もて木みち子 オレンジニュースブログ版

今年のキーワードはゆっくりやさしく社会を変える

市民は市長のトイレ掃除など望んでいない

2008-02-29 | 議会だより
20年度の予算書が出され、三月議会は、さまざまな課題があると、いきごんでいるのに、話題はもっぱら、市長のトイレ掃除発言である。市長自らトイレ掃除をして、委託の清掃費を浮かそうというのである。ただのうわさ話ではない。予算書の概要説明書に載っている。

市民からは「いったい何なの?と疑問の声を何人も聞いている。「600万浮くわけがない」というのが大方の意見、「働く場を奪われる」という意見、パフォーマンスだという意見。中には賛成という人もいるが、一人を除いてみな反対である。
市長や幹部職員に求められている、今とても大きい責務がある。財政の健全化、事業の綿密な計画、民間のセンスを取り入れた元気のある事業の構築、市民との協働、・・・。時間はいくらあっても足りないはずだ。
仕事はいくらでもある。わたしも議会前に予算書を読みながら、緊張が高まっているのだが、トイレ掃除の話題だけで目をそらされると、肝心なことが話題にならなくなってしまう。それは市民にとってもマイナスである。

トイレ掃除を軽んじているつもりはまったくない。
緑ヶ丘の駅のトイレがいつもきれいで気持ちがいい、と夫がプロの仕事だと関心していた。我が家では気づいたほうがトイレ掃除をする。
トイレ掃除で意識を変えようとするなら、まず市長さんも家でトイレ掃除をされたらいかがだろうか。遅く帰るからなど理由にならない。市役所でトイレ掃除をする分、家に帰る時間が遅くなったり、早く出庁しなければならなかったら、何もならない。

いかに人件費のコストがかかっているかを、もちろんご存知のはずだろう。
精神的効果なら、時間外にご家庭か、ボランティアでやっていただきたい。
それなら、ほかの職員に強制力はないはずだ。

予算書にらんで、ム、ム、ム

2008-02-29 | Weblog
きのうの産業・常任環境委員協議会の報告

● ありがとう三木鉄道記念フェアの開催についての説明
3月1日から1か月間のさまざまなイベントに31000人を見込んでいるそうです。
三木鉄道への感謝と、その哀愁を新たな飛躍とし、おもてなしの心をもって三木市を全国にPRすることを目的にしているそうですから、お手並み拝見というところです。

私自身は三木鉄道を最後まで無事に走らせて終わろうとする方へ、影ながら感謝とエールを送りたいと思います。単なるイベントに終わらせることなく、次にどうつなげるか三木市としても問われます。お祭り気分になれないのが正直のところです。

●観光交流拠点整備計画(案)について
旧玉置家住宅とみのがわ会館の整備計画についての案が出されました。
旧市街地の観光交流拠点として整備する計画が進められているようです。
具体的にどのような方向性で進めていくのか、まだ未知数のところがあるので、具体的な計画について、逐次説明を求めていくつもりです。
玉置邸を市が買い上げるときも、明確な目的や見通しのないまま、進めたという経緯が感じられます。もっと見える形の見通しがほしいと思います。
特に「みのがわ会館」については、その規模や用途について、十分に検討する必要があると考えます。

●東京インターナショナル・ギフト・ショーについて
日本最大のパーソナルギフトと生活雑貨の国際見本市に三木金物を出展し、その補助金として150万円が出されました。その結果の報告です。1小間367000円の出展料で21社が出展しました。

●三木市企業立地促進条例の概要
既存きぎょうの定着と雇用促進を図ることを目的に、工場などの新増設に対する新たな助成に関する条例です。
おもな助成金には
①工場等新設助成金
②雇用助成金
③水道料金助成金
があります。この内容については、さらに調査して検討する必要があると思いますので後日報告します

などなど説明がありましたが、いよいよ3月議会が始まる前に予算書を読まなければなりません。362ページにわたる予算書を読みこなすには、時間と労力が必要ですが、三木の財政をチェックするというわたしの大きな使命をはたすべく、予算書と首っ引きで、勉強します。
何度か読んでいると見えてくるものがあり、ココ何日かは、予算書と首っ引きです。
来年度の予算について、関心のある方は、関心のある箇所をお知らせください。わかる範囲でお答えします。



あれ!書き込み記事が消えた!

