
文部科学省が9月に発表したというから、ごくごく最近の話。昨年の国民読書年を受けて、有識者による協力者会議が開かれ3つの提言がなされたという。これらの提言のどれもが、私たちの友の会の活動の方向性に合致するので、うれしい。
◇ 我が国の読書をめぐる環境は全体として厳しい状況にあり、また、様々な情報手段
や娯楽の登場に伴い、個人の読書時間は減少傾向となっている。こうした状況が、読
書を通じて得られる言語力、表現力などの重要性を軽視する風潮などとあいまって、
我が国の知的基盤を弱体化させ、豊かな未来への足がかりを失わせる危機につながる
ことが懸念される。
◇ こうした認識のもと、今一度読書の意義に立ち返り、誰もが読書に親しみ、その恵
沢を等しく享受できる環境づくりに向けて、国、自治体、さらには社会全体で早急に
取り組むため、以下の3点を提言する。
提言1 読書で人を育てる、「読書を支える人」を育てる
提言2 住民参加で自治体ごとの「読書環境プラン」(仮称)を策定し、実現する
提言3 読書の新しい可能性や将来像を構想し、推進するためのプラットフォーム
(基盤となる「場」)をつくる
例えば提言1の 読書で人を育てる『読書を支える人』を育てるの第一番目のポイントとして次のような記述がある
① 自治体の首長や議員の理解を得る
まず、読書の意義について、とりわけ自治体の首長や議員の方々に理解を求めたい。
多くの自治体では、読書に関する施策の優先順位は低く位置付けられがちであり、こ
のことは例えば学校図書館の蔵書の整備状況のように、地域による読書環境の差とし
て現れているとも考えられる。今後の知識基盤社会における人づくり、社会づくりに
当たっての読書の重要性について、地域において首長等の理解を得る努力が求められ
る。首長等には、図書館や学校をはじめとする読書の現場の実態をぜひ十分に認識さ
れ、改善に向けたリーダーシップをとっていただきたい。
アンケート結果発表後の動きこそ、注視する必要がある
ブレがちな行政や議会にきちんと物申す根拠にもなる。
去年までのはばたきの丘『お月見会』は、今年から「はばたき祭り」とリニューアル。内容も一部変更とかで、どんな催しになるか楽しみです。
9月22日(木) 18時から20時
はばたきの丘は、青山1丁目、山ぎわにあります。車でお越しの方は関西国際大学の駐車場脇から入っていきます。歩きの方は、緑が丘東小学校プールの西側から、歩いていけます。
バザーや食べ物、飲み物もありますよ!
図書館ともの会では、朝読書会inMIKIのメンバー募集中。朝10時15分から 三木市立図書館にて
http://www.facebook.com/profile.php?id=100002598782324#!/event.php?eid=226132107438903
自分が読んだ本をそれぞれ持ち寄れば、誰でも参加できます。一回目なので、どんな方が集まって、どんな展開になるか全く分からないのですが、とにかく異業種、異年齢、の集まりです。ものすごい読書家もおられるかもしれませんが、本はあんまり、という方もOK
私も本きらいじゃないけど、どちらかといえば、マイナー系、ベストセラーやビジネス本はほとんど読んだことはない。
なので、この際読んでみようか、スポーツ系 「なでしこ力」と三木在住作家(今でもお住まいですか?)福田和代「ヒポクラテスのため息」
けちなので注文する前に、図書館を検索。「なでしこ力」はもう入っていて、貸し出し中。このごろ図書館のベストセラー反応は早い!でも予約はまだ1人だった。
ヒポクラテス・・はまだ入っていなかったのでアマゾンで注文。
これらの本を紹介するかどうか分からないけれど、(実はマイナー系でひそかに読書中)本を通しての出会いが楽しみ。
マンガや絵本でもOKです。参加しませんか?
きのうの畑の近くの風景。この季節になるときまって一斉に咲き出す彼岸花。
そして稲の穂もずいぶん色づいてきましたよ。
この稲の穂の輝きを見ていると、日本人の原風景の色と思ってしまいます。
10月24日上映予定の「アンダンテ~稲の旋律~」も、稲の風景がなければできなかった映画だと思います。
夕べレンタルDVDでみた『ブラックスワン』と背景にあるテーマは同じ。自分の夢を託す母親とその中からもがきながら抜け出そうとする娘との葛藤。でも描き方は全く違う。ブラックスワンが白と黒なら、「アンダンテ」は、稲の輝く色。
「ブラックスワン」もメチャおもしろかったけど、『アンダンテ』のほうが、心安らかに見られるかも。アンダンテ、チケット販売中。こころが疲れている人におすすめです。
らいぶらり、と読みます。ライブラリーとぶらりと来て欲しい図書館という思いをこめて名づけました。会の世話人の方々が、タイトルの題字から、原稿、カット、編集までみんなで担当してくれました。まさにコラボのよさ。
このブログやフェイスブックなどネットでのコミュニケーション、情報交換ツールも次々生まれていますが、紙媒体の会報や、チラシ、なども重要なコミュニケーションツールとして、まだまだ、活躍してくれると思います。
明日は発送作業。現在85名の会員ですが、100人目指して、この会報もってお誘いしたいと思います。
図書館あまり利用しないというかたも、市民の運動や活動を応援すると意思表示としての会員をオススメしています。