ここ数日間、にわかに映画『バック・トゥー・ザ・フューチャー』ブーム。それは1985年公開のこの映画のシリーズ2でデロリアンが向かう未来が実は今日「2015年10月21日」だったから。
この30年で世界はそして日本はどうなったのか。
そして30年後の世界はどうなっていくのか。
この30年の間に無くなったもの(廃れたもの)。
ブラウン管テレビ、ダイヤル式電話、カセットテープ、ビデオテープ、自動車電話、ウォークマン、公衆電話、テレフォンカード、MD、ファミコン、・・・etc。他にもあるかな?
映画の中の2015年と実際の2015年を比較したこんなページもありました。
30年後の未来には、今は当たり前のものや当たり前のシステムが全く姿を変えていくんだろうと容易に想像できます。今は不可能なことで可能になっていくこともきっとたくさんあるんでしょうね。
もちろん文化や芸術の形もいろいろと変わっていくんだろうなと思います。
芸術については尊敬する千住博さんのインタビューページがあったので載せます。
芸術とは、常の枠を広げ変革していくこと、そして時代に提言しつつ、革新的に創造していくこと。
以下本文より転載。
【転載開始】
――千住さんは「藝術学舎」の学舎長として後進を指導されています。将来を担う若い世代に伝えたいことは何でしょうか。
千住 今日の私は多くの人たちに支えられて存在しています。自分の能力や努力だけでやって来られたわけではありません。私を世に出してくれたのは建築家やグラフィック・デザイナーの方々で、絵をカレンダーなどに使っていただいた。今度は私が次の世代にアドバイスする立場です。そう思って藝術学舎では、あとひと押しで世の中に出られそうな才能ある若い画家たちを、全力で応援し教えています。
人々が必要とする芸術には、必ずその中に人々が求めるメッセージが入っています。ルノワールは愛が必要だと考え、ピカソは人間性を復活させたいと考えた。時を越えて普遍的に貫かなくてはいけないものは大事にしつつ、時代が求めているものを、ピンポイントのように鋭く冷静に突き、発信していくことが大切だと教えています。
【転載終了】
なるほど深いです。
心にしっかり刻んで私もますます精進します。
話を戻して『バック・トゥー・ザ・フューチャー』の3部作シリーズ。
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バック・トゥ・ザ・フューチャー [DVD] |
マイケル・J・フォックス,クリストファー・ロイド,リー・トンプソン | |
ジェネオン・ユニバーサル |
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バック・トゥ・ザ・フューチャー Part 2 [DVD] |
マイケル・J・フォックス,クリストファー・ロイド,リー・トンプソン | |
ジェネオン・ユニバーサル |
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バック・トゥ・ザ・フューチャー Part 3 [DVD] |
マイケル・J・フォックス,クリストファー・ロイド,メアリー・スティーンバージェン,リー・トンプソン | |
ジェネオン・ユニバーサル |
この映画はもともと大好きだったんですけど久しぶりに観てやっぱりワクワクしました。
アラン・シルヴェストリーの音楽もいい。ケビン・コスナー主演の『ボディ・ガード』、『フォレストガンプ』、『ナイトミュージアム』シリーズなどたくさんの映画音楽を手掛けてる作曲家です。
作曲家としてはこういう映画音楽もいつか作曲してみたいですね。
今はまだ実現していない時間旅行(タイムトラベル)がもし実現したら、世界はどうなるんだろう。
建設中のピラミッドやマチュピチュの町々を実際に見たり、宇宙旅行が当たり前になった時代の乗り物に乗ったり、未来の食べ物を食べて、言語が生まれる前の音楽を聞いたらどんな気持ちになるのか。テレパシーやテレポーテーションが当たり前になった世界でも人は恋に悩むのか?宇宙の人々との交流が当たり前になったら人はどんな音楽を聴くのか、何を食べて、何を見て、何を重要と考えるのか。
そんなことを考えるとなんだかワクワクしてきますね。
そして未来の私たちはどんな文化や芸術を生み出していくのか。
ワクワクしながら、ますます頑張ります。