ホルモン屋徒然草~珍しホルブロだ

新米ホルモン屋の親爺の日々。ホルモンのこと、店の出来事、周辺の自然や話題。

ランチ二景

2010-08-10 14:15:21 | 第1紀 食べる・飲む
暑い。

明後日からは平年並みに戻るという予報が、前日になると明日は34℃とか夜は24℃とかに変更になる日が、もう何日も続いている気がする。

予報官もそうとう暑いんだろう。

バブルの頃の売上予測みたいに、そう毎日あげるなよと嘆きたくもなる。

そして、今日もまた・・・・。


で、用事をさっと4件程すまして、先輩と東家へ。

本当はカツ丼を喰いたいのだが、先輩に合わして、もり二枚。

それにしてもすごい観光客だ。

一般メニュー客はすぐ通してもらえるが、観光客の目当ての「さあ、どんどん」のわんこそばは30分待ちなそうで、店内はあふれかえっている。

その事もあろうか、まあ、なんとなく間延びしていましたね。

キリッとしていないというか、でも、暑いから勘違いかもしれないが・・ね。


この数をこなすというのはたいへんな業なんだろうなと感心しながら、先輩と別れる。

次の用事は保健所だが、やはり公務員とはいえ1時前に伺うのは無粋だ。

まだ40分ある。

行こう行こうと思っていた「紅茶の店 しゅん」へ。


なるほど、こういう作りだったのか。

しっかり落ち着く、洒落た店内。

二階へ昇り、カレーと、迷ってアイスミルクティー。

スリランカカレーはとても爽やかな刺激があって、この暑い夏には似合う。

ピクルスもいい感じ。

サービスで、ダージリンかな? 暖かい紅茶も少しいただいた。


なるほど、午後のひとときをゆったり過ごすにはとてもいい空間である。

カウンターでは常連さんらしいご婦人が、お隣のやはり常連らしきサラリーマンに政治談義を声高に持ちかける。

「そうなのよね~」と相槌を打たねばならぬ言いぐさは、この手の話題には似合わないが、やはりこういうご婦人はその事に気づかぬのだろう。

ますます意見を押しつけている。

まるで、丸顔のおじさんのモーニングショーの内容だ。


時間もきたし、二階に筒抜けの会話にも閉口してきたし、この感じのよい空間に別れを告げる。

〆て1700円はそれなりのお値段だが、一般のサラリーマンにはやはり少し違う感覚なのだろうが、それはそれでいいんだという、異次元の空間がそう答えている。

JAZZでも有名な店だが、果たしてどのような音色を響かせるのか、とても楽しみである。

ピアノが置いてあった。

好きなエバンスなんかが似合うのだろうと思い、あとにした。


それにしても、たった二食で腹が一杯になるのは、歳なのか。

胃が小さくなってきたんじゃないかと心配する、今日この頃。