花と鉄輪

趣味であるオートバイでの出来事と、
日常での出来事。
三河遠州を中心に花、滝、巨木を回ってます。

豊根村県道1号沿いの滝・滝原沢大滝を探して・・

2012-10-25 21:15:38 | 
滝原沢二俣出合の滝の左沢の上流には、大滝があるらしい
izuさんがNatureDriveというHPでチラッと書いてた
今回それを探してみようと思う

二俣出合の滝の左沢の滝には直には上れないので
どうしたものかと思ってたら
右沢の右手、やや上の方にトラロープが張ってあった
少し戻ってロープまで上がったんだが
足元が緩いうえにロープも緩く、滑落しそうだったが
なんとか右沢の滝の上に立てた


右沢の落ち口から下を覗く


右沢の落ち口から上流右岸を見る

ここで良く見たら、写真左手の崩れたような場所に
括り付けられたロープが見えたので(千切れてたが)
そこを登って尾根を越えて左沢の滝の上に出た
しかし崩落地だけあってここも足元が緩く
しかも尾根越えも藪木の間を縫うようで大変だった

帰りに気づいたんだが、左沢の流れに沿ってルートがあって
上の方には残置ロープもあって、そちらが正解だったようだ
でも取っ掛かりの少ない岩を越えたりしなきゃならないんで
安全とも言い難いんだけどね

ルートとして左沢の滝横を登る方で紹介する


下から見たら上段だが、実際は中段となる滝


下からは見えなかった上段の滝

このあたりに太めの残置ロープがあった

上段の滝の上流はゴーロの河原


河原を少し進んだ先にあった7mぐらいの滝

ここは滝横の左岸に小沢が合流してるので
小沢に入って左岸を巻く
明瞭な踏み跡あり

7m滝の上はまたゴーロの河原


また7mぐらいの滝

両岸、どちらも岩場なんだけど
右岸の方が楽そうだったんで、そちらから高巻く
巻いた先には驚きの~


大岩壁~

沢の正面に聳え立つ岩壁
40mぐらいあるかな?
上の方が真っ白な岩肌なのが印象的
しかもオーバーハングさえしていそう
下のほうは崩れた岩で埋まってる

ここで面白いもの発見
上の方の白い岩に茶色のボールが二つ並んでた
どうもスズメバチの巣のようなんだけど
あんな高い位置に、しかも並んで巣がかかってるってのは面白いね
だが、画像は無い

さて、沢の正面は岩壁で行き止まりなんだけど
水は何処から来てるのかと思えば
岩壁の手前の左岸から落ちてた


15m半滑の滝

正直、これが大滝の下端なんじゃないかと思った
そして上の方も確認したいんだけど
どうやって登るか、頭を悩ませた
それぐらいこの先の展望が見えなかった

まぁ、取り合えず行くだけ行ってみようと
この滝の左手(右岸)に取り付き
15mぐらい上がって滝上に出たので右岸に移ったら
案外と登り易い尾根筋があった


15mの上のさらに15m2段の滝

15m2段の滝上は白い世界だった


大岩を巻く流れ

ここらは岩がやけに白っぽくて
(先ほどの大岩壁の上方と同じ岩質?)
雲ひとつないピーカンの秋晴れで
しかも水の流れは影の中で判りづらいが、なんとか説明してみよう

木々のトンネルの中を落ちてきた水は岩をナメて
画像左下にデンと存在する大岩の上で左右に分かれる
左側の流れは大岩の裏で全然見えないが
右側の流れは大岩の影の部分へ落ちてて
大岩の手前を右から左へ流れ
左側の見えない流れと合流して
15m2段の滝に落ちてくって感じ
判った?


露出オーバーめで撮った画像


大岩の上の、木々の間を落ちる滝

この先はどうなってるやら知れないが
このあたりの一連の滝群が大滝じゃないかな~と推測
ここまでに十分危ない場所を通ったので
今回は探索はここまでにしておこう

で、上から木々の間を落ちてくる流れを撮るには
ココしかないって場所で撮影して昼食
空が青いな~
と人心地ついてたら、なにやら羽音が

なんと大スズメバチが一匹、近くを飛び回ってた
ビックリしたけど、小枝で叩き落としてやった(元剣道部)
で、巣があるのかと見回すと
木々の頭越しに、先ほどの大岩壁の白い岩肌が見えた
あそこにあった巣から飛んできたのかな~と納得

コースタイムだけど
二俣出合の滝の上で間違いルートを選んだ上に撮影しながらで
豊富橋からここまで1時間半でした

帰りは15m2段滝の横の尾根筋を真っ直ぐ下ってったら
最初の7m滝の左岸巻き道に出た
そこから二俣出合の滝の左沢の横の正解ルートで下り
豊富橋まで1時間かからなかったよ






コメント (4)
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