ホルモン屋徒然草~珍しホルブロだ

新米ホルモン屋の親爺の日々。ホルモンのこと、店の出来事、周辺の自然や話題。

別れ

2012-03-29 07:44:47 | 第1紀 生きる
今日は100才の長寿を全うした叔母の葬儀でワタシは公休。

では、今日の分までと冷蔵庫の部品倉庫を整理する。

部品とは豚一頭分の内蔵を処理する時に出てくるさまざまな臓器の一時預かり所。



それぞれの臓器ごとに細かく仕込みするのだが、なかなか手間のかかるのもあるし、焼肉向けに切り分けると使いづらい部位も出てくる。

何年たっても不器用なワタシには不得手のものがあり、豚ハラミと豚ハツには気をつかう。
昨夜はコブクロも入荷し、これも当店では丸で洗いに洗い、紐で洗いに洗い、切ってから洗いに洗う。
「コブクロL」という親豚のを使うのだが、スーパーで売っている子豚のそれとは違い、子供をたくさん生んだあとの母豚のそれであるから、それなりに綺麗にしてやらないといけない。
たまに「白い」のもあるけど、「赤褐色」や「青みがかった」のがほとんどなので、よく塩揉みしていくらか綺麗に仕上がるとウレシイ。
水が澄むまで何度も何度も洗うのだが、やはり春近とはいえ水道の水は冷たい。

そんな夜。
明日は「退職辞令」をいただく方もいらっしゃるだろう。
いよいよ、感慨ひとしおではないのだろうか。
早期退職に手を挙げたワタシにもそんな経験があった。




さて、アナログ放送は今日明日明後日で終了。



「をかしら屋 春の感謝祭」は日曜日、4月1日まで。



皆様のおこしをお待ち申し上げます。

じゃ、、