2008-02-27 | Weblog
現在委員会中なので書き込みたい記事が満載。というわけで必死にパソコンの前で書いていたのに、ちょっとしたトラブルであれ!記事が消えてしまった!
そんなことありませんか?わたしはよくあるんです。最近気をつけていたの・・・・。
さて今日は民生・消防常任委員会に傍聴させていただきました。
きのうに引き続き、民生消防も盛りだくさんです。それにしてもこの予算書を作る人ってすごい!と単純に思ってしまいます。それを説明する担当者にも関心しきり。しかし感心するばかりではいけませんね。
それをチェックしていくのがわれわれ議員の仕事です。

ひとつには予定されていた、産婦人科医院の建設が取りやめになりました。
医師から、取り下げるという申し出があったそうです。すでに渡している、5000万の助成金の返還を求めていくということでした。
今後誘致することは考えていないということでした。

小野市との中核病院構想は小野市が現時点では計画が難しいということで、途中でとまっている状態です。

夜間の小児科医の確保もかなわず補正予算では、そのまま残となりました。
この計画そのものもわたしは疑問があり、夜間だけの医師を探して確保しても根本的な解決にはならないと思うので、この計画自体、見直して行く必要があると思います。

ということで来年度は、医療についてさまざまな問題を抱えていることを自覚し、このことに取り組んでいきたいと思っています。

ほかには新消防庁舎の完成、
高齢者福祉センターの条例改定など、10時から4時過ぎまで開かれました。



総務文教委員会は盛りだくさん

2008-02-26 | Weblog
今日は午前中教育委員会、午後は市長部局の常任委員会がありました。
教育委員会では補正予算案のほか、給食の調理室建設予定野説明がありました。親子調理法式ということで、幼稚園と小学校は同じに、中学校はなるべく近くでの調理となりました。これは先の委員会での議論を下に教育委員会で検討し何とか実現できるよう検討を重ねてくださり、5箇所の調理室の改善ですみそうです。調理現場では我慢をしいることもあるかもしれませんが、約1億円の経費が節減しそうな予測のようで、よかったなと思います。議論することで、成果があったのではないかと思います。

そして、児童虐待の件について、教育委員会から説明を求めたいと申し入れ、質問意見を、だしました。
子どもの安全確保はできているのか、という問いに対しては、その後の経過や行く先にについては、教育委員会も把握していないということでした。安全確保空言えば当然といえば当然です。

また、養護教諭についてはまだ病気療養中であることでした。早く復帰を促すことは逆効果だし、まずは安心して療養されることを保証してほしい旨要望しました。
またこういうケースはPTSDなどを発症する恐れがあるため、的確な診断を受けられるようなところで受信できるよう要望しました。

さらに、通告する立場にある方は今回の件で不安を感じており、この件が特殊なものではなく、誰もがおこりうることを、想定して、2度とこのような不適切な対応のないよう、意見を述べました。

