花と鉄輪

趣味であるオートバイでの出来事と、
日常での出来事。
三河遠州を中心に花、滝、巨木を回ってます。

豊根村富山地区・瀬戸川の滝と久原の不動様の滝

2016-11-21 20:21:43 | 
豊根村富山地区へのツーリングの続き

以前、久原の旧集落跡に不動様の滝を探しに行ったことがある

結局ハッキリとした事は判らず
再度久原の集落を訪問することとした

で、昼を食べた後に久原に寄って各家・・といっても3軒しかないが回ってみる
しかしどの家も留守のようだ
前回も留守ばかりで、昼間は皆出かけてるのかなぁ?

そこで予め目を付けていた沢に入って見ることにした
それはココ
佐久間から向かうと、県1号の熊打橋を渡ってT字路を豊根側に左折して県426に入る
300m程で山側に沢を見ることが出来る


豊根側から撮った沢のある場所
沢入口左岸に廃屋が2軒ある
沢の水は暗渠で道路下を潜るようで、橋の名前はなかった

この沢も旧久原集落から見たら南側の沢となるので
不動様の滝がある可能性がある
それだけに地元の人から話を聞いておきたかった


道路から見た沢の風景
雰囲気が良いが、奥には大堰堤から滝のような水が落ちているのが見えた


右岸側には登山道のような道が奥へ伸びているが
崩落で埋まってる場所が所々あった


ひと登りすると貯水タンクのようなものが・・
どうもこの沢の水を飲料水として取水しているようだ


タンクを越えて進むと小さな堰堤があった
取水堰かなーと思う
左岸側にピンクリボンがあって、山の斜面を登るように続いていた


取水堰を超えると両岸が一気に狭まり、ゴルジュの様相を見せる
この奥に不動様の滝があるとは思えず撤退

地元で話が聞けなかった以上、手詰まりである
帰ってから少し調べてみたら、沢入口から見えた滝について記載を見つけた


伊藤文弘先生の本「愛知の滝全記録」の瀬戸川(329)
落差2m

古い地図では、県426の旧道(そのころは林道かな?)が書かれており
今の道路よりやや奥で沢を渡っており
沢の名は「戸ッ久保沢」、橋の名称は「瀬橋」となっていた

さらに諦めきれず、最後の手段として不動様の滝の情報元である
「隠れ里も祭り」の著者山崎一司氏に連絡を取って教えを乞うと

「今の久原集落の所にあるコンクリートの川の上流に不動様が祀られた滝はある」
「旧集落から右へまわりこんだ所にある」
「祠や石碑の類は無く、滝前にしめ縄が張ってあった」

その滝には覚えがあるぞ
前回の探索で見つけた、それっぽい滝

たぶんこれが久原の不動様の滝だろう
長い間判らなかった滝が判明して良かった

残る疑問の一つとして、国土地理院の地形図にはココに滝マークがあるという事だが
中沢の不動滝と間違えてるんじゃないかという気もする
誰か確認しに行ってくれないかなー


帰りに見た飯田線の水没区間の廃トンネル













コメント (2)
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