もて木みち子 オレンジニュースブログ版

今年のキーワードはゆっくりやさしく社会を変える

NPOに求められるリーダー像

2012-02-28 | マイ日記

サーバントリーダーシップと言う言葉があるそうだ。

企業などではマネジメントの方法が数々編み出されているが、これも又そのひとつ。

サーバントリーダーシップは、部下をサポートしていくこと、支えていくことがその行動の原点である。

自省や自己観照をふまえて行う対話を中心にして「奉仕者型のリーダー」ということらしい。

このリーダーのあり方は、NPOや福祉職のリーダーにも役に立つ。

実例として資生堂があげられ、土日や就業時間後に意見交換会をする

どんな耳障りなことを言い出しても黙っていることを条件に話を聞く


十分な協議って?

2012-02-28 | マイ日記

今朝の神戸新聞に市立図書館移転先の記事が出ていた。

「市立図書館移転先 文化会館駐車場の南側 市教委決定」とある

今回の発表は、「市の教育委員会が決定した』と言うことを注目

市は決定した!と言うことを強調したいのだと思う。

しかし、活性化構想(案)には、

「なお新築は、平成27年度のオープンを前提に、施設内容については、今後、市民などの意見を聴きながら、調査研究、検討のうえ決定されたい」とある。

こちらは「決定されたい」であり、あくまでも案である。移転場所についての説明はあったのかもしれないが、活性化検討委員会で決定されたものではない。

ましてこの活性化委員会の策定は、スケジュールによると、4月5月のパブリックコメントを経て、6月に策定されることになっている。

ということは、新築の場所まで活性化委員会で「十分な協議」をしたわけではないということである。活性化委員会では、そこまで求められているわけではなく、事務局案を覆してよくココまでの結論に導いてくださったと敬意を表する。

新築に関しては、ハコモノどうするだけでなく、新築に当たっての基本構想など十分な論議が必要である。歴史の杜に引っ張られない、きちんとした構想のもとにおこなわれなければならないと思う。それはいわば図書館を作るうえでの常識であり、多額の税金を投入して、数十年の使用をかんがえてのことだから当然のことである。

よくささやかれる、選挙のため、議員の人気取りであっては絶対にいけない。(これは他の自治体の例なので念のため)

教育委員会の無謀な案に翻弄されて、建設的な活性化案がなかなか論議されずに、ご苦労もあったと思う。

しかし、活性化委員会は、新築の方向性を出しただけで、新築の場所を決定したわけではないのである。

なぜこのタイミングで、「決定!』を出さなければならないのか

これは、あくまでも教育委員会の決定である。

市民の意見を反映した決定ではない

記事にしてくださった神戸新聞社さんありがとう

市の発表に惑わされないようにしましょうね


図書館は文化のバロメーターとおっしゃいますが

2012-02-26 | マイ日記

ようやくスタートに戻ったと思った図書館問題、あれれというまに、「決定!」の通知。誰が決定したん?

これから委員会立ち上げて話し合いしようと言うんじゃなかったの?コレをスピードと言うなら、スピード違反じゃないの?

今後委員会を開くとおっしゃいますが、本棚をどう並べるだけかだけの委員会だとしたら、図書館協議会を馬鹿にしていることになりません?

図書館を文化のバロメーターとおっしゃるなら、三木の文化度って?

 


たて×よこの問題か!?

