もて木みち子 オレンジニュースブログ版

今年のキーワードはゆっくりやさしく社会を変える

手づくりせっけん

2008-06-30 | Weblog
ハーブ入りの手づくり石鹸をつくりました。ラベンダー・ローズ・カモミールの3種類。ほのかに花の香りがして、あわ立ちも滑らかな石鹸が出来ました。
合成洗剤をなるべくなくして、石鹸を使おう!
環境にやさしいこと、体に優しいことは、愉しみながら実践しましょ!

下石野の池 2

2008-06-30 | Weblog
昔下石野分校があった近くに池があリます。みずすまし、かえる、げんごろう、水にすむ動物たちがたくさんいます。ザリガニつりにこどもたちがやってきたところ。
但し危険ですので、子どもだけでは来ないよう注意!

下石野の池

2008-06-30 | Weblog
あたごやまのふもとにある池。ザリガニがたうさんつれました。知る人ぞ知る秘密の場所。正危険なので子どもだけで行かないでね。
ザリガニはするめやちくわがお好きなようです。
ここは、廃校になった分校の前にあった、下石野分校跡。門はまだ残っていて、にぎやかな子どもの声が聞こえてきそうです。

鎮守の森へ

2008-06-30 | Weblog
別所の下石野へ行ってきました。
下石野はもと分校のあるところ。鉄道跡地とともに、その活用をめぐって今話しあいが進められているところです。今日は、三木四季遊び応援団が、下石野の魅力を探ろうと、地元の方の案内の下に訪ねました。
皇子神社。まさに鎮守の森といえる森に囲まれてひっそりと建っています。
そして、愛宕山。これは古墳らしいのですが、まだ発掘調査はされていません。そのふもとに、ザリガニ池があります。ザリガニつりをしました。するめやちくわでたくさんザリガニがつれました。
旧三木鉄道の駅もありましたが線路はさびはじめていました。
さらに見つけたのが、古い分校、幼稚園のあと。幼稚園の建物だけが残っていて当時がしのばれます。学舎はもう残っていませんが、校門の跡だけを残しています。
小さいころの思い出がよみがえってくるような下石野でした。

紙芝居の可能性

2008-06-28 | Weblog
紙芝居サークル〈おもちゃ箱)の例会があるというので三田の図書館に行ってきた。
辻太一さんという方が中心になって、紙芝居の作成から演ずることまで、全部ひっくるめての活動である。
7月には箕面の紙芝居コンクールがあり、エントリーしたメンバーの4人が、1次審査が通ったということで、その練習をみせてもらった。

まず、いいなあと思ったのは、大人も子どもも一緒のサークルなのである。エントリーした5人も子ども3人大人2人。作るのも演じるのもみな平等だ。幼稚園から高齢者まで幅広い年齢層が参加している。もちろん女性も男性も。

そのなかで、自分だけのオリジナルの紙芝居を作る。ストーリーも絵も、みなそれぞれの生活の中から生まれてきたものである。きょうりゅうの紙芝居の子はきゅうりゅうがくわしいんだろうな、と思うし、シーソーに乗ったりドッジボールをしたり遊びが出てくる。

