ホルモン屋徒然草~珍しホルブロだ

新米ホルモン屋の親爺の日々。ホルモンのこと、店の出来事、周辺の自然や話題。

書斎にて

2008-11-22 12:11:46 | 第1紀 読書・JAZZ
土曜日。
いつもならランチタイムの準備をしている時間。

しかし、コンサートを観るため今日は店を従業員に任せてお休み。

起きたのは10時。
朝風呂からあがってこの時間、11時半。

書斎で新聞を読む。

まわりは本だらけ。
そして少しのCD、アナログレコードとスピーカー。

本棚は1ダース。
床やテーブルのあちこちに段積み。



このまま引退しても老後たっぷり時間を費やせるだけの「読んでいない」ほんだらけ。
欲しければ「買う」のが鉄則だから。
あとでと思って買い損ねた時の悔しい想いはたっぷりしたから、今ではこれと思った時には買う事にしている。

「昭和ジャズ喫茶伝」「モンク」「スイングジャーナル青春編」「偉大なるジャズメンとの対話」「植草甚一ジャズ・エッセイ大全」など、JAZZ本棚はまるごとほとんど読んでいない。(反省、つんどくでぱらぱらめくるのがこの手の本の楽しさであります・・・と言い訳を一くさり)。

一番好きな作家、吉行淳之介の「吉行淳之介全集」も一週間くらい湯治しながら読破したいものだ。
神田の古本屋街で買い求め、よっこらしょっと担ぎながら秋葉原まで歩いた。
途中、「まつや」へ寄って蕎麦など食いながら。

二番目の作家、伊集院静のはさすがに全て読んでいる。
最近、新刊がでない。
あの勝負師が勝っていればいいのだが、印税無しで全国走り回って博打を打っているのだろうか。
無頼派はあこがれである。

玉村豊男もあこがれであるが、ちょいとたくさんエッセイを書きすぎているので手が回らない。

色川や小実昌さんなんかの洒脱な本も好きで集めている。
こういうのは本当にゆったり時間をとれる時に、JAZZをかけながら青いソファーに寝そべって読みたいので、なかなかそういう機会に恵まれない最近はほったらかしとなる。
いっそなにかで入院でもしてしまえば読めるのになあなんて夢想している間に時が過ぎる。

まあ、聴いていないCDも多いのだからしょうがない。
やはり5回くらいは聴かないとその奥が読めないのではないかと思うが、一度聴いてそれっきりというアルバムも何枚かはあるのだ。

贅沢といえばそうかもしれないが、あるいは相方のように「不経済」と指摘されればなんの反論の余地もないのだが、これがワタシよと開き直るしかないのである。

あとは、宝くじでも当たって毎日読書に浸るかと、これもはかない夢を見続けるのだが、買わないくじは当たらないというのが最近の我が身である。