2012-02-23 | マイ日記

怒りはなるべく静めて収めて、穏やかに話し合いを進めていきたいと思っていたけれど、やっぱり怒りがむくむくわいてくる。またしても図書館問題。

1年前の今頃、私は無謀な移転計画に怒り狂っていた。

そのときのある幹部の言葉が忘れられない。

「なんで、そんなに問題だと主張するのか分からないと・・・。」

その方に個人的な恨みは全くないけれど、その発言にブチギレた。

何もなくても、さまざまな想定をし、安全や安心を確保し、市民が本当に望んでいるかを見極めて、仕事をするのが行政ではないのか。まして、震災以降、さまざまな甘い想定や計画が、さらに、復興を遅らせている現状をどう捉えているのだろう。

全く問題ないといっていた計画が、数ヶ月で崩れ、又新たな計画を出してきた。そしてそれが「決定!」だという。一体1年前の計画変更に何を学んだのだろう。

甘い言葉で「新しいものを作ってあげますよ」と言えば市民は喜ぶとでも思っているのだろうか。

もうぎゃあぎゃあ言ううるさいやつらもコレで黙るとでも思っているのだろうか。

中津川の図書館計画が、建設途上で中止になったのをご存知だろうか。市民の総意を作り出すことをおろそかにすると、そういうことが起こりうる。中津川ではこの問題で市長が変わり、図書館計画は中止になったのだ。

1年前、移転計画に反対の人は、それなら「新築のほうがいい』と言った。私もそうだ。新築ができることを望んでいる。しかし、それは結果ではなく仕切りなおしをしようということだ。

仕切り直しをして、じっくり計画を練り直しましょうということだ。

「たて×よこ」はもっともっとあとの話だ。計画によっては丸い建物だってあるかもしれない。

館内の動線を考える前に、町全体の動線を考えるべきだ。まちづくりの中で図書館がどんな位置づけでどんな役割を担うのか、そのあたりの合意がないと設計なんてできない。

検討した結果、やはり文化会館駐車場になることもあるかもしれない。でもそのプロセスが大事だ。

それをしないと、無味乾燥のハコモノに本が並べられるだけになってしまう。それではあまりにもったいない。

そんなことは、何も私がぎゃあぎゃあ言うことではなく、図書館建設のいわばスタンダード。

どんな図書館をめざしているかは、「たて×よこの問題」ではない。

誰の発想かわからないが、たて×よこの問題にすり変えようとしている組織に私は腹を立てている。

コレは図書館だけの問題ではない。だからますます市民として腹が立つ。

 


あさになったので・・・

2012-02-23 | マイ日記

仙台で行った「本と絵本のサロン ミッケ」で買った絵本です。ここのオーナーの方とお知り合いになり、早速おしかけて美味しいイコーヒーをご馳走になり、おしゃべりしてきました。

仙台らしい並木の定禅寺どおりにある小さなサロンです。他にいろいろなイベントもやっています。昨日は編み物サロンを開いたようです。

こんな空間があったらいいな、今ことができたらいいな、と言うことが形になったサロンです。

仙台でほっこりしたときにはぜひたずねてくださいね。

というわけでふーちゃんとさくちゃんに一冊ずつ、そして私用にこの一冊。

この絵本、ネット画像や写真では残念ながら出せない、あたたかくて、深みのあるいい色が全面に出ている絵本です。ミッケのお店に寄ったときに、並んである絵本の中でまず目に入った絵本です。

表紙も、カバーも、そして帯も取っておきたい絵本です。

帯にはこう書いてあります。

きみのまちははれているかな

なにげない日々のくりかえし その中にこそあるたしかな希望 生きることのよろこび

そう東北ではこれを待っているのだと思います。

作家の荒井良二さんは、山形の出身です。

 

あさになったのでまどをあけますよ


春まだ遠し

2012-02-22 | マイ日記

東北から帰ってきたのに、なかなか更新できず申し訳ありませんでした。東北では結構頑張って張り詰めていたのに、帰ってきた途端、なんだかぐったりとしていました。錘が身体中ついているような感覚。

整理しなければならないことはたくさんあるのに、手に付かずにいます。

東北の被災情報量はこちらとは比較にならず、現実の復興回復もまだまだです。さらに地域間で地域差、自治体差、個人差が顕著になったような気がしました。

話をすればするほど、今まで見えなかったものが見えてきて、困難さを抱えている人が多いことに気が付きました。しかし新しい出会いもあり、続けて何かできることを具体化していけそうです。