大人の場合はスーパーにいったリ。自治会長さんがでてきたり、生活が穂の見える。

発表の段になると最初はみんな恥ずかしいから、声がちいさい。でもだんだん大きくなり、普段のせりふも入ってくる。表現するととの楽しさを実現できるのだ。

それを三木でもやってみようかな、ともくろんでいる。出来るだろうかという不安もあるが、やってみるしかない、とも思う。できたら楽しいだろうな、とも思う。

三木を語るミーティング

2008-06-28 | Weblog
ゆうべ、三木二ついてフリートークする集まりがあった。少人数だったが、いろいろなテーマが出て、遅くまで熱心に語り合った。
出てきたテーマは
ゴミ問題、病院のこと、幼稚園、アフタースクール、政策協定、少子化 三木の人口現についてなどいろいろな話題がのぼったが、一つ一つ書きつらねると、膨大になるので
ゴミ問題をとりあげようと思う。
現在地球温暖化などが話題になっていることもあり、三木のゴミ問題も再び話題にのぼりつつある。分別方法が変わったときにはあまり、問題にならなかったのに(むしろ、埋め立てごみが減ったと評価されていた)CO2削減目標が達成されそうになく、むしろ増加していることで、話題になっているのである。私も質問した。
CO2量が削減せず、あがったのは、理由がはっきりしている。今まで何でもかんでも埋め立てていたプラスティックを燃やせるゴミと、資源ごみとの2通りに分別することになったからである。
しかし、この方法が間違いで元に戻せということではない。
この前の分別では、ダイオキシンの問題が浮上して、プラスティックゴミを燃やさないことにしてただただ埋め立てたというだけのことである、埋め立てゴミの多さは尋常ではなかった。埋立地がいつまで持つのだろうかと不安になった記憶がある。
その結果、また新しい埋め立て処分場を作ることになり、膨大な費用がかかってくる。この使用年月を出来るだけ長くするには、埋め立てゴミを減らすしかない。

一方、高温焼却によりダイオキシンが発生しないということになり、プラスティックが燃やせるようになった。リサイクルにできるプラスティックは別に出すというルートとの2本立てである。
回収したプラスティックは、お金を出して引き取ってもらう。その予算2961万。
汚れているプラスティックは引き取れないので、可燃ごみになってしまうというわけである。
そこで、今度は違うゴミを減らそうということになった。古紙を可燃ごみとしてではなく、資源ごみとして回収使用という試み。月1回ステーションで始まった。行政が業者に委託して回収するシステムで緑が丘と吉川の2地区をモデルとしてはじまった。500トンを目標にしているという。このコストに800万。各ステーションを回って回収ということで、業者に委託している。単純にいえば1トン当たり16000円かかるということになろうか。しかし、これは古紙の売り上げが入らないのでその分が
どれだけ減るのか、もう少し時間をかけてみないとわからない。
子ども会などの集団回収と並立で行っている。
このコストの違いを比較してみる必要はあるだろう。、
次に減らせると思うのが台所から出る生ゴミ。これを何とか減らせないか。
市で行っているのが、電気生ゴミ処理機、コンポストやぼかしの利用への助成。
しかし必ずしもたくさん利用しているわけではない。

そこで考えた減量作戦
その1 まずゴミの分別を正しく知って、ゴミの量を減らそう。特に燃やすプラスティックゴミを減らそう
その2 生ゴミ減量化で助成制度を使うなら、その有効な使い方の説明や実践を紹介する方法を考えよう。またそれによりどれだけ、焼却量が増えるのか、数値化する必要がある。
その3 家庭以外の市の関連生ゴミ、たとえば給食ごみを、堆肥化する方法を考えよう。給食調理室ごとに、生ゴミ処理機を設置するとか、いったん全部回収して処理して堆肥化する。しかしここでもコストを試算する必要がある。
その4 ゴミを出さない、増やさない、正しい分別のために、ゴミ処理場の見学や
分別の説明する職員を招いて勉強会をする

実際、言うだけでなく、みんなでやって見ようということになった。
企画して、市の人に来てもらいゴミのダイエット作戦を考えることをやってみようと思う。ただ文句をいい批判するだけでなく、市民も実践するプログラムを作らなければと思う。
やってみよう!ゴミダイエット大作戦、
 

継続審査

2008-06-28 | 議会だより
26日本議会がおわりました。
最後の1日はホットな1日になりました。
議員提出議案 議会の議員の報酬及び費用弁償等にかんする条例の一部を改正する条例の制定について

を政志会と公明党で発議しました。
中味は委員会の委員長、副委員長手当をやめましょうということ。
委員長月額24000円、副委員長18700円の加算を廃止するという提案。
常任委員会4、運営委員会、特別委員会などで、委員長、副委員長は議員の過半数が占め、複数のポストを兼務している場合もあります。
委員長、副委員長がそれほど過重な職務とも思えません。(なってみないとわかりませんが)
費用を削減するひとつの入り口としては適当ではないかと思うのですが、
運営委員会付託となり、賛否同数で継続審査となりました。
まだまだ議会の中で変えたほうがいいところはたくさんあります。それを一つ一つ実現していくように、提案していきたいと思います。

現在男女共同参画週間です

2008-06-25 | Weblog
6月23日から29日は男女共同参画週間です。
今年のテーマは「わかちあう 仕事も 家庭も 喜びも」です。
喜びを分かち合えない、大きな原因に、暴力の問題があります。
DV(ドメスティックバイオレンス)です。

