そして迎えたジューク5周年記念ライブ2日目。
今日は梶原順さんプロデュースということで、同じメンバーながら1日目とはまた違うライブを聴かせてくださいました。
今日はできるだけ曲名を書きます(笑)
まずステージに登場されたのは順さんと小野塚さんの2人。
1曲目、2曲目はアコギ&ピアノのデュオで順さんの曲「Pollen Shower」と「A Story」の演奏でした。
これらの曲はギターデュオではよく聴いていたんですが、ピアノとギターのデュオで聴くのはおそらく初めてだったので、ものすごく新鮮でカッコよかったです。
そして3曲目からはメンバーが全員揃っての演奏。
順さんのかつての所属バンドJ&Bの曲やSOURCEの曲を中心に。
昨日も演奏された、タイトルがまだちゃんと決まってないSOURCEの「8月29日(仮)」(だっけ?)って曲とその次の曲が めっちゃ好きでした。(誰かセットリストをひかえてた人がいらっしゃったら教えてください)
この2曲は昨日も聴いたけど、今日はまた格段に素晴らしかったです。
あー、2日目も来てほんとによかったよー!!!
そして中でも特に素晴らしかったのは2日とも聞けた岡沢さんのリクエスト曲の3曲。
岡沢さんの歌声がまた独特で素敵で・・・
岡沢章さん、年齡は64歳だそうですが、バンドを引っ張る圧倒的なグルーブ感とメロディックなベース、そしてソフトでセクシーな歌声・・。ほんとにレジェンドです。
ライブ終了後出演者の皆さんとお話しして、今回のライブがどれだけ奇跡的なライブだったかを再認識しました。
この2日間のライブが実現されたこと、そしてそれを全部丸ごと体験できたこと、心から感謝だなと思います。
我々ミュージシャンって、いいライブを見る(聴く)よりもついつい自分が演奏する方や練習する方を優先したくなるものですが、自分の練習よりも何倍も価値のある「ライブを見る」ということを忘れてはいけないなと思いました。
私の尊敬する写真家のテラウチマサト先生がかつて、感性を磨くには、「できるだけたくさんの写真を見る」ことと「できるだけたくさんの写真を撮る」こととおっしゃってましたが、写真家にとってこのどちらもが大切なように、ミュージシャンにとっても「素晴らしいライブを見る」ことと「たくさん練習する」ことのこの2つはどちらが欠けても勿体ないことになるんだなと思ったライブでした。
「いいライブを見ると、自然に練習したくなる」
努力を辛いと感じなくなる、むしろもっともっと努力をしたくなる。
人生に「喜び」と「感動する瞬間」がどれだけあるのか、それが生きることをより楽しくしていくんだと思います。
ライブは目で見て、耳で聞くんじゃなくて、肌で見て、細胞で聴くんだと思います。
CDでは聴こえないプレイヤーの呼吸を聴き、画面に映りきらないプレイヤーの瞬間の表情を見るんです。
ソロを取ってるミュージシャンじゃなくて、その後ろで支えているバッキングのミュージシャンをしっかり見るんです。
だからCDとかYou Tubeじゃなくて「生」じゃないとダメなんだよね。
だからもっともっと皆さん、生ライブを見ようね!!
こんな素晴らしいライブを見たら絶対じっとしていられなくなるから。
音楽っていいなあ。
ほんとに人生で素晴らしい時間を体験できました。
出演者の皆さん、河村さん始めJukeスタッフの皆さん、お疲れさまでした。
そしてありがとうございました。
できれば1年後に、またJuke6周年での再演を心から楽しみにしています。