もて木みち子 オレンジニュースブログ版

今年のキーワードはゆっくりやさしく社会を変える

ホワイトリボンKANSAI公開講座です

2013-09-20 | マイ日記

第3回ホワイトリボン公開学習会のお知らせです。(ホワイトリボンー男性が主体となって女性への暴力を防止する運動) 

暴力なんかふるってない!?~司法における暴力認定の現実~ 

講師 佐藤功行(弁護士)

 

「18年キャリアの集大成です。たいした話じゃないかもしれませんが,もしかすると他では聞けない話かもしれません。

いずれにせよ,皆さんにとってきっと大層興味深いテーマだとは思います。」佐藤弁護士 

2013年 9月20日(金)19時30分~

あすてっぷKOBE セミナー室4

 

参加費無料(男女を問わずどなたでも参加できます)

ご参加お待ちしています。

 


ブログ休止と新ブログのおしらせ

2013-09-13 | マイ日記

オレンジニュースブログ版を長くご愛顧いただきありがとうございました。

茂木個人の情報はFACEBOOKで公開中です。そちらでよろしくお願いいたします。

また、活動は「ウィメンズネットこうべホットホットな日々」を開設しました。

ウィメンズネットこうべのHPとともに、こちらにお立ち寄りください。

このブログは当分休止させていただきます。


DVに苦しむ子どもたち

2013-02-27 | マイ日記

       誓い

幼い頃 僕は心に誓った

母さんを守ろうと

いろんな人たちから

とくに父さんから

小さなぼくは 父さんに向かっていった

その攻撃の矛先を ぼくに向けたくて

けれども どうすることもできず

殴られる母さんの体の下 ぼくは泣いた

何もできない自分が悔しくて

母さんは 殴られても殴られても じっと耐え

涙も見せずやさしい声でぼくに言った

「だいじょうぶ すぐにこわくなくなるからね」

いつか強くなって僕がかあさんを守るんだ

って思ってたのに ごめん 遅すぎたね

母さんは天国へ逝ってしまった

やっと強くなれたよ

だからこの力で守っていくよ

これからは ぼくの大切な人たちを

 奈良少年刑務所詩集 「空が青いから白を選んだのです」

詩 受刑者 編 寮美千子 長崎出版

会報に載せようと、母の詩を探していました。その中で見つけたのがこの詩です。

あの子、この子を思い出して、思わず涙がでました。

DVに苦しめられるのは、妻だけでなく、子どもたちにも大きな被害を及ぼしています。多くの子どもたちは、自分の前で母が暴力を受けることを目のあたりにして大きく傷ついています。それでも母を守ろうと必死です。立ち向かう相手が同じ家に住む父親であることは、さらに彼らを傷つけています。そして、残念なことは、これだけの思いを持つ少年なのに、罪を犯して少年刑務所に入らなければならない状況になってしまった、ということです。この詩の1行1行から、そんな苦しみが伝わります。

しかし、希望が持てるのは、その中で、この詩を書いて、ぼくの大切な人を守るという誓いが述べられて、希望が見えます。

社会涵養プログラムという、童話や詩を使った教育プログラムから、生まれた詩だそうです。

未来のある子どもたちに、どうか希望が持てる場を用意したい。現場で日々格闘している人たちの切なる願いです。


暴力はリスペクトのないところにうまれる

2013-02-07 | マイ日記

連日の、女子柔道界の暴力・ハラスメント報道には、15人の勇気ある行動を知るとともに、暴力に寛容な柔道界のコメントや動きには、怒りすら覚える。いまや、東京オリンピックの誘致にかかわるかもしれないというオロオロ感だけが目につく。この機会に国際的にスポーツを考えるなら、この暴力的な体質を、本質的にどう変えるかだろう。

しかし国際スタンダードはあくまでも暴力にNOをいうことであり、日本でも選手たちの相談に乗り、支えている人がいることで、少し安心した。

今朝の朝日新聞、オピニオン 山口香さんの記事である。

これを読みながら、女性たちの暴力、DVや性暴力への支援と変わらないと思った。

それは、暴力であると、はっきりいうこと

監督個人の問題であるだけでなく、社会的な問題であること

そして、彼女たちの、思いや行動を最優先にすること

さらに、彼女たちを孤立させないこと

暴力に対する認識や、対処の仕方が、もはや、国際スタンダードではないことは、DVや性暴力も同じ。暴力の問題もガラパゴス化してはいけない

そして沈黙せず言い続けることだと思う

 