児童虐待は深刻な影響があります。子どもにも親にも、さらには、相談を受けて通告したひとにも、このようなことがないように万全の体制をとる必要があります。

午後の市長部局でもさまざまな案件がありました。
わたしは特に当局に「市民活動センター」の計画について質問しました。

予算案の続き

2008-02-26 | Weblog
夕べ書いたつもりだった記事が26日付けになっていた。そうか、いつのまにか、12時を回っていたのでした。今朝の神戸新聞にも記載されていたので、内容はだぶってしまうかもしれませんが、じっくり見て、考えていただきたいのであえて掲載します。
新規事業は特に???が多いからです。市民にとって必要な施策なら、予算をとって実施することは必要ですが、無駄使いにならないよう、内容を吟味する必要があるからです。去年の予算書を見ながら、三月時点でもっとチェックしていたら・・と感じることがいろいろありました。産婦人科誘致の助成などまさにその典型です。(これについてはまた後日書きます)そういう苦い経験を無駄にしないよう、しっかり目を光らす必要があると思うのです。議員の40の目玉だけでは、不十分です。みんなの目でしっかり見てほしいのです。皆さまの率直なご意見お待ちしています。

4 にぎわい交流のまち
◎三木金物の後継者育成(助成制度を創設)         600万円
◎世界一 金物鷲をギネス登録にチャレンジ          76万円
◎全国へ 三木金物の情報発信               382万円
◎三木金物にふれよう 親子ふれあい体験           38万円
◎地産地消推進員の配置                  300万円
◎野菜作りを支援 ハウス整備補助             200万円
◎野菜作り講習会                     125万円

◎旧玉置邸、(仮称)観光会館の整備          1億1060万円
◎まちなかタウンウォッチング               150万円
◎三木の魅力を発信 道の駅に大型ディスプレイを設置    250万円
◎地上デジタル放送難視聴地域への補助           2103万円

5安らぎ安心のまち
◎企業の障害者雇用に助成                  500万円
◎市役所内の売店での雇用                  120万円
◎市の業務の委託                      200万円
◎一人暮らしの高齢者野住宅に火災報知機を設置        400万円
◎ちびっこランドの整備 (ホースランドパーク)                  600万円
◎男女の出会いの場づくり「三木で愛」サポート事業      325万円

だそうです。

 




三木市の予算案が発表

2008-02-26 | Weblog
三木市の予算案が発表されました。
新規事業の主なものとして次のようなものがあげられていました。
タイトル、順序はそのままです。
1 ふれあい人間のまち
◎市民活動センターのオープン 4147万円
◎団塊世代の生きがいづくり   65万円
◎日本一の隣保館めざして 隣保間運営アドバイザーの設置 228万円
◎男女共同参画センターの移転 子どもや女性の相談窓口を一元化 395万円

2 いきいき文化のまち

◎市民が主役 空き店舗を利用した市民ギャラリーを開設 350万円
◎文化振興ビジョン・スポーツ振興ビジョンの策定          31万円
◎20年9月 幼稚園給食の実施
 21年9月 中学校給食の実施に向けた準備    2億640万円 
◎日本一学びの楽しい学校づくり(小学校と中学校の交流)  82万円
◎利用者急増中 図書館情報システムの更新     660万円

3 うるおい景観のまち
◎市民とともにつくる環境総合計画(ワークショップを開催) 12万円
◎自然とふれあえる場づくり(ビオトープを利用した環境学習) 36万円
◎古紙回収で資源を大切に(緑ヶ丘吉川地区で行政回収を試行) 880万円
◎雨水も再利用                       125万円
◎東の玄関づくりの整備に着手           2億9900万円
◎西の玄関づくり構想の作成に着手              187万円
◎ポイ捨て禁止条例できれいなまちへ             100万円
◎ふれあいの場 中自由が丘公園の整備        1億3450万円
◎もっと便利に三木鉄道代替バス運行            1374万円

4にぎわい交流のまち
5やすらぎ安心のまち
は明日紹介しますが、中味をしっかり検討しないと、これでいいの?という新規事業も含まれていると思います。みなさんの意見をお寄せください。
特にわたしは1地番最初の市民活動センター オープンに関してしっかりチェックしようと思っています。

また、論議を呼びそうなものには、庁舎のトイレ清掃を職員が実施することで約600万円の減、とあります。
あすから、委員会、そして三月議会が始まります。しっかり論議しなければならないものが山積しており、緊張の連続の日々になりそうです。
情報は随時お知らせします。



