花と鉄輪

趣味であるオートバイでの出来事と、
日常での出来事。
三河遠州を中心に花、滝、巨木を回ってます。

春野町白滝レポ:前編

2010-01-07 21:54:58 | 

寒波が襲来した今年の正月
それでも例年ならバイクで林道ツーリングなのだが
今年は手首の骨折でナシ

かといって家でゴロゴロするのも飽きたので
以前から行きたいと思っていた
春野町の岩岳山の白滝を見に行ってきたよ

今回はいつも一緒に林道ツーリングに行く友人Yと一緒
自分が手が不自由な分
行き帰りの車の運転をすべて任せてしまった
感謝~


岩岳山登山口の駐車場にて

まずは春野町のペンションシンフォニーを目指す
遠かった
ウチから2時間半

しかもシンフォニーは山の尾根にあるので
R362からは細い山道を登る
尾根筋まで登ると、北側は雪模様
南側は青空なのにね!

駐車場で自転車を下ろす
今回は長い林道歩きがあるので用意してきたのだ
準備をしていると雪が舞いだした
行くか止めるか迷う所だが、行くだけ行ってみよう

気になっていた積雪は、路肩にうっすらとある程度
奥に行くとどうなるか判らんが・・

ペンションのオヤジさんが出てきて声をかけてきた
崩落があるとか、色々注意を受けるが
岩岳山には登らないので
そんなに無理はないだろう・・


駐車場にあった通行止めの看板

やしおの里から奥
林道が崩れてるのは事前の調べがついてたけど
迂回路も崩落してるようだ・・
とりあえずの目的はやしお橋にかかる白滝

さぁ、出発~!
が、最初の緩い登りが登り切れず
いきなり自転車を押す羽目に・・


林道ゲート

駐車場から300m程でゲート
こっからは車両通行止めなので
本来なら自転車もダメなんだろうけど
シーズンオフで人もいないだろうから、横からスルー

もうちょっと上りがあるが、あとはずっと下り


林道の様子

さて、友人Y(以下 Y )の自転車は古いけどMTB
まさに林道を走るための自転車
大して自分のは16インチ折りたたみ変速ナシの純シティサイクル
本来ならこんな道走るべきじゃない
小径ホイールはフラフラして走りにくい

それに自分はプレートが入ってるとはいえ
右手首が骨折中で押さえが効かん
Yはさっさと下ってくが
自分はスピードが出せんので
左手のリアブレーキいっぱい握りしめてー
ゆっくり~ ゆっくり~ 下ってく~♪



それでもさすがに下りは速いね!
3kmほどの下りだったが、殆ど漕がずに
あっというまに やしおの里 に到着

とはいってもココ、以前は駐車場だったんで
トイレと東屋と小屋があるだけ
昔はココまで車で来れたんだけど
岩岳山にアカヤシオが咲く時期は登山客で一杯になり
ずっと手前まで林道に路駐が並んだ

以前自分が岩岳山に登った時は
バイクで来たんで、路駐を尻目にココまで入ってこれた
あんまり路駐がひどいんで
車両通行止めになったんだろうねー

さて、ここで自転車を置いて、あとは歩きにする
雪も降ったり止んだり
そう心配もなさそう


やしおの里にあった看板

古い看板だが、やはり林道は崩落となっている
目的の赤滝白滝はやしお橋の近く
昔は林道歩いてやしお橋渡った覚えがある

道路脇の小俣神社に安全祈願の参拝
緩い登りの林道を、ゲートを越えて奥へ進む



ちょっと下って橋を越えてまた登る



さらに徒歩の進入を拒むゲートが!(もっとも迂回する踏み跡があるが・・)
この先は林道崩落現場だが
ゲートの手前に川に降りてくように迂回路入口の看板がある

さて、やしお橋に行くには3つのルートが考えられる
1、林道を進んで崩落現場を突破
2、迂回路を遠回りしてやしお橋へ
3、河を溯上して、やしお橋にかかる白滝を下から拝む

どうしようか~・・と考えるまでもなく
全て試してみよう

まずは林道ゲートを奥へ進む(ホントはダメだよ)




しばらく進むと軽い崩落
しっかりと踏み跡があるんで、来てる人がいるんだね



やがてホントの崩落現場に
奥の方まで見渡せるが、崩落は2箇所
手前は約40m幅の幅広い崩落(仮に第一崩落とする)
奥は約20m程だが、だいぶ高い位置から崩れてる(第二崩落)

そのさらに少し奥に、やしお橋らしきものが見える
そして目当ての滝も!(あれ?水量少ない?)
崩落現場を突破できればすぐに着くぞ!

で、ちょっと登ってみたんだけど
やっぱり危ないなぁ
滑落すれば50m程落ちて谷底だし
上から崩れてくる危険もある(実際岩が落ちてきた)

8割がた行けると思うが
残りの2割にサイコロの目が出る可能性もあるわけだし
自分は右手が完全じゃないし
装備も経験もないし
誰も通った跡がないし・・
ここはムリせず撤退だー
Yも説得を受け入れ、しぶしぶ同意

長くなったのでここらで次回へー

コメント (2)
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