モウセンゴケと八丁トンボ

黒河湿地にて、モウセンゴケにとまる八丁トンボ

八丁トンボのオスは縄張りをもってて
草なんかの上の方にとまってるんだけど
なぜかモウセンゴケにはとまりたがらないようだ

モウセンゴケもすっと伸びてとまりやすそうなのだが
あまりとまりたがらない
とまってもせいぜい蕾ぐらい
モウセンゴケが食虫植物だからだろうか？

ところがこのあいだ、初めて見た
モウセンゴケにとまる八丁とんぼ
湿原で長く観察していたわけではないが
ふと見るととまっていた
ずっと見たいと思っていたシュチュエーションが
そこにあった
ドキドキしながら何枚も撮る

そのオスは、そのモウセンゴケが縄張りになったのか
飛び立ってもまたその花に帰ってきた
でも３回目ぐらいに飛び立つと
他の草に移って、もう花にはとまらなかった

いいものを見た余韻にひたりながら
銀塩一眼にマクロつけてもってくればよかったと
ちょっと後ろ髪をひかれながら帰途についたよ