 

地球温暖化防止フォーラム

2008-02-24 | Weblog
「地球温暖化防止フォーラムin北播磨」と銘打った催しが、2月23日 三木市立福祉会館で開かれ、参加した。 神戸で開かれる予定の「環境大臣会合開催記念イベント」という位置づけもあるらしい。
この先どうなっていくのだろうという不安は誰にでもあるが、ではどうしたらいいのか、という具体的な方策が見えてこない。
「割り箸を集めよう」とか「電気をまめにきろう」とかいうスローガンやよびかけに終わってしまっていないか、と言う自省をこめて参加した。

事例発表は
三木北高校の環境研究サークル ECO-p
「高校生パワーが地球を救う」
エコ三木 地球温暖化防止活動推進員 三木地区 
松下エコテクの路地ーセンターの「家電リサイクルによる温暖化防止への取り組み」
そして
NPO法人 気候ネットワーク代表 浅岡美穂氏による
「まったなしの温暖化対策」であった。
お話の中で、
●地球環境政策の世界の中の日本の取り組みが遅れており、その批判があること

●温暖化防止に向けての取り組みが個人レベルの、気をつけましょう
では、追いつかないこと、政治産業界の思い切った転換が必要なこと
●先進国全体で2020年までに1990年比で焼く40%削減しなければならないこと、
などが印象に残りました。
地方の自治体として、取り組まなければならないことが、まず何なのかを考えさられました。
後回しにせず、まったなしで取り組んでいかなければと思います。、


みんなで守ろう小さな命②

2008-02-22 | Weblog
このプロジェクトを実現するために、HAT神戸にある赤十字での講習を受けてきました。
「知っておきたい子どもの看病手当ての仕方」と「心肺蘇生法・AEDを用いた除細動』講習です。受講して技術をみがくというより、三木でどのように取り組んでいけばいいのか、を検討するためです。

子育て支援の形もいろいろありますが、こどもの命や安全を守るために、わたしたちは何ができるかをもっと積極的に考える必要があるとおもいます。
こどもの命をまもるために、不慮の事故を防ぐこと。とっさのときの救急対応ができることなどが必要です。

またその必要がないのに、救急車を呼んだり、夜間の救急小児科に駆け込無比とがおおく、本当に必要な人が救急医療が受けられないなどを防ぐためにも、こどもを持つ親が主体的にこどもを守る研修が必要だと思います。

3月23日に予定しています。

ちょっとだけ春

2008-02-21 | Weblog
今朝は春が来たかなと思わせるような陽気でした。
梅のつぼみもふくらんできましたよ。
3日坊主に終わらせるのはかっこ悪、と思ってはじめた、朝の見守り
気づいてみたら4ヶ月経っていました。
ほとんど毎日、でも何か用事のあるときはお休みという、強制力のなさが長続き原因かもしれません。
何より、子どもたちは毎日、通学しています。
ほんとご苦労さん。

静かなこどもの居場所

2008-02-20 | Weblog
子育て支援だの、幼保一元化だの、こどもの居場所については、論議があるので、まずは現場を見ていこう、と東大阪市にある「むぎの穂保育園」に行ってきました。

この園はモンテッソーリの教育法を取り入れていで、るところに特徴があります。
モンテッソーリ教育とは、この園のパンフレットによると、

イタリアの女医モンテッソーリが子どもを観察しながら、子どもから教えられて生み出された教育法で、子どもが育つためには環境が大きな役割を果たし、発達に適した環境を整えることで、子どもが生来もっている成長の力を発展させることが出来る、という考えに基づいている。
特徴的な教具を使った、自由選択の自己活動を中心としており、子どもの個性を尊重し、子どものリズムに合わせた教育法

