もて木みち子 オレンジニュースブログ版

今年のキーワードはゆっくりやさしく社会を変える

今日は加西市へ

2009-08-27 | Weblog
 今日は加西へ、絵本を持って出前講座に行ってきます。
タイトルは『絵本で子育て・自分育て」
絵本を通して、男女共同参画って何?を考えていただく企画です。
今国政のマニフェストばやりですが、男女共同参画や女性差別撤廃にはあまり触れられていないように思います。
 子育て支援や、雇用の問題は大きく取り上げられていますが、実はそれらと女性差別撤廃は、切り離せない問題。
国連の女性差別撤廃委員会は日本に対して実施状況についての26項目にもわたる勧告があったのですよ。それは日本政府の取り組みが進んでいないことを厳しく指摘する内容であったとか。
 女性が当たり前に働きながら、子育てできる環境がどう整えられていくのか、家族の中で女性が不利益になるような法制度が改正されず、依然と続いている状況などをどう改善していくのか。
 次の政権をとるのはどの人たちなのか、こうした女性差別解消を進めることができるのは、どの政策なのかを見極める必要がありますね。あと3日間、マニフェストをもう一度眺めてみましょう。
 さて今日加西へ行くテーマ。
絵本の中にも、こうした男女共同参画や、ジェンダーの問題を考えさせられる絵本がたくさんあるので、こうした絵本を一緒に読みながら、考えて見ましょうという企画。こどもも一緒の方もあるのでどこまで突っ込んだ話ができるのか、とにかく行ってみます。ただしこれは、議員とか政治とは無関係ですので念のため。 

芽が出たよ

2009-08-25 | Weblog
 コリャなんだと思われている方も多いでしょう。すみません!またしてもパソコン前に座らない日々がつづいてしまいました。
 原因のひとつはこの写真。先週の週末から、毎朝5時おきで、ここにでかけています。
 土を耕して、野菜作りの真似事をしています。草をとり、畑を掘り起こし、堆肥や石灰を入れて(ここまでは夫がやっているのですが)水をまき、芽が出ました。
ちなみになにやら変な物体は私の長靴。これは何の芽?
 昼間は昼間で市内駆け回ることが多く、夜になると、睡魔が襲ってパソコンのところまで行かない日が続いておりました。


すこやかCOCCOクラブのこれから

2009-08-19 | Weblog
今日は午前中、すこやかCOCCOクラブの例会
これからの活動について話し合いました。
勉強会や受診票の作成などの活動をしていましたが、これからどんなことをしたいかだとか、活動の様子をまとめることなども話し合い。
パワーポイントをつかってまとめる作業をすることにしました。

これからの活動としては、応急手当について消防署にいって話を聞きたい。ついてでに、消防自動車もみたい。
三木の市民病院やこれから建設予定の小野と三木との統合病院について知りたいなどの意見が出ました。
また、おっぱいについてのあれこれ(いつごろまで飲ませるの?母乳とミルクの選択についてなどなど)
 
子育て中のおかあさんたちは何を求めているのかを知ることが子育て支援の第一歩だと思いました。
これらの意見をもとに、これからの活動計画を立てていきます。

小野三木統合病院の計画

2009-08-18 | Weblog
本日の民生消防常任委員協議会で、病院についての具体的な進捗状況について報告があった。
名称(仮称)北播磨総合医療センター
診療科は全部で27診療科。

血液・腫瘍内科、緩和ケア内科、放射腺診断科、放射腺治療科、精神科(外来のみ)産婦人科、病理診断科、救急科、歯科口腔外科(障害者歯科含む)などが新設強化される予定。

また地域連携による
開放病棟の開設なども検討されている。

建物は7階建て約36000㎡
他に単身医師、看護師宿舎や院外薬局なども予定されている。
 
問題は必要経費だが、これはまだはっきりせず、200億とも言われているがはっきりした数字は出ていない。
地域医療再生計画に基づく国からの交付金に期待が寄せられているが、これも10月ぐらいにならないと分からないそうだ。それにより、規模や中身の調整はあるのだろうか。いずれにせよまだ最終決定ではなく、小野市によって進められている用地確保と共に今後の動向を見守る必要がある。

秋にオープンの予定の県立加古川病院も計画の途中ではずいぶんいろいろな計画がとりざたされていた。しかし、ようやくオープンにこぎつけたようだ。27日にはその中身についてのフォーラムもあるようなので行ってみようと思っている。

病院の建設は、とてつもなく大きいプロジェクトだ。市の年間予算にも近い数字が予測されるので、将来をも見越した判断を求められることになると思う。
少なくとも現在は、正確にその状況を捉えられるようにしていきたいと思う。