春まだ遠し、でもきっと春はやってくると信じたい。

母のこの冬の手編みのセーターもらってきました。一人暮らしもずいぶん落ち着いたようで。

どこか連れて行ってあげたいと思いましたが、寒い中行けたのはデパートだけ。でも自分のお金でこまごましたものを買いものして、うれしそうでした。

 


塩釜で支援活動

2012-02-10 | マイ日記

明日から宮城県で支援活動入ります。

今日は東松島、石巻、女川町などの被災地に行ってきました。特に女川町は震災後初めて訪れた場所だったので衝撃でした。

建物ガ積木が倒れるように横倒しになっています。元あった町がみな壊滅していました。

明日11ヶ月目。時折雪の舞う寒い東北です。

 


塩釜で支援活動

2012-02-10 | マイ日記

明日から宮城県で支援活動入ります。

今日は東松島、石巻、女川町などの被災地に行ってきました。特に女川町は震災後初めて訪れた場所だったので衝撃でした。

建物ガ積木が倒れるように横倒しになっています。元あった町がみな壊滅していました。

明日11ヶ月目。時折雪の舞う寒い東北です。

 


生涯学習の拠点“図書館”のいまとこれから

2012-02-03 | マイ日記

またまた全国友の会からの情報

市政12月号に特集記事がでているそうだ。生涯学習の拠点“図書館“のいまとこれから

4つの寄稿があり

慶応大学文学部教授 糸賀雅児市のほか

那珂市長 海野徹 箕面市長 倉田哲郎 伊万里市長 塚部芳和氏が寄稿されている

それぞれ、同感、共感、疑問などがあるが、自分の市のとしょかん行政について、市長自らがが発言しているのが興味ぶかい。

 4日のワークショップでのテーマが、「〇〇市が元気なのは図書館が元気だから」と市長や市民が胸を張って言える図書館をめざしているか、だが、このような発信があり、市民が論議できる場を作ることが必要である。市長がどんなビジョンを持っているかがよくわかる。

さて三木市長はどんなビジョンをお持ちなのだろう。

 


テーマは「三木市が元気なのは○○が元気だから」と胸を張るために

2012-02-02 | マイ日記

いよいよ2月4日の「図書館未来ミーティングin三木」が近づいてきました。

講師の嶋田さんからの資料に目を通しながら、こんなワークショップができたらいいなという思いを強くしています。

ワークショップのテーマにはこうあります。

「三木市が元気なのは図書館が元気だから」と市民も市長も胸をはるためには、新しい図書館を含めてどんな取り組みをすればいいだろうか?」

私が瀬戸内市に行って感じたのは、そんな空気でした。新しい図書館ができたわけでもないのに、全国から視察の方がくるとか、観光をかねて図書館も見学するとか、お互いの施設がリンクし合っていると感じました。

図書館のミーティングに観光パンフレットを渡されたのに、軽いカルチャーショックを受けました。

そうなんだ。市内からだけではなく、市外の参加者のためにも、瀬戸内市を知ってもらうように情報提供しているんだ。情報は、ただラックに置けばいいというものではなくて、もっと生かしていくものなんだ。そのおかげで、瀬戸内市で昼食をたべ、お土産を買い、夫はつりをして魚を持ち帰り、さらに海の近くに宿を見つけて、今度は泊まりで行こうといっている。半日のミーティングに出ただけで、こうして瀬戸内市を身近に感じ、つながりができる。

例えば図書館がもっといろいろな発信ができるかもしれない。

そう思って企画したのが今回の未来ミーティングです。それは単に図書館の場所をどこにするとか、どんな建物にするとか、ということだけではありません。

三木市が元気になるためのひとつのヒントになればいいな、と思っています。図書館以外のことで、三木を元気にしたいと思っている方や、行政の方もぜひ参加していただきたいと思います。