ホルモン屋徒然草~珍しホルブロだ

新米ホルモン屋の親爺の日々。ホルモンのこと、店の出来事、周辺の自然や話題。

一安心したから饂飩を手繰った

2012-03-05 13:46:07 | 第1紀 生きる
朝から病院三連発。

かかりつけの内科医。
朝飯抜きで定期検査。
「ご発表」は来月で、本来ならこっぴどく怒られる内容なんだろけど、優しいかかりつけ医は「Sさん、まだまだ大丈夫」というのだろう。

気にしていた事を3つ聞いていただいた。

一つは、恥ずかしいが右肩が痛い。
肩があがらないほどではないが、右側を下にして寝るには辛い痛みで、寝返りがうてない。
  (四十肩??、ショック!)
これは、まぁ我慢しましょうという事らしい。

次はゴホンゴホンの気管支炎かと思いきや、かかりつけともう一人の医者に喘息と言われた事。
この歳で喘息は辛いのだが、相当軽いが、やはりそうらしい。
アトピーもあるので、この手の仲間に出くわすのもいたしかたがないのだが、やはりココロのダメージは大きい。
考えてみれば三十代後半からこんな症状が年に何回かでたと思う。

驚いたのはアトピーの毎日呑む薬の中に、喘息症状では飲んでいけない種類があるとの事。
これは最後に行った皮膚科で、いまのんでいる薬には心配ないという事で一安心。

さてさて、一番気にかかるのは、このところ食べた数分後に右脇腹に痛みが走る事で、先月あたりから便が白っぽいのとあわせると、アレかなと思った。
いやいや十二指腸潰瘍ではない。
あれは空腹の時に痛むのであるし、ワタシのように精神が丈夫な人はかからないはずである。
まして肝臓は肥大しているが丈夫である。(検査済み)

考えたのは胆石で、父も叔父もこの石持ちであり、叔父は相当苦しんだらしい。
ワタシは三十代の初めに胆嚢ではなく腎臓に石を抱え、千葉で救急車を呼んだ。
それ以来、数度、痛い目にあっている。
もちろん尿酸値は高い。
一時は11なんてとんでもない時があったが、薬でだいぶ落ち着いている。

それにしても胆石なら危ない。

かかりつけ医に専門の医院をすすめられ、すぐ駆けつける。
ベットに横たわり、エコーで調べた結果は「シロ」であった。
胆嚢に石の痕跡はなく、腎臓のも大きくは育っていないし、尿管などにも見つからない。
砂のようなものが走っても痛い時があるそうだが、当面は心配ないとの事で、一安心。

この腹の脂ではナイフも届かないだろうなという心配も消えたのである。



だから、朝方の心配の種、種、種は消え、ほよほよと心が晴れ、吹雪の中、勇んで紫波「たかのはし」へ。
今日は「あつあつ 大盛り チクワと鶏天」。
うん、いいだしだ、チクワもうまい。

ほんで、本来500円の所、今日は100円引きなんだとさ。
店主いわく、大雪の時は100円引きにしました、今期2回目です。

うん、素直にうれしい。




昨日・一昨日とピンチヒッターで立った松園店のオキザリスに白い花、二輪。
そう、春の知らせに咲く花。
オキザリスは年に数回咲くが、春の白い花はウレシイ。
だから松園店は一等席のストーブの真ん前にある。



そして、その松園店の昨日の昼まかないは、コレ、ナポリタン。
前の日から、なんかナポリタン病が始まって、ちょうど来られた常連さんとマルカン談義したものだから頭からナポリカツが離れず、材料は緑が丘のマルイチで仕入れてきて、調理は彼女達にまかせた。

それが、まさしく思った通りのマルカン流、あるいは昔の喫茶店風の、トマトソース&ケチャップたぽたぽのスタイル。
小さい緑はピーマンで、小さいころは大好きなナポリタンに嫌いな緑が入っているのが悲しかったが、アルデンテと対極のゆるゆるスパゲッテイにピーマンのしゃきっとした歯触りは心地よいのだよ。
&真っ赤っかなのでわからぬが、密やかに赤ウインナー、ナツカシサ、B級。
おまけに予想外の目玉焼き。

嗚呼、ウレシイなり!!

500gの乾麺をワタシと店長I嬢とN嬢で分ける。
店長の「普通は一人何グラムですか」との問いに、まぁ普通の店なら乾麺100グラムだろうなと答える。
そう間違いは無いだろうが、我等三人にはちょうどいい昼まかないであったのだ。

ワタシは箸でクルクルと麺を捲くのが好きだが、若いころ、スナックのマスターに「うまいもんだね」とこんな技をほめられた記憶がよみがえり、少しほっぺが赤らんだ。
たぶん目の前のお嬢さん達にはわからなかったと思うが。
  (なお、お嬢さんというのはあくまで女性の別名称で、お二人足して100にはまだまだ届かないのだが、さしとて四捨五入するまでではないのだよということは、うん、内緒)



そんな平凡な毎日で、例えば一昨日の夜、深夜の花巻の自宅でこんなケーキを食べたことなどが「非日常」であるという位のささやかな毎日である。

して、今夜は大通店に居ます。
松園、本宮は定休日じゃよ。

ほんじゃ、、