総務・文教常任委員会

2009-08-17 | Weblog
今日から9月議会に向けて、各委員会の所管事項説明の常任委員会が開かれます。
午前中教育委員会、午後は市長部局所管の説明あり。
教育委員会では、下石野分校跡を利用した『別所ふるさと交流館」と『三木市立吉川図書館」の建設、改修計画の説明など。
そのどちらも、ボランティアや市民活動、あるいは地域活動のかかわりについての意見がでてきた。
さらに午後の市民ふれあい部では、市民パートナー制度についての論議。
市民がどうかかわるのかというところで、さまざまな質問や意見が出た。

別所ふるさと交流館については、いま改修工事中で11月末に完成の予定だが、さてその場所をどう活用して、多くの人の参加を生み出すか。
教育委員会の試算では年間5700名の参加見込みということだが、ということは月500人近くの参加を見込むということになる。
遺跡出土遺物展示、農具、民具の展示などの展示
蕎麦うち体験、甘酒作り、柏餅づくり、縄文クッキー勾玉つくりなどの体験
ハイキングなどの休憩所など
企画はいろいろ案としてあがってあるが、それを実際に行うスタッフの確保や、ひとをどう呼び込むかなど、今後の課題はいろいろある。
地元に委託、将来は指定管理にという案はあるようだが、具体的にどの様な形ですすめられるのかまだまだ未知数。
せっかくの施設、有効に活用できるよう、もっと市民を巻き込んだ起爆剤を。

統合病院について

2009-08-11 | Weblog
8月1日付けで統合病院についてのコメントをいただいていたのに保留のままになっておりました。申し訳ございません。皆様も共通の疑問だと思いますので、現在のところで、分かる範囲でお答えします。


三木・小野統合病院には、現在の債務は引継がないとなっていたようですが、三木市民病院の多額の負債(11億円)は、三木市において処理できるのでしょうか?

→ 市民病院の負債は三木市としては負いますが、統合病院に引き継がれることはありません。ですから、三木市としては大きな負債が残りますのでそれを一般会計を含む三木市の財政で処理していかなければなりません。職員給与平均7%カットや花火大会中止を含む、今年の予算案はそれを反映していることになります。今以上に厳しい財政状況になるのは必至です


統合病院完成まで今の三木市民病院がもちますか?
→上の財政再建と同時にその維持には、かなりの努力が必要なのは現実です。
しかし、診療中止や閉鎖にならないよう、最大限の努力が必要なのは必至です。
閉鎖になれば、統合病院の計画も難しくなると思います。
ですから閉鎖はなんとしても避けなければならないと思います。ベッド数の縮小や診療科の休止は場合によってはあるかもしれません。


もし、それまでに閉鎖を余儀なくされれば、医師がいなくなる可能性も考えられるわけですよね。
「現在の市民病院に比べると、規模も中身もずいぶんと充実しそうなので期待が持てる。
しかし、多額の建設費と運営費が求められるのは必至で、実際に2つの市で健全に運営していけるのかどうか、更なる検討が必要だろう。」とありますが、果たして期待が持てますか?
財政負担を強いられる市民に判りやすくメリットやデメリットを説明すべきと考えますがいかがお考えでしょうか?
→ 三木市民病院の経営状態には、外部監査が入ることになっています。その結果をふまえて、市民には十分な説明が必要だと私も思います。

三木市民病院の現在の課題(運営状況)を先に解決すべきではないのでしょうか?
→三木市民病院の課題を解決してから、統合病院の計画に入るのは、実際は難しいと思います。今のままでは三木市民病院野累積あかじがますます増えるからです。
その理由として、医師不足が第一の理由として上がっています。統合病院への決断は、この医師不足をなんとか解消して安定した医療を継続したいという決断があります。
さらに統合病院の建設には、小野市三木市野負担だけでなく、地域医療を守るための施策として、国からの大幅な補助金、交付金が期待されます。金額などは今後の推移をみないとわかりませんが、計画はそのあたりを見越しての計画だと思われます。
診療科が決まり、その後、救急科、歯科口腔外科、病理診断科が親切との計画が出ているようですが、その決定プロセスについては、また説明あり次第報告します。
いずれにしても、現三木市民病院野経営と、新しく建設されようとしている、三木・小野の統合病院野計画は、同時進行で進めていかなければならないものと考えます。

