ホルモン屋徒然草~珍しホルブロだ

新米ホルモン屋の親爺の日々。ホルモンのこと、店の出来事、周辺の自然や話題。

特異日

2010-08-22 00:14:02 | 第1紀 をかしら屋
むかし、「チャグチャグ馬コ」が固定日だったころ(今は曜日)、この日は必ず晴れるという特異日だった。

確か、10月10日の体育の日もそうだったか? 文化の日もね!!

反対に、ほぼどこの町でも複数日に渡る「お祭り」には「必ず一日は雨が降る」という言い伝えがあり、「やっぱ、雨だな」なんてちょっとした不幸を和らげる役目をしていたりする。


さて、真面目な小心者経営者であるワタクシは、毎日、伝票をめくりながら過去の売上を見ている。

ちょっと前までは、天気やら気温やらも記載していたのだが、それは「展望」レストランをやっていた名残である。

なんせ、ちょっと雨が降ったり霧がでたりすると、山の上までお客が昇って来ないので、まったくお天気商売といっても過言ではなかったから・・。


さて、「をかしら屋大通店」の、たった2年だが過去のデータで気になったのがある。

それが昨日、お盆あとの「土曜日」なのだ。

はっきりいって2年とも開けるのが無駄なくらいのさんさんたる実績。

お盆でぱっと散財したからな。

ゴールデンウィーク後や、正月明けなんかもそうだよね。

今年はどうかと、びくびくしながらその日を迎えた。

意外に、昼は今月のなかでもピカイチだったようだ。

サラリーマン・OL諸君をメインターゲットにしている大通店の土曜のランチは、だいたい売上にならないのだが、たまに転がることがある。その日だったみたい。

そして、夜。

早めに二組。

一組はお父さんがいつぞや、お昼に来ておいしかったからと大家族で来てくれた。

北上から!!

ふむ。

そして18時半に店は空になった。

ふむ、ふむ。

ではと大通の街に夜回りに行く。

人はでている。

ただし、土曜日のいつもの若者と、お盆休みが少しずれたのか、都会より早く終わる夏休みの宿題が終わったお坊っちゃま・お嬢様のご褒美のファミリーか、そしてこの日、多かったのが、女性!!

どうもホルモン好きの匂いは感じなかったが、その女性達があとでやってくる。

なんとか、昨年・一昨年の悲惨さはなかったが、まあ、いつもの土曜日の元気まではいかなかったのが本当のところ。

でも、まあほどほどに「良し」。

おかげさまと、一昨日は久しぶりに遠ざけたビールを、いつものピッチャーではなく缶発泡酒で一本いただく。

そういう日もあるさ。

相対はほめられるところはないが、一組一組の客を見れば、その北上からはるばるやってきてくれた大家族や、どうもホルモン入門って感じのお嬢様ホルモンヌや、恰幅の良いホルモンの酸いも甘いもご存じのおば様達など、ありがたいことが山ほどある。


そして、今日は延期になった盛岡「船っこ流し」。

午後から会場近くの「薬王堂明治橋店」に行って、相方と「をかしら屋 催事部隊」をやります。

夏の終わりの花火もいいぞ!!

ああ、花巻の花火は昨夜だったか!?

じゃ