三木でも残念ながら、児童虐待やDVの相談は後を絶ちません。
家庭教育が言われ、子どもの育ちが云々される昨今ですが、家庭内での暴力をなくさない限り、家庭で喜びを分かち合うことなどありません。

この週間の最終日に、子どもは見なくても知っている ~DVと児童虐待~
の講演会があります。
発表されたばかりの男女共同参画白書によると、平成17年度に「身体に対する暴行」
「精神的な嫌がらせや恐怖を感じるような強迫」「性的な行為の強要〉のいずれかが
何度もあったという人が女性10.6%、男性2.6%あります。
1,2度会ったという助成は22.6%です。この数字は、いつもどこでもほとんど変わりません。つまり、幸せな結婚をしたはずのカップルに、10人に一人は、日常的に暴力を受けているという結果を示しています。これでは喜びを感じるどころか、不安と恐怖の日常です。
さらに、大きな影響を受けるのが子どもの問題です。DVと児童虐待は密接な関係を持ち、子どもの心と体を蝕んでおり、将来に影響を及ぼすことが少なくありません。

ヒトゴトではなく、この問題を、一人でも多くの方に知っていただきたいのです。特に子育て中の方や、医療関係の方、福祉関係の方、行政の方には参加していただきたいと思います。
いろいろな人がかかわり取り組まない限り、児童虐待やDVはなくなりません。
「日本一美しいまち みき」を掲げていらっしゃるなら、人権問題として大きな課題です。みんなの力で児童虐待やDVをなくして、喜びを分かち合える家庭にしていきたいものです。
開催は下記の通りです。

講演会
〈子どもは見なくても知っている ~DVと児童虐待~)

6月29日(日)午後1時30分~3時30分
三木市男女共同参画センター 『三木市教育センター4階
講師は 吉廣 紀代子さん
(「こころを殴られたこどもたち」などの著書があるノンフィクションライターの方で東京からいらっしゃいます)
入場は無料です。
主催は 三木市男女共同参画ッセンターです。


木は旅が好き

2008-06-25 | Weblog
きょうはちょっといいお話。
友人が、みんなの居場所をつくろうと、夢をあたためて、それを形にしようとしています。まずは名前を、ということでいろいろ、案を探っていたところ、息子さんが、一冊の詩集から、1篇の詩を紹介してくれたそうです。息子さんの感性の鋭さと、母子の想いが感じられて、この詩が輝きを増しました
詩集は「倚りかからず」詩人は茨木のり子
そして、詩は 「木は旅が好き」
ふだん、なかなか詩集など取り出すことのない日常ですが(この詩集たしか買った記憶あるのに探しても見つからない)図書館から借りて、久しぶりに開いてみました。

木は旅が好き

木は
いつも
憶っている
旅立つ日のことを

ひとつところに根をおろし
身動きならず立ちながら

花をひらかせ 虫を誘い 風を誘い
結実を急ぎながら
そよいでいる
どこか遠くへ
どこか遠くへ

ようやく鳥が実を啄ばむ
野の獣が実を噛る
リュックも旅行鞄もパスポートも要らないのだ
小鳥のお腹なんか借りて
木はある日 ふいに旅立つ_空へ
ちゃっかり船に乗ったのもいる

ポトンと落ちた種子が
〈いいところだな 湖が見える〉
しばらくここに滞在しよう
小さな苗木となって根をおろす

元の木がそうであったように
分身の木もまた夢みはじめる
旅立つ日のことを

樹に手をあてれば
痛いほどにわかる
木がいかに旅好きか
放浪へのあこがれ
漂白へのおもいに
いかに身を捩っているのかが

決めた名前が〈大きな木〉
旅たつことを夢見る、種たちのための居場所や、実を求めてやってくる、獣たちの遊び場のような、プラットホームを目指して歩み始めました。
そんな夢を、周りの人たちが、大きな木を囲んで支えていける場になればいいですね。