夏祭りの合間に

2009-08-09 | Weblog
夏祭り真っ盛り。夕べは青山はじめ、各地でのお祭りが盛大に催されたようです。
来週、再来週となつまつりはまだまだ続きます。
その合間を縫って、昨日は加西市へ、「事業仕分け」の傍聴へ。
加西市は、昨年に引き続き2回目の実施。昨年は30事業について事業仕分けを行い、対象となった事業費1億6664万円のうち、2300万あまりの予算削減に反映されたという。今年の対象事業は6事業。
コミュニティバス(市街化循環線)
水田農業構造改革対策事務(添削業務)
市民会館の運営
ファミリーサポート事業
給与計算事務
北条鉄道運営費補助金
について検討が行われた。

どれも、三木市でも論議の分かれる事業であり、市民代表を含む11名の仕分け人について、仕分けが行われた。

仕分けは、事業そのものの要・不要や仕事のやり方を議論評価することにより、次の6区分に仕分ける作業をおこなう
①不要 ②民間で行う(民営化)③国・県・広域で行うべき
④市で行う(要改善)⑤市で行うが民間に委託する⑥市で現行どおり

結果はそれぞれ出されたが、その論議のプロセスが重要であり、結果より、その途中の論議を実際に聴くことができたのが成果である。

説明者である行政の担当者の資料の容易、その説明のしかたなどでも、評価が変わると思われ、職員の研修機会としても有効であると感じた。

三木市でも実施に向けて勉強会を開きたいと思っているので、事業の選択など具体的な準備を進めていきたい。

議員にとっても、これはよい研修機会になると思う。
ひとつは、コスト感覚や、事業の目的、マーケティングなど、調査、検討項目について、もっと明確なデータが必要だと感じたからだ。
加西市への質問のたびに、「三木市では?」と考えたが、正確に答えられないことも多く、今後の検討課題も多く見つかった。

長井市のレインボープラン

2009-08-08 | Weblog
視察3日目は山形県長井市のレインボープラン
正式な名称は台所と農業をつなぐながい計画といわれるものです。
台所から発生する生ごみを回収し、まとめてコンポスト工場で堆肥をつくり、それを農家や自家花壇、市民農家などに使ってもらう仕組みです。

レインボープランはゴミ処理事業ではありません
と明記しているように、ゴミ対策としての生ゴミではなく、土を改良し、食物をつくる源の土づくりのため、生ゴミを利用するという、循環型のシステムです。
結果として、生ゴミの重量が33%減少したという数字がありますが、そこにいたるまでには、さまざまな曲折、試行錯誤があったようです。

ながいの特徴は私たちのような視察が国内ばかりでなく海外からも来られるということで、『市民ガイド』という制度を設けてNPOのかたが、説明役をひきうけて折られます。年間1000名を超える視察者が訪れるそうです。

私もなんとか、生ゴミを活用する方法がないか、結果としてゴミ焼却を減らす方法はないかと模索していたので、この見学はとても参考になりました。

まず、堆肥にするには、人手もお金もかかる、市民の協力も不可欠、さらに継続性がないと効果はないということです。
採算性を考えると、この方法がベストとはいえないかもしれない。しかしゴミの減量だけではない、効果がいろいろなところで現れているように思います。

たとえば「NPO法人レインボープラン市民農場」は、国の構造特区に指定されて、消費者が農場に参加しています。
そこでは、従来の農業従事者だけでなく、いろいろな人が生産者として参加し、同時に、子どもたちの農業体験や環境教育の場ともなっています。

また『直売所』『学習機能』「交流機能」を併せ持つ「NPO法人レインボープラン市民市場道の駅」も市民の手によって運営されています。

さらに、行政が事務局機のうを持っていたレインボー推進協議会も、市が民間に委託しています。

こうして生ゴミを土に返す循環が、まちづくりのなかでおおきな力を果たしています。机上の論だけではない、市民の力によるまちづくりの成果が現れていると思いました。

新発田市、米沢市へ

2009-08-06 | Weblog
昨日は新潟県新発田市へ。テーマは食の循環によるまちづくり。食をキーワードに農業、食育、健康までを循環というイメージでデザインしたもの。市役所の隣にかわいい建物。これは蕗谷虹児記念館。花嫁人形の歌の作詞者で少女絵などの作者。この市のシンボルになっているようです。

金物の町三条へ

2009-08-05 | Weblog
視察初日は新潟県三条市へ。金物の町として知られる三条は三木と一字違いで、金物と米、ぶどうと茄子など共通項の多いところ。今回は、三条鍛冶道場と地場産業振興センターを見学しました。これから三木で計画している展示場やものづくり館などの具体的なイメージを持つことができました。詳しくはかえってから。

三条市と新発田市長井市

2009-08-03 | Weblog
明日から、産業環境委員会の視察で、三条市、新発田市、長井市に行ってきます。
三条では金物産業の活性化を、新発田市では食の循環によるまちづくりを、そして長井市では、生ごみの堆肥化による、循環型の農業について学んできます。