ホルモン屋徒然草~珍しホルブロだ

新米ホルモン屋の親爺の日々。ホルモンのこと、店の出来事、周辺の自然や話題。

旬のものやら、食べおさめやら 呑んだり喰ったり12時間

2012-03-30 12:03:40 | 第1紀 食べる・飲む


春。
庭のクロッカスは、白、黄と咲いて、青が蕾。
写真はちょっとぼけていたので芸術家風に仕上げた(つもり)。

昨日は100歳で旅立った父方の叔母(13人兄弟の女では一番上だったと思う)の葬儀で、11時から葬儀、寺を廻り13時から「ホテル志戸平」で忌み明けの会食だった。
昨年、100歳の誕生記念に頂いた内閣総理大臣や県知事の表彰の賞状などもあり、不慮の事故や長い病気を堪えてのそれと違い、確かに涙もあったが少しはその天寿を祝うという気持ちも入り和やかなものだった気がする。

ワタシの席の両隣はおしゃれな義理の叔母で母と同い年であり、もう一人は歳の近い従姉妹で、なんと両手に花、その隣にまだまだ若い血のつながった叔母さん三姉妹で、前の席はずらっと以前住んでいた実家の近所の方々で、誠に肩のこらない会食だった。

ホテルのお決まりのオッシャレな器に入った料理もいいが、



やはり田舎の冠婚葬祭では親戚や近所の方々が作ってくる季節のものが楽しみで、このコンニャクにのったバッケ味噌は独り占めしたいぐらいにワタシの舌に訴えかけてきた。

ビールを数杯とウイスキーの水割りを数杯のみ、宴が終わればやはり温泉ホテルだから、どっぶ~ん。
ふ~、気持ちよか~~~、と気がつけば娘のお迎えの約束の4時を過ぎていて、慌てて着替え、自宅で少しの中休み。




夜は「29日」だから定例の「小ぎく」へ。
驚いたことにお隣が「スープカレー」屋さんになっていた。

さて、いつものカウンターに、いつもの友、おいしい肴に、楽しい会話。



今日はフグの喰い納で、水槽のフグはこの通り。
先ずは皮をかるくゆがく。

身も入り、野菜も入れて「てっちり」。



最後はシラコで、こりゃシアワセ。



生ビールからいつもの日本酒はパスして、「神の河」、スコッチ、ワインと進む。



2軒目もいつもの店。

今日のテーマは「演歌」だと、珍しくフォーク路線から外れるが、まぁ何時間か唄い続ければ最後はお決まりのコースへ。

シンデレラタイムで最後の一曲といった記憶があるが、気がつけば25時近くで、お父さんがたは最後の最後に「遠い世界に」で終わったのだよ。

数字のことやら数字のことやら数字のことやら、ツマラヌことやら、ホントにツマラヌことやら、もういい加減にせぃというツマラヌことやら、ウサとか、世間体とか、しがらみとか忘れて、本当に月一回の高校時代の友とのこの時間は、あぁ「いい」のだなぁ。


今日は万感の思いの方もいらっしゃりましょう。
ワタシは大通店に居ます。

じゃ。