第1回の新図書館建設検討委員会傍聴に行ってきました。委員さんは、図書館協議会の方、学識経験者、行政の方。事務局は図書館から4名、そして教育長も出席。
傍聴は議員さん2名、市民が3名、記者が1名。
最初から、新築場所についてこの場で議論したほうがの意見があり、しかしこれは決定したことなので、それを前提に議論するということに。
選定場所がだめ、というより、どうしてこの場所が決定されたのか、なんだかすっきりしないなあ、というのが、この事情を知っている方たちの正直な感想ではないのかなあ。委員長さんもそのあたりのご事情をあまりご存じないようでしたし。
「活性化構想案は決まったものなので」(でもまだ案じゃない)
「活性化構想委員会では場所まで決定していなかったはず」「それは教育委員会で決めました」
これから、基本理念や内部レイアウトや中身を論議していくということですが、中央図書館としてどんなものを作っていくのかがこれからのはず。それなのに50×25≒1250だけが決まったことのように一人歩きするのかなあ。予算も概算出しているけれど、中身も決まっていないのに、出せるのかなあ。
図書館の新築って、何十年に1度のことですから、もっとわくわくドキドキ、大仕事のはず。それなのになんかわくわくしないんだよなあ、この空気。
と思っていたら
「決まったことだからという前提で始めるのではなくもっと夢を語れるような、市民がどんな図書館を望んでいるのかそんな会にならないといけないんじゃないですか」
という発言に救われた.
この発言がなかったら、忙しいのに何とか時間作って傍聴することなんて、もうやめた!と思ってしまったろう。
委員さんたちがこれからどんな議論を展開していくのか、を期待したいと思う。
と同時に、教育委員会もきちんとみていきましょう。
「教育委員会が決めたこと」とおっしゃっていたので、教育委員会がどんな議論をしているのか、教育委員会の責任は重い。市民はもっと知る必要がありますね。
市はせめてHPに教育委員会の開かれる日程とか、議事録とか、掲載することをなさったらどうでしょうか。それが市民目線というものだと思います。