ホルモン屋徒然草~珍しホルブロだ

新米ホルモン屋の親爺の日々。ホルモンのこと、店の出来事、周辺の自然や話題。

「いわて短角牛」

2010-02-06 08:27:24 | 第1紀 をかしら屋
ってなわけで、今月の「をかしら屋」は「短角牛祭り」。

各店の伝票をみると、なるほど、多くのお客様が短角牛を味わってくれている。

岩泉産短角牛の枝肉を一本仕入れたのだが、部位によってはもう残り少ないのもあり、岩手県産短角牛をパーツで補充しなければいけない。

人気ある短角牛だが、その生産は減少しているときく。

しかし県の「認定短角牛」や「プレミアム短角牛」など、新しい試みにチャレンジする畜産農家もあらわれ、おおきに期待するところである。

さて、短角牛とはなんぞやといえば、岩手県のホームページに詳しくのっているので、ここをポチッと押して参考にしてください

ワタシ的に言えば、やはり赤身のおいしさが格別だと思う。

調理的に言えば、バラなどはやはり当店のような網焼きがおいしい。

しかし、短角牛の醍醐味、モモなどの赤身は、そのうまさをじっくり閉じ込めるオーブン料理が適しているように思う。

短角牛のローストビーフは最高にうまい。

実際、短角牛、前沢牛のローストビーフの食べ比べを友人の花巻「小ぎく」でやったことがあるが、カウンターにいた常連さん達の評価は圧倒的に短角牛に軍配があがった。

最近は料理雑誌などで洋食のシェフ達に評価されているが、やはりこのオーブン料理が短角牛の良さを引き出してくれているのかなと思う。

まあ、しかし現状は生産頭数が少ないから、特に「岩手県産」は手当が難しいし、その成り立ちからも肉質の安定感は難しく、焼肉に適したグレードの牛を集めるのはたいへんなことで、業者さんに苦労していただいている。

ってな堅い話はさておき、さあ、まずは短角牛を存分に味わおうではありませんか。

ただし、さしけの好きな方、脂が焼肉の醍醐味だ、「ファイアー」なんて方は、少し違った方からこの短角牛を見てください。

噛みしめれば噛みしめるほどにうまさがじわっと拡がってくるのが短角牛ですから!!

「短角牛祭り」の詳細は「をかしら屋 ホームページ」で!!

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