環境教育の本

2008-06-23 | Weblog
先にご紹介した「」みみずのカーロに引き続き、ドイツの環境シリーズの本2冊
「森の幼稚園 シュテルンバルトがくれたすてきなお話」
これはデンマークで始まった、森の幼稚園のお話、自然の中で子どもたちが遊びを通して得るものが、環境教育の第一歩ではないでしょうか。いっぱいヒントが詰まっています。今幼稚園の統合をめぐって意見交換会などがされていますが、これからの幼児教育に何が必要か、など中味の話は出ず、もっぱら人数の話。教育委員会の事情もわからないではありませんが、公立幼稚園が、三木市の中でどのような位置づけをするかが重要です。そんななかでこの森の幼稚園などもひとつのヒントになるのではないかと思います。
もうひとつ、ホースランドパークに予定中だという、びっ子ランド(仮称です。この名前かえてほしい)の構想も、見えません。どんな構想なのかが見えないと、計画そのものも、中途半端なものになってしまわないでしょうか。子育て支援課の計画なのか、ホースランドの活性計画なのか、市民のためのものなのか、市外の人も入れた計画なのかということです。今は子育て支援課の事業となっていますが、そのあたりの連携はとられているのでしょうか。

「6000000000個の缶飲料 町をかえたマリーとF組み子どもたち」共に合同出版
これは、空き缶飲料をなくす取り組みを、特別学校のこどもたちが行った実際の出来事。家庭の事情や病気などで、問題を抱えた子どもたちが通う学校で、取り組んだ運動が町をかえたというお話。環境教育の可能性をしめしてくれます。だれでもできる、どこでも出来る、そして子どもたちを主役にというのが、環境教育のポイントではないでしょうか。ドイツではペットボトルのビンも使い捨てではないそうですよ。


日本でも環境教育が話題にのぼるようになってきました。三木もようやく環境教育がいわれはじめました。でも中味はなかなか見えてこない。
要は三木市として、どのようなビジョンを持って環境教育をしようとしているかが見えてこない。まずそのあたりをきちんと話し合うとおのずと、プログラムはできるのではないかと思うのですが・・・。
それには、教育委員会の枠を超えてプロジェクトを組んでいくことが必要だと思います。

ほかに参考になる本
「ここが違う、ドイツの環境教育」
「ドイツを変えた10人の環境パイオニア」
実はいずれも今泉みねこさんという環境ジャーナリストの本です。ドイツ在住ですが
常に日本を、それも中小の都市を視野に入れて書いています。なにもかもドイツをもねすればいいというものではありませんが、発想を変える、常識を変えることは必要なことだと思います。 


広報みき6月号が消えた!

2008-06-23 | Weblog
公民館や福祉会館など公共の場で広報みきがなくなったという、ウワサ。5月号はあるのに6月号はない!

これは36ページのよかたん特別優待、平日入浴無料券のためらしい。
ある風景。
「おじいさん、一緒によかたんにいこうとおもっても券が1まいだけではねえ」
 
「ばあさんや、公民館にいってみたんだがもう6月号はないらしい」
というわけで、このおじいさんおばあさんはよかたんにいったのかどうか・・・。
無料券恐るべし!
それで広報みきが読まれるならいいけど、どうも券だけきりとってポイということになるらしい。今度実施のときはせめて、ペアとかなりませんか?
しかし、一方別の声
「それは、もう一人分は買ってもらう作戦ちゃうの?」
どれだけの枚数が回収されたんでしょうね。
私も行ってみよおっと。

市民活動は市民のもの

2008-06-22 | 市民活動・ボランティア
21日、9時からアクティブシニアカレッジ講座。
現在2期生の方が受講中ですが、1期生がこれまでの成果を発表するというもの。
参つのグループがそれぞれ発表しました。
私の所属する三木四季あそび応援団では、「あそび」をキーワードに展開しようと計画中。そこに紙芝居をもってきました。
紙芝居はある年代以上の人は、何がしかの郷愁を感じるアイテム。またメッセージするツールとしても使えます。紙芝居を持っていろんなところへ出かけて、ひとと人とのつながりを作ろう、というわけです。

ほかのグループもそれぞれ、いろいろなアイデア満載で、盛り上がっています。
この動き、ムードが大切。既存の団体の動きとは違う、力が期待されます。

メンバーの皆さんの、やる気とアイデア、そして絶妙なチームワークが、それぞれのグループのいい味を出していますが、忘れてはならないのは、ボランティアセンターのスタッフの、コーディネート力。みんなの思いを形にするべく、陰になり日向になり、支援してくれています。この動き、なかなか行政では出来ない動きです。
ボランティアセンターも、名称を変えて新たな活動を進めようとしています。
行政が出来ることは行政で、行政ではできないことは、思い切って任せてしまう、
これが大事だと思いますけどね。市民が自ら何が出来るかを、模索しているときに、
いままでのやり方を持ってきても、機能しません。動き始めると、必ず行政の手助けが必要になってきます。ソノ時が官製の市民活動センターの出番です。
出番を求められたときに、役に立つように環境整備をす住めることが必要だと思いますけどね。



