きょうは横手の市立障害者通所施設ユーホップハウスと
横手市立大森病院ロビー・待合室
ベッド数150の地域密着型の自治体病院ですが、5年間黒字を続けている、経営としても優良病院です。病院長がお忙しいなか自らレクチャーしてくださり、その病院の中身に触れたようにおもいました。その秘密は、ベッド回転率が100%近く、いつもべっどがうまっているじょうたいであること。
夕方5時から7時までの『夕暮診療」「女性外来」など、患者目線の取り組みをどんどん実現していること
医師や看護師の確保がなされており、また若いスタッフがおおいことから人件費の抑制がおこなわれていること
などをあげておられました。
平成19年には全国自治体病院協議会優良賞病院表彰、
平成20年には自治体立優良病院表彰において総務大臣表彰を受けておられます。
病院長の運営方針が明確であり、また保健・医療・福祉・介護が一体になった『地域包括ケア」の推進がおこなわれており、高齢化率30%を越す地域のとても大きなよりどころになっていると感じました。
三木と小野で計画している病院とはおのずと規模も目的も違いますが、危機感を持った取り組みに学ぶことは多くあると感じて帰ってきました。