人だすけ、世だすけ、けんすけのブログ

愛知13区(安城市・刈谷市・碧南市、知立市、高浜市)
衆議院議員 おおにし健介

人だすけ、世だすけ、けんすけ!

2008年06月21日 | 政治
街頭で演説をしていると、まだ議員でもない私にもさまざまな相談が舞い込んできます。なかでも、やはり一番多いのは年金の相談です。

先日も年金記録の一部が消えていて第三者委員会に申し立てをしている方が相談に来られました。そもそも第三者委員会は、何十年も前のことで給与明細等の物的証拠を持っていないような人を救済するために設けられたはずです。しかし、現実には、相談者は第三者委員会からも「物的証拠を持ってこい」と突き放されて二重の失望に陥れられています。

私は、担当者に電話をかけ、申立書類の作成をお手伝いさせていただきました。こうした困っている人、助けを求めている方のお一人お一人と正面から向き合っていくことが私の目指す「けんすけ、世だすけ、人だすけ!」です。

私は馬淵澄夫代議士の政策秘書をしている時にも様々な相談や陳情を受けてきました。耐震強度偽装事件の時には、すぐに段ボール箱がいっぱいになるほどたくさんの相談、陳情が寄せられたこともあります。その時、あらためて「世の中にはこんなにも悩み苦しんでいる人がいるんだ。自分の話を聞いてほしいと思っている人がいるんだ。」ということを痛感しました。中には問題が解決しなくても、ただ話を聞いてもらっただけで満足をする人だっているのです。馬淵も私をはじめスタッフにお一人お一人の方と常に真剣に向き合うようにと言っていました。

あの消えた年金記録5千万件だってもとはと言えば、社会保険事務所の窓口でも陣頭の議員事務所でも相手にしてもらえなかった相談者の話を長妻昭議員が真剣に聞いて調べたことで明らかになったのです。

しかし、お一人お一人の人を救うことができたとしても、千人の人を救うことはできません。同じような辛い目に会う人、涙を流す人ををなくすためには制度を変えなければなりません。たったお一人の声でも真剣に耳を傾け、そしてその声を国政につなげるために私は国会を目指します。

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