妹から電話がありました。ようやく水道が通じたとのこと。そして、もうすぐガスが、通じるかもしれないとのことでした。
相変わらず燃料不足で、ガソリンを求めて4,5時間並ぶのはざら。1キロぐらい行列しているところもあるとか。
しかし、水が出たからといって喜んでいる気にはなれない。ガソリンが手に入ったら、又石巻にいくつもりだということでした。
そこで、避難所で母がお世話になった人たちになんとか、届けられるものがあるのではないか、という相談でした。
幸い母親は弟のところで落ち着き先を確保しているが、家も流され、行き場のない人もいる。
そんな中で、避難所で一緒の部屋だったというだけで親切にしていただき、お世話になったご恩をなんとか形にしたいというものでした。
そこでわたしも、少しでもと、振込みをすることにしました。全体の募金と共に、こうした直接のつながり支援も大事だと思うからです。早速東京、愛知、滋賀にいる子供たちにもよびかけました。母親の名前をとって「福子基金」とするそうです。
妹もなにかをしなければ、じっとしていられない気持ちなのだと思います。
わたしも、やらなければならないことは山のようにあるのに、こころのザワザワがなくならず、なんだか落ち着いてできない、集中してできないという状態が続いています。気持ちを切り替えなければと思いつつ、できない状態。
被災がそれほどに甚大でなかった地域でも、そんなこころのザワザワが広がっているようです。