六ラプagain

2013-02-05 | マイ日記

3月30日に,「六か所村ラプソディ」の上映会と鎌先ひとみ監督のトークを三木でやることになっています。

鎌先監督は、「内部被ばくを生き抜く」「ミツバチの羽音と地球の回転」などの映画でも知られています。

三木で初めての鎌仲監督の作品上映会になぜ、2006年に作られた映画をやることにしたのか

これは監督のメッセージにはっきり出ています。

http://rokkasho-rhapsody.jimdo.com/監督メッセージ/

私たちは今、自分たちで選択していかなければならないのだと思います。

選択するには、正しい情報と、共感する仲間が必要です。

どんな正しいことでも、押し付けられるのは、NO!

その時々で、未来に向けての選択をひとりひとりがしなければと思うのです。


今年もよろしくお願いいたします

2013-01-05 | マイ日記

明けましておめでとうございます。ご無沙汰しておりますが今年もよろしくお願いいたします。

今日から活動開始。今から図書館のおはなし会に行ってきます。

毎週11時から上丸図書館おはなし室でやっています。

毎回お客さんが変わるので、行ってから本を選ぶことも多いですが、今年最初のおはなし会にはまずこれでしょう。

「へびくんのさんぽ」いとうひろしさくえ すずき出版

ことしはへび君のキャラがうけるのではないでしょうか。

あとこんな本もよもうと思っています。

「おしょうがつさん」 谷川俊太郎文 大橋歩絵 福音館書店

「うずらちゃんのかくれんぼ」 きもとももこ 福音館書店

大きい子もきたら

「ベスとベラ」 アイリーンハース作絵 たがきょうこやく

 


スペインを楽しんだ休日

2012-12-04 | マイ日記

エル・グレコ展観てきました。圧倒される迫力。そして人物描写野洞察の深さ。仕事の合間のほっとしたひと時でした。

夜はこれまた打ち合わせの終わった後スペイン料理の店で、ウラボノミーティング。ワインがおいしかった。

今、所属しているNPOでHPを作りかえるプロジェクト。思いを伝えるツールとしてHPをどうリニューアルするか、なかなか簡単にはいきません。完成したら、スタッフブログを担当することに。この頃、さぼり気味のブログ、また復活しようっと。


今年も絵本と音楽のライブ

2012-11-10 | マイ日記

吉川図書館で「絵本と音楽のライブ」開催しました。会場は赤ちゃんから小学生まで子どもたちがたくさん、お父さんもお母さんもたくさん参加してくださいました。

選んだ絵本は

かいじゅうたちのいるところ

かいものさんぽゴムぞうり

よあけ

おじいちゃんの手

でした。それぞれ、絵とことばと音楽がマッチしてあたらしい世界がうまれました。

今度は大人だけのライブもやりたいね、なんてもはや次の企画の話も出ていました。


女性は日本を救えるか?昨夜のクローズアップ現代

2012-10-18 | マイ日記

昨夜時間枠を延長して放送したこのテーマ

「女性は日本を救えるか?」

近ごろよくテレビに映るIMF専務理事のラガルド氏が登場。

彼女の主張は明快。女性が働きやすい環境を作り、労働力として女性が活躍できる場を作ること、それが日本の経済の発展につながるということ。

それは日本の少子高齢化の解決とも結びついていると。

女性が働くかどうか、ではなくて働き続けることが当たり前にならなければいけないということ

その働き方はさまざまで、パートタイムもあり、管理職としての道もあり・・・と多様な働き方ができる環境を用意すること。

ここにきて、国レベルで、あるいは国際レベルで、女性のエンパワメントが言われるようになってきた

女性を応援する活動を長いことやっていて、ため息つくことの多い日常で、これは追い風か

さて、私のささやかな、女性の支援の一つは、ファミサポ。週2回のペースで働くママを応援するために登校の見守り続けています。

最近うれしかったこと、それを見ていた現役ママが、自分ファミサポに登録してくれたこと

お勤めしているママもお勤めせずに違う形で社会活動しているママも、いい意味で協力体制できたらいいですね。

 


必殺仕置き人?!

