もて木みち子 オレンジニュースブログ版

今年のキーワードはゆっくりやさしく社会を変える

女性は日本を救えるか?昨夜のクローズアップ現代

2012-10-18 | マイ日記

昨夜時間枠を延長して放送したこのテーマ

「女性は日本を救えるか?」

近ごろよくテレビに映るIMF専務理事のラガルド氏が登場。

彼女の主張は明快。女性が働きやすい環境を作り、労働力として女性が活躍できる場を作ること、それが日本の経済の発展につながるということ。

それは日本の少子高齢化の解決とも結びついていると。

女性が働くかどうか、ではなくて働き続けることが当たり前にならなければいけないということ

その働き方はさまざまで、パートタイムもあり、管理職としての道もあり・・・と多様な働き方ができる環境を用意すること。

ここにきて、国レベルで、あるいは国際レベルで、女性のエンパワメントが言われるようになってきた

女性を応援する活動を長いことやっていて、ため息つくことの多い日常で、これは追い風か

さて、私のささやかな、女性の支援の一つは、ファミサポ。週2回のペースで働くママを応援するために登校の見守り続けています。

最近うれしかったこと、それを見ていた現役ママが、自分ファミサポに登録してくれたこと

お勤めしているママもお勤めせずに違う形で社会活動しているママも、いい意味で協力体制できたらいいですね。

 


必殺仕置き人?!

2012-10-15 | マイ日記

全国シェルターシンポジウムが終わった。開催地は阪南市。人口5万の都市で、このような大規模な催しを開くのはすごい!阪南市長自ら、市を挙げてのDV撲滅宣言!夜の交流会でも市長とテーブルが同じで、盛り上がった。三木市もやろうとおもえばできるんだ!文化会館、会議室、グリーンピアなど設備は整っている。あとは市長のやる気か。

基調講演は、弁護士の雪田樹里さん

この女性、実は15年くらい前に緑が丘中学の広報委員会でお呼びしたことがある。子どもの権利についての取り組みをしていたのを新聞で見つけて、いきなりお手紙を出したのだ。

その後、雪田弁護士は、あの大阪府知事横山ノック事件の弁護士で、一躍時の人に。権力の頂点にいる人からのセクシャルハラスメントの戦いは困難を極めたに違いない。

その後数人の女性弁護士と大阪で共同弁護士事務所を設立。10周年を迎えた。常に女性や子どもの側に立って、精力的に仕事をしている方だ。見た目は細身でかわいらしい印象の方で、どこからそのエネルギーが出るのだろうと思っていたが、常にぶれない、権力との戦いが力になっているのだろうと思う。

今回のお話でも、最近目立つ、性被害加害者の無罪判決の検証についてのお話が印象的だった。

「えー、そんなことありえん」と思うような事例が、証拠不十分や、確証が得られないという理由で、次々無罪になっている事例を、1件1件検証したのだ。司法というまだまだ聖域といわれる領域を、崩すのは至難の業だ。しかし、法律や司法を変えなければ、本当に女性の権利は守れないのだ、という発言は力強く響いた。同じ場に出席していた方から、雪田さんに「必殺仕置き人」という言葉がでてきたが、まさにこうした「必殺仕置き人」や、「必殺仕事人」が、先駆的な仕事をしていても、それが当たり前になるには、まだまだ、たくさんのハードルが見える。今回のシェルターシンポでもたくさんの、仕置き人や仕事人が各地で活躍していることを実感することができた

その重さにつぶされそうになることもあるけどめげずに頑張ろう!

 


この1年

2012-10-10 | マイ日記
 
初めての読書会密度の濃い時間でした。

朝読書会inMIKI 初めての会が無事修了しました。今回は7名が出席。それぞれ、自分の読んだ本を紹介して、お互いにシェアしトークしました。一人10分ぐらいづつ自分の持っ...
 

これ1年前のブログ記事。最近やたら、1年前の記事というおしらせがあります。このごろ更新していないからでしょうか。そういえば、先日も、久しぶりにお会いした方にブログ見てますよとお声かけられました。最近更新せずにすみません。

ご無沙汰の失礼を少しでもブログでカバーしているのかもしれません。

1年前同様、というよりますますバタバタの日々です。

範囲が三木市から、広がって、外へ出ることが多くなり、三木の皆様にはご無沙汰してしまっている事情があります。

昨日は、ヒルトン大阪で会議、というと何?と言われそうですが、今度20日に行われるイベントの打ち合わせ会議。メリケンパークで行われる、イベントの会議です。ヒルトンも協賛団体というわけ。

http//www.accjwalk.com/supporter/index.html

この団体の助成を受けている団体ということで、「ワールドカフェ」を担当します。今年初めての試みなので、どんな企画ができるかわかりませんが、「働く女性とその家族を応援します!」というこのキャンパーン、いろいろな団体や企業を巻き込んだ大きなものになりそうです。

三木での取り組みも、続けていますので、これからも発信していきますのでこれからもどうぞよろしくお願いします。

ちなみに1周年を迎えた読書会、10月13日(土)10時15分から 図書館野3階でいつも通り開いています。毎月1回開いてきたこの会も定着しつつありますよ。どうぞご参加くださいね。

 

 

 


子育て中の絵本

2012-10-05 | マイ日記

おそざきのレオ「昨日の絵本で発見」講座にご参加ありがとうございました。熱心にメモを取る方、終わった後で、絵本を手に取ってみている方など、参加者の方の熱が感じられて、よかったです。

その中で、手ごたえのあった本の1さつ。「おそざきのレオ」はなにもできないトラのこどものおはなし。

字を覚えるのも、絵をかくのも、うたをうたうのも、上手に食べるのも何もできない子どものトラ。お父さんはドキドキハラハラしながら見ていますが、お母さんはどっしり。そのうち花が咲きますよ、と落ち着いています。

なかなか花は咲かず、お父さんはみないことにしました。といいながら、こっそり見ているおとうさんの姿がユーモラス。

ゆっくりだったり、人より遅い子どもをみまもるのは、親はなかなか難しい。なかなか父と母のテンポもあいません。日本ではイライラカリカリする母と、子育てはお前の仕事だろとばかり、知らんぷりをきめこむ父のパターンが多いようです。

子どもができないことより、それを見守る目が自分だけで、それ以外の自分を見ている視線が冷たい、だということに、母は傷ついていることが多い。つまり子育ての責任を自分にまかされていて、子どものできないことを自分のせいだと思ってしまう・・・。

ゆっくりな子どもの花はいつ咲くんだろうか、なかなか咲かない、いつまで待てばいいの?というのも、お母さんたちの悩み。まだまだつぼみなのかもしれませんよ、大きな花を咲かせるなら、待つこと、が大事かもしれませんね。

「おそざきのレオ」 ロバートクラウス文 ホセ・アルエゴ絵 今村葦子訳 あすなろ書房