この1週間、情報のまったくなかった母の情報がようやくすこし見えてきました。
きのう17日昼、塩釜の妹の家電気が通じて電話がかかる。家が高台にあったため無事。坂を下りたところは全滅とか。じっと家にいて、備蓄していた食糧でしのぐ。
義弟が残り少ないガソリンの入った自動車で、石巻の母のすむ実家へ行ってみてくれるという。ありがたい。
塩釜と石巻をなんとか往復できるくらいのガソリンしかない。無事たどり着けるといいが。
14時 石巻についての報告。一階はヘドロのようなどろやがれきでぐちゃぐちゃ。
2階は無事で、布団がしかれたままだが、母はいないという。
近所も被害にやられて人も避難しているので母の消息がつかめない。
あきらめてかえろうとしたら、近所の人にたまたま出くわす。
自衛隊の人に救出されて、病院に運ばれたという。しかしいつ、どこの病院かというのは
分からない。
義弟の話ではニュースで自衛隊の入ったのは15日ということだった。ということは5日も
水も食料も、電気もガスもないところでじっとしていたのだろうか。
心当たりの病院に電話してみたが分からない。近隣の病院に電話してもつながらない。
現在もそのまま。
最初は避難したと思っていたが、避難できる状況ではなく、自宅でじっとしているのでは
という予感があった。しかしきのうの冷え込みと雪ではもう限界だろうと思っていた。
無事であるかの確認はまだとれていないが、病院にいるのなら、なんとか生きているのではないかという希望がみえてきた。
ようやくつながった!