とあります。しかしこれを読んだだけでは、わからない。というわけで午前中のほいくをまるごと見せていただきました。
驚いたのが、園の落ち着いた、静けさ。
大人も子どももキーキー声がない、命令口調もない、ヒステリックな声もない。
それぞれ、ひとりひとりが違うことをしている。自分で出してきてはじめ、おわったら片付ける。それぞれ違うこどもたちが、ひとつの空間にいるバランスに違和感がない。
園は、「かわいい」イラストやテレビアニメのグッズなどがまったくない。
子どもたちが、集まってくるのにも、「はい!集まって」などと号令をかけるのではなく、手遊びの歌をしているうちに自然に集まって、一緒に手遊びしている。
そこに入りたくない子は、ずっとひとりで遊んでいる。それでもOK。

ほんと、子ども集団のイメージかわりましたわ。
大きな声を張り上げなくても、こどもが自然に動いている空間。

小さな子の集団だと、大人が何かしてあげなければとか、喜ばせたいと、サービスしてしまうがちだけれど、それってホントに子どもが望んでいることなのだろうか、と思いました。
今の世の中、子どもに対しても、受け狙いをして、それが子育て支援だと思っているところがないでしょうか。

午前中ずっと、つきあってくださった園長先生はじめ、先生がたの自然な姿が印象的でした。ありがとうございました。いい機会を与えていただきました。

児童虐待対応マニュアル

2008-02-18 | Weblog
記者会見の資料に、教育現場における児童虐待対応マニュアルができたことが掲載されています。 年度末の新聞報道で発覚した、児童虐待に関連する守秘義務違反の疑いにより、教育現場で、さらに防止や対応について、再確認するうえで、マニュアルの作成と広報は意義があると思います。

 しかし、これはあくまで、最初の一歩だと思います。マニュアルが配布され、あるいはインターネットで配信されても、実際にそれを活用して対応できるようにするには、現場でのトレーニングや確認が必要です。 マニュアル自体はよく出来ていると思いますが、教職員向けと限定されている分、それとは違う形で、虐待を発見した場合、など別の方法が考えられます。

また、地域の人がおかしいと相談に来た場合、保健室や、クラブ活動で気づいた場合、アフターの指導員が気づいた場合など、いろいろなケースが考えられます。 教育委員会に相談するとなっていますが教育委員会のどこに通報、相談するのかも具体的にはありません。

研修も各園や学校に任せるのではなく、教育委員会が、研修機会を速やかに設定することが必要だと思います。
また、今回は学校現場で起こったとはいえ、子どもにかかわるところなら、ほかの現場でおこることもありうる想定のもと、子どもの現場では、児童虐待について、対応の再確認をする必要があります。

通報者や実際に相談を受けたり、支援していた人への、サポートも必要です。今回のようなケースでも、大きなダメージを受けていると想像します。最後まで責任をもってサポートしないと、今後、通告することをためらってしまったり、子どもたちの危険を見逃すことにもなりかねません。それは児童虐待を防止する上で重要な問題です。
1月の記者発表資料にもあるよう、療養中の養護教諭に対しては教育委員会は、全力で取り組んでいただきたいと思います。

マニュアルを早期に作成し、発表したことは評価できますが、それで終わりにしてしまわないよう、お願いいたします。

ゲド戦記よみましたか

2008-02-17 | Weblog
児童文学評論や翻訳の世界では、知る人ぞ知る、清水真砂子さんの講演会がエクラでありました。北播磨こどもの本の学校主催。
清水真砂子さんは、わたしの中では5本の指に入るお一人で、小野市にいらっしゃるとのことでかけつけました。実は清水さんの後援会は3度目です。アニメになったゲド千期の翻訳者といったら、いちばんわかっていただけるかもしれません。

今回のタイトルは「こどもの本を読む力」
子どもの本を読むのに力などいるのかという方もあるかもしれませんが
鶴見俊輔さんが「子どもの本を読む力のある大人は世界を組み替える力を持っている」とおっしゃったそうで、「子どもに本を読ませる]ことに躍起になるより、まず自分がこどもの本を読めるか、ではないかと思います。

