もて木みち子 オレンジニュースブログ版

今年のキーワードはゆっくりやさしく社会を変える

図書館活性化構想委員会

2011-03-21 | つながる三木

図書館を活性化するにはどうすればいいか、を検討する委員会が明日開かれます。

今回が2回目の委員会で、今回から公開で傍聴できます。

図書館は前回の活性化構想に比べ、蔵書数も貸し出し数も飛躍的に伸びました。

吉川、青山と地域の図書館が整備されたのがもっとも大きな要因ですが、今回は上の丸図書館の移転の話が出ています。交通アクセスが悪いというのがその理由です。確かに不便です。しかしそれは、建築当時から同じ条件です。そのなかで着々と貸し出し数を伸ばしてきた実績があります。

移転に反対ではありません。しかし、移転先としてあげられている教育センターが、ふさわしいかというと3つの点で疑問です。

ひとつには、積載荷重の問題。事務所仕様のこの建物に図書館の本が収納できる構造になっているのか、下に児童センターがあり、斜面に立っている立地ということもあって、安全性で疑問があります。

もうひとつには、2階から4階までを使った建物が、現在の図書館以上の機能を持つことができるのか。フラットな1階が理想といわれているとしょかんの建物を3階でまかなうことで、今の機能を損なうことにならないのか、という機能性の問題。

そして、3つ目に、移転を予定している教育センターが、そのためによそに移転しなければならず、それらの移転や改修の費用が、億単位でかかることです。

それらの問題が、委員会でどう話し合われるのか、明日傍聴に行くつもりです。どなたでもいけますのでどうぞ傍聴にお出かけください。

午後4時から、市役所会議室です。4階か5階と思いますので、市役所の案内表示を見てください。

図書館ではなく市役所ですのでお間違いなく。


事務所はあいています

2011-03-21 | つながる三木

東日本の震災で、街頭活動などは自粛しておりますが、事務所はあけています。

昨日も、防災公園へ支援物資を送り届けた帰りという家族が2家族立ち寄ってくださいました。

テレビを見ているだけではじっとしていられない心境がつたわってきました。何か自分たちにできることはないか、という思いだろうと思います。いろいろ話をしながら、こんな場所がいろいろなところにあればいいなと思いました。

大人たちが、震災のことや、三木の市政のことを話している隣で、子どもたちが、一緒に遊んでいたり、ビラを折るのを手伝ってくれたりしています。小さい子用のおもちゃの隣に、娘がつくっていってくれた、ねんどやビーズのコーナー、子どもが来れる事務所で、親たちが今の三木市を語れる場にしたいという思いが少しずつ実現しています。

政治は市民のおもいを形にするところです。どうぞお気軽においでください。

平日は2時からですが、休日は10時からからあいています。

 

 

 

 

 

 

 


刻々変わる被災地情報

2011-03-21 | つながる三木

母の救出で、安堵しましたが、弟のところに預かってもらい一段落し、今度は他の人の安否を確認をはじめました。

実家がある石巻は行方不明者が1万人とも言われています。多くの地域が甚大な被害を受けています。

電話番号の分かるところに電話してみましたがやはり通じませんでした。逆に県外にいる友人に電話してみたところ、同じように一人暮らしの母のいる友人も、息子が2階にいる祖母を3日目に救出、無事だったということでした。

しかし、石巻中学の同級生は、安否が分からない人が多く、津波で犠牲になった友人もあるということでした。昨年、還暦のお祝いに同級会をして、再会を喜び合ったばかりだけに、その姿がしのばれます。

社会全体の救援の動きに参加しながらも、こうした縁のある方々への支援の取り組みもなんとかしていかなければならないと思います。

状況を知るにつれて、母の生還を喜んでばかりはいられない厳しい現実を知ることとなりました。