2012-10-15 | マイ日記

全国シェルターシンポジウムが終わった。開催地は阪南市。人口5万の都市で、このような大規模な催しを開くのはすごい!阪南市長自ら、市を挙げてのDV撲滅宣言!夜の交流会でも市長とテーブルが同じで、盛り上がった。三木市もやろうとおもえばできるんだ!文化会館、会議室、グリーンピアなど設備は整っている。あとは市長のやる気か。

基調講演は、弁護士の雪田樹里さん

この女性、実は15年くらい前に緑が丘中学の広報委員会でお呼びしたことがある。子どもの権利についての取り組みをしていたのを新聞で見つけて、いきなりお手紙を出したのだ。

その後、雪田弁護士は、あの大阪府知事横山ノック事件の弁護士で、一躍時の人に。権力の頂点にいる人からのセクシャルハラスメントの戦いは困難を極めたに違いない。

その後数人の女性弁護士と大阪で共同弁護士事務所を設立。10周年を迎えた。常に女性や子どもの側に立って、精力的に仕事をしている方だ。見た目は細身でかわいらしい印象の方で、どこからそのエネルギーが出るのだろうと思っていたが、常にぶれない、権力との戦いが力になっているのだろうと思う。

今回のお話でも、最近目立つ、性被害加害者の無罪判決の検証についてのお話が印象的だった。

「えー、そんなことありえん」と思うような事例が、証拠不十分や、確証が得られないという理由で、次々無罪になっている事例を、1件1件検証したのだ。司法というまだまだ聖域といわれる領域を、崩すのは至難の業だ。しかし、法律や司法を変えなければ、本当に女性の権利は守れないのだ、という発言は力強く響いた。同じ場に出席していた方から、雪田さんに「必殺仕置き人」という言葉がでてきたが、まさにこうした「必殺仕置き人」や、「必殺仕事人」が、先駆的な仕事をしていても、それが当たり前になるには、まだまだ、たくさんのハードルが見える。今回のシェルターシンポでもたくさんの、仕置き人や仕事人が各地で活躍していることを実感することができた

その重さにつぶされそうになることもあるけどめげずに頑張ろう!

 


この1年

2012-10-10 | マイ日記
 
初めての読書会密度の濃い時間でした。

朝読書会inMIKI 初めての会が無事修了しました。今回は7名が出席。それぞれ、自分の読んだ本を紹介して、お互いにシェアしトークしました。一人10分ぐらいづつ自分の持っ...
 

これ1年前のブログ記事。最近やたら、1年前の記事というおしらせがあります。このごろ更新していないからでしょうか。そういえば、先日も、久しぶりにお会いした方にブログ見てますよとお声かけられました。最近更新せずにすみません。

ご無沙汰の失礼を少しでもブログでカバーしているのかもしれません。

1年前同様、というよりますますバタバタの日々です。

範囲が三木市から、広がって、外へ出ることが多くなり、三木の皆様にはご無沙汰してしまっている事情があります。

昨日は、ヒルトン大阪で会議、というと何?と言われそうですが、今度20日に行われるイベントの打ち合わせ会議。メリケンパークで行われる、イベントの会議です。ヒルトンも協賛団体というわけ。

http//www.accjwalk.com/supporter/index.html

この団体の助成を受けている団体ということで、「ワールドカフェ」を担当します。今年初めての試みなので、どんな企画ができるかわかりませんが、「働く女性とその家族を応援します!」というこのキャンパーン、いろいろな団体や企業を巻き込んだ大きなものになりそうです。

三木での取り組みも、続けていますので、これからも発信していきますのでこれからもどうぞよろしくお願いします。

ちなみに1周年を迎えた読書会、10月13日(土)10時15分から 図書館野3階でいつも通り開いています。毎月1回開いてきたこの会も定着しつつありますよ。どうぞご参加くださいね。

 

 

 


子育て中の絵本

2012-10-05 | マイ日記

おそざきのレオ「昨日の絵本で発見」講座にご参加ありがとうございました。熱心にメモを取る方、終わった後で、絵本を手に取ってみている方など、参加者の方の熱が感じられて、よかったです。