ゲド戦記、アニメは見た方も多いでしょうが、読んだ方は?
わたしは4巻目「帰還」が好きです。アニメはあまり印象に残りませんでした。

清水さんのお話は、今の社会を考えると、とても共感することの多いお話でした。

あなたはどのように捉える協力・連携・協働

2008-02-17 | Weblog
まちづくりフォーラムのテーマが「協力・連携・協働」であった。
主催は「三木市」「三木市区長協議会連合会』「三木社会福祉協議会」「三木市連合民生委員児童医院協議会」であった。
と,ことさら書いたのは、主催者は三木市社会福祉協議会しか見えなかったからである。参加者は確かにこの主催のかたがただったとは思うのだが、では市の職員のかたがどれだけいらっしゃっただろう。
 「あなたはどのように捉える?協力・連携・協働」を一緒に考えてほしいのは、市民の側だけではない。協働の相手である市の側の考え方である。

ボランティアセンターにお引越しをして、ノウハウを教えてもらうなどというウワサももれ聞こえるが、何も準備もなく、お引越しだけして、それから考えるというのはあまりに安易だと思う。

市長も冒頭の挨拶で述べていた。「ボランティアセンターは県下でも誇れる優秀なスタッフである」と、、、。その人たちのノウハウを学ばせていただくというのなら、その人たちが。動きやすいかかわり方をしてほしい。ボランティアセンターが動きにくくなるのではないかと、かかわっている市民たちは心配している。
誰のためのお引越しか、もう一度考えてほしい。

市民アンケートの結果から

2008-02-14 | Weblog
1月末に、市内1500名に無作為で送付した市民アンケートの回収結果が発表された。これまですすめてきた53事業について、あるいはまだ取り組めていない8事業についての市民の意見反映の場である。1500名対象で643名回収という数が市民の声を反映するのに適正であるのかという疑問は残るが、市民の意識の動向を探る上では参考になることも多い。
今までの情報出し方によって、アンケートの数の傾向が変わるようにも思うが、一般的に自分が実際にかかわっている、実践していることに関心の高さがうかがえる。(たとえばごみの分別など)
逆に、今までかかわっていないものについては関心が薄い。
市民活動なども、後者にはいるのだろうと思う。認知度も低いし、期待度も薄い。
しかし、そのわりには「まちづくり条例(仮称)」の関心が比較的高いのには驚いた。また障害者の居場所や就労などにも高い関心が寄せられている。

また月2回の広報みきの発行も,月1回でよいという意見が上まって
下り、今後の検討材料になると思う。

一番新しい話題、中核病院構想のアンケートでも、予想より冷静で、賢明な市民意識がうかがえる。
「何が何でも三木に」とは市民は思っていない。よりよい方向性を考えていくことをのぞんでいるのだと思う。

忘れたころに出すのではなく、いち早く市民アンケートの結果が発表されたことは情報公開の上でも評価できると思う。これをどう分析し、どう、実施計画や予算や、計画の見直しに反映するのか、をみきわめていきたい。

市民活動センター

2008-02-13 | Weblog
市民力の結集とかで、ボランティアの人材バンクを始めるそうです。
ボランティアはいろいろな形態があり、いろいろな動き方があるので、一概に言えないのですが、登録制のボランティアのシステムにはいろいろな課題があるとおもいます。
まず登録された個人のボランティアをどこがどう活用するかです。

登録された個人ボランティアをどうコーディネートするか、登録者本人も、ボランティアしてもらうほうも、かなりの力量が必要です。
一人でも出来るボランティアなら登録制などしなくていいし、そうではなくてマッチングさせるには、いろいろな団体の動きや、特徴を知っていなければ、マッチングできません。

登録しても、動かすしくみがないと動いていかないのです。
待望の市民活動センターが人材バンクだけだったら、目的が違います。

もっと市民活動センターとは何かを考えてみてください。