みみずのカーロ

2008-06-20 | Weblog
午前中は建設・水道委員会。朝日が丘の市営住宅立替工事の入札により、業者と価格が決定。その承認を得るための委員会。
午後は、なんだか疲れてしまい、久々のごろ寝の昼寝と読書。
返却期間を延長しまくっていて、そろそろ返さないとマズイ本。
このまま返しちゃおうか、と思ったのですが、まあせっかくと読み始めた本。
これ、なかなかいいです。
「みみずのカーロ シェーーファー先生の自然の学校」今泉みね子作。ドイツの環境教育を紹介した、子供向けの環境教育の本なのですが、大人でも充分にフムフムと感心しながら読めます。学校二もってくるおかしや飲料のゴミからはじまって、みみずのカーロを素材にしたさまざまな取り組み、川や森の問題、失業の問題にまで及んでいます。こうした長いスパンで考える、環境教育が必要なのでしょう。

ドイツが環境の産業で発展を遂げているのは、こうした、環境教育などの積み重ねがあるからではないか、と思ってしまいます。 今度、ゴミの問題を切り口に環境問題取り組もうと思っているのですが、なかなか奥が深く、簡単に答えが出そうにありません。
しかし、表面だけのイベント環境教育ではなく、継続性のある環境教育は是非必要だと思っています。そのプロジェクトを市でも立ち上げたらいいのにと思いますが、
とにかく、縦割りの担当課を超えた、取り組みをしていかないと、いけませんね。
きのうの文化振興ビジョンもそうですが、市長部局と教育委員会との溝を、何とかしないと、環境教育もおそらく難しいでしょうね。

ともあれ、今回の1000本のキャンドルライトと七夕も、これっきりにおわらせないような仕掛けが必要ですね。どなたかいいアイデア出してください。

文化振興計画って何?

2008-06-19 | Weblog
議員たるもの、あまりカリカリせず、冷静に冷静にと自分に言い聞かせているが、時々ボルテージが上がって、いちゃもんつけたくなる。全くの独断と偏見なのだが、「なんだこりゃ?」と文句のひとつも言いたくなるときがある。だからこれは1市民としての意見をいわせてもらう。

私の地域デビューはささやかながら文化である。
「子どもたちに本物の文化を」とおやこ劇場や絵本や図書館の活動をずっと続けてきた。、生きていくことが素敵と思えるような芸術の香りのエッセンスが少しでも味わえるようにと、コンサートや美術館にも足を運んできたつもりだ。遠い昔から受け継いだ有形無形の地方の財産を受け継いでいくことも、途切れてしまっては取り返しがつかないことを感じている。まあそんな程度のささやかな文化愛好者である。

しかし同じ市民なのに『三木は文化不毛の地」とか平気で言う人がいて、三木にも、文化を大事にしている人はいっぱい居るのに、それを本当に行政が理解し支えてきたか、については、偏りがあると感じていた。だから簡単に不毛の地なんていって欲しくないと思っていた。

今度三木文化振興ビジョンなるものが策定されるそうだ。文化振興のビジョンが出るなんてすごい、と期待もしていた。
その策定方針とやらが案として出されたようだ。思わず、ため息が出た。どのようなプロセスでこのような方針が出されたかは知らないが、何でいきなり10地区なんだろう。これを見ていても、行政がよく出しているまちづくりとどう違うのだろう。ちっとも見えてこない。むしろそうした切り口ではないところから出発するのが文化ではないだろうか。
地域に根ざした文化というのが、安易に10地域に分けるということ自体、発想のひろがりが感じられない。文化って何だろうという論議からしていかないといけないだろう。

文化はとても範囲が広く、簡単にはくくれないと思う。もっとグローバルな視点があり、それと同時に、身近なところでの文化発信があるのだと思う。

たぶん、何で私がこんなにカリカリ来るのかご理解いただないとは思う。私の発信力のまずさだ。しかし、この紋切り型としか思えない策定案にはがっかりしている。冷静になって論議を組み立ててから、議会でもの申すことにしよう。