その中で、手ごたえのあった本の1さつ。「おそざきのレオ」はなにもできないトラのこどものおはなし。

字を覚えるのも、絵をかくのも、うたをうたうのも、上手に食べるのも何もできない子どものトラ。お父さんはドキドキハラハラしながら見ていますが、お母さんはどっしり。そのうち花が咲きますよ、と落ち着いています。

なかなか花は咲かず、お父さんはみないことにしました。といいながら、こっそり見ているおとうさんの姿がユーモラス。

ゆっくりだったり、人より遅い子どもをみまもるのは、親はなかなか難しい。なかなか父と母のテンポもあいません。日本ではイライラカリカリする母と、子育てはお前の仕事だろとばかり、知らんぷりをきめこむ父のパターンが多いようです。

子どもができないことより、それを見守る目が自分だけで、それ以外の自分を見ている視線が冷たい、だということに、母は傷ついていることが多い。つまり子育ての責任を自分にまかされていて、子どものできないことを自分のせいだと思ってしまう・・・。

ゆっくりな子どもの花はいつ咲くんだろうか、なかなか咲かない、いつまで待てばいいの?というのも、お母さんたちの悩み。まだまだつぼみなのかもしれませんよ、大きな花を咲かせるなら、待つこと、が大事かもしれませんね。

「おそざきのレオ」 ロバートクラウス文 ホセ・アルエゴ絵 今村葦子訳 あすなろ書房

 


まだ間に合うのなら…図書館新築計画

2012-09-17 | マイ日記

上: 図書館内部にある和室

中: 併設の展示室と奥は視聴覚室。市民の文化に貸し出されています。視聴覚室は映画や人形劇などができる小ホール。ときにはパーテーションで展示室になります。

必ず関連の図書が並べられてあり、貸し出しています。そこが公民館や教育センターとは違うところ

図書館の一角にある、まちのこしカード。自分たちの街を知るツールになります。

図書館の見学会に行ってきました。滋賀県の八日市→湖東→愛知川と3つの図書館に行ってきました。八日市は2度目の訪問です。1回目は三木市の主催で行きました。あのころと変わらず、というかより、市民にフレッシュに働きかけている図書館という印象でした。

巽館長のおはなしをききながら、図書館への思いや信念が感じられました。ぶれない、主張する、そして遊び心。図書館は人だ、とおっしゃっていましたが、まさに「図書館人」を体現しているような館長さんでした。

湖東は時間の関係でちょっと見学させていただきたいとお願いしたら、書庫まで案内していただけました。ワンフロアーの立派な建物というだけでなく、裏の書庫もきちんとせりされていました。周りのゆったりとした風景と相まって落ち着いたたたずまいです。

3番目の愛知川図書館も女性の館長さん。この4月に仙台から来られたそうです。被災地での図書館のおはなしなども伺いました。

ここは図書館業界でも有名な、こだわりのある、町の人に根付いた図書館。様々な工夫があちらこちらに見えます。

三木でも新築の図書館の図が示されたようですが、三木の図書館の顔が見えません。決められた枠に、分割線を入れたという印象です。図書館のポリシーや動線、図書館計画が盛り込まれているようには見えないのです。

これから書き加えられると思いますので、もっとふくらませてほしいです。三木市が何をめざそうとしているのか、それがみえるような図書館の計画図であってほしいです。


あかちゃんのゆりかご

2012-09-08 | マイ日記

あかちゃんのゆりかご (世界の絵本)

だっことえほんの会お待ちしています。

木曜日は「おかあさんの絵本」のおはなしをさせていただきました。たくさんの方が来ていただいたのですが、赤ちゃん連れの方は、長時間でしたし、テーマもお母さん向けのものだったので、しんどい思いをされたのではないか、とちょっとしんぱいしています。私もそうだったのですが、子連れで出かけられるところ、それも自分が学んだりする場がほしい。でもなかなか赤ちゃんがじっとしていない。だからがっかり。

でも、赤ちゃん連れで気軽に来れるところもありますよ。

「だっこでえほんの会」はそんなお母さんたちのための場を用意しています。

時間も30分ほどです。

9月11日(火)11時から上ノ丸にある図書館です。

お待ちしていますね。