ホルモン屋徒然草~珍しホルブロだ

新米ホルモン屋の親爺の日々。ホルモンのこと、店の出来事、周辺の自然や話題。

稲荷

2013-01-22 11:02:56 | 第1紀 生きる


ポットにたっぷりの湯とティーパック2個、珍しく砂糖を入れたのは寒いからか。

実は雪の朝、思い立って神社に行ったあとなのだ。


花巻人のワタシは確かに盛岡に弱い。
土地柄も歴史も情報も人のネットワークも土地勘も弱い。

店の神札は住吉さんからいただいている。
もっとも無心教か多神教か、いずれにせよ神は八百万(やおろず)と道すがらの鳥居を見るたびに車中から手を合わせ都合のいいお願いをする、まぁ罰当たりな人である。

盛岡人の知人から、あれっ商売の神様はお稲荷さんだから、そこは行ったよね?
という言葉にひっかかり、あららなんにも知らないはとネットで調べて、今朝ひと仕事終えてから行ったわけだ。

榊山稲荷神社

説明によると:榊山稲荷神社の創建は慶長2年(1597)で元々盛岡城の榊山曲輪に鎮座していました。明治維新後、盛岡城は廃城になり榊山稲荷神社は遷座先がなく一時廃れてしまいます。城内には他に2社(桜山神社、鳩森八幡宮)ありましたが、それぞれ遷座先が見つかりました。その後、榊山稲荷神社は荒川清次郎氏が明治30年に再興し、現在地である北山に遷座し初代宮司となりました。妻側が正面の神社山門を潜ると、両側に桜並木が続く長い参道があります。境内には対馬藩士で朝鮮通信使をめぐる国書改竄の罪により南部藩に配流された方長老の屋敷跡を整備した庭園が広がり通常の神社の境内とは趣きが異なります。

意外に近くにあり、気にはなっていたが無学浅学の身でなんとはなしに通りすぎていた。



坂を上って、さすがに厳かな構えと広大さに少しびっくり。
参道の灯籠には盛岡の主な企業の名前がある。
なるほどなるほど、浅学無知、あららららと頭(こうべ)は少しずつ傾く。





先ずは参拝。





雪景色もいいが、新緑の季節や秋深き頃もなかなかだろうと思われる。
山向こうに渡れば高松の池に続く散策路となっているそうなので、雪解けの頃に再訪したいと思う。

雪道に他に足跡は無かったが、立派な社務所から巫女さんがでてきた。


さて、何を祈ったのか。
商売の神様であるから、やはり商売のこと。

祈るにはこの細雪はちょうどいい風情の日であった。

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