もて木みち子 オレンジニュースブログ版

今年のキーワードはゆっくりやさしく社会を変える

アイスランドのミステリー

2012-09-19 | 

湿地北欧といってもアイスランドというのはほとんど知らない知らない国だ。その国からでたミステリー「湿地」は読書会で、ミステリー作家から紹介していただき、さらに2冊買ったからと、読書会に寄贈していただいた本。最初に預かったので、早く読んで回さなきゃ、と今回の休日で読んだ本。

ミステリー故中身は詳しく言えないが、これは日本でもよくある警察もの。現場の刑事が、仲間の警察官と、謎を解いていく話なのだが、時間軸である経糸と、人間関係の横糸とが織りなす、殺人事件をめぐるあれこれ。特に性被害を描いているということだ。2次被害という言葉があるけれど、ここには、さらに広がる被害が、不幸を増幅させていく。

と、かなり深刻なストーリーなのだが、テンポがよく、一気に読める。映画にでもなりそうな、映像が浮かんでくるのだが、実際に映画化されたらしい。

「湿地」とは言いえて妙。アイスランドを知らなくても、アイスランドらしさの出ているなと思わせるミステリー。

ミステリーを読む楽しさを久々味わった1冊だった。

訳が柳沢由実子さんというところも、安心して読める理由。

「湿地」 アーナアルデユル・インドリダン著 柳沢由実子訳(東京創元社2012年刊


まだ間に合うのなら…図書館新築計画

2012-09-17 | マイ日記

上: 図書館内部にある和室

中: 併設の展示室と奥は視聴覚室。市民の文化に貸し出されています。視聴覚室は映画や人形劇などができる小ホール。ときにはパーテーションで展示室になります。

必ず関連の図書が並べられてあり、貸し出しています。そこが公民館や教育センターとは違うところ

図書館の一角にある、まちのこしカード。自分たちの街を知るツールになります。

図書館の見学会に行ってきました。滋賀県の八日市→湖東→愛知川と3つの図書館に行ってきました。八日市は2度目の訪問です。1回目は三木市の主催で行きました。あのころと変わらず、というかより、市民にフレッシュに働きかけている図書館という印象でした。

巽館長のおはなしをききながら、図書館への思いや信念が感じられました。ぶれない、主張する、そして遊び心。図書館は人だ、とおっしゃっていましたが、まさに「図書館人」を体現しているような館長さんでした。

湖東は時間の関係でちょっと見学させていただきたいとお願いしたら、書庫まで案内していただけました。ワンフロアーの立派な建物というだけでなく、裏の書庫もきちんとせりされていました。周りのゆったりとした風景と相まって落ち着いたたたずまいです。

3番目の愛知川図書館も女性の館長さん。この4月に仙台から来られたそうです。被災地での図書館のおはなしなども伺いました。

ここは図書館業界でも有名な、こだわりのある、町の人に根付いた図書館。様々な工夫があちらこちらに見えます。

三木でも新築の図書館の図が示されたようですが、三木の図書館の顔が見えません。決められた枠に、分割線を入れたという印象です。図書館のポリシーや動線、図書館計画が盛り込まれているようには見えないのです。

これから書き加えられると思いますので、もっとふくらませてほしいです。三木市が何をめざそうとしているのか、それがみえるような図書館の計画図であってほしいです。


あかちゃんのゆりかご

2012-09-08 | マイ日記

あかちゃんのゆりかご (世界の絵本)

だっことえほんの会お待ちしています。

木曜日は「おかあさんの絵本」のおはなしをさせていただきました。たくさんの方が来ていただいたのですが、赤ちゃん連れの方は、長時間でしたし、テーマもお母さん向けのものだったので、しんどい思いをされたのではないか、とちょっとしんぱいしています。私もそうだったのですが、子連れで出かけられるところ、それも自分が学んだりする場がほしい。でもなかなか赤ちゃんがじっとしていない。だからがっかり。

でも、赤ちゃん連れで気軽に来れるところもありますよ。

「だっこでえほんの会」はそんなお母さんたちのための場を用意しています。

時間も30分ほどです。

9月11日(火)11時から上ノ丸にある図書館です。

お待ちしていますね。

 


ときわ病院へよみきかせボランティア

2012-09-04 | マイ日記

こすずめのぼうけん

きょうはときわ病院へよみきかせボランティア。女性ばかり20人ほどが集まってくださいました。

詩を読んだり、歌を歌ったり、そして絵本を4冊。最後まで熱心に聞いてくださいました。

今日選んだのは、「こすずめのぼうけん」ルースエインズワースの文と堀内誠一の絵がマッチして

安心して読める1冊です。