ホルモン屋徒然草~珍しホルブロだ

新米ホルモン屋の親爺の日々。ホルモンのこと、店の出来事、周辺の自然や話題。

頑張ったな~

2008-11-18 11:28:41 | 第1紀 をかしら屋
先月の「周年祭」からだったか、ランチタイム大賑わいが続いている「をかしら屋盛岡大通店」。

昨日も常連の会社員・OL諸兄に加え、学生や一般の方々もちらほら見える。

どこから聞いてきたのか、例の「ごちゃまぜホルモン定食」の注文が多かった。
ホルモンいろいろ500グラム(実際は2~3割増であるが)、大盛りご飯というホルモンファン並びに大食らい症候群の皆様には喜ばしいメニューであり、原価無視の880円設定でありますから店にとっては「看板広告料」以外のなにのでもありません。

「ごちゃまぜホルモン定食」を二つとかいわれると、大皿もたくさんありませんからちょいと困ってしまいます。

で、今日はこんな感じ。





基本のシロモツ(豚大腸・小腸)にトンタン、トンタンの下の筋肉と筋、ノドナンコツ、レバー、ホッペ、コリコリ、コブクロとおまけに豚バラなんかも豪勢に入ったりします。
たまには塩ガツ、短角牛カルビの切れ端、コプチャン、テッポーなどもね。

おっと、もう一つ「ごちゃまぜホルモン定食」の注文が。
ああ、皿がないや。
じゃあ、直径40センチの大皿で。

そっとご注文の主を、そしてどんな表情で「たいらげている」のかを観察。

あやや、お若き女性であります。

結局ワタシが仕入れしに街に出ていた50分くらいして帰ったときまで、お楽しそうに昼餉を囲んでいました。
そして、あの大皿も空っぽ。

従業員も「よく食べたね」と感嘆。

くれぐれも皆さん、「ごちゃまぜホルモン定食」にトライあそばれるときは、胃腸と時間に余裕を持ってきてください。
ああ、それから食のほそいかたは(そんな人が注文するわけが無いが)お食事の長い時間をともにするお友達といらしゃって下さい。
一人で格闘するのは見ててもなんだか画になりませんから。


さて、昨日、新しい酒屋さんとお取引をはじめました。
全国の地酒を取り揃えているお店で、親爺さんのお話を伺ってもその情熱が伝わってきます。
ここならぜひおつきあいしたいと願い出ました。

先ず仕入れたのは次の二種。



明るい農村 赤芋仕込み」と、「刈穂」で名の知れた秋田清酒酒造の「やまとしずく 山廃純米」。(詳しくは各項をクリックしてください)

さっそく昼まかないにみんなで試飲をしましたが、なかなか個性が光っていいですね。

山廃ファンの「君」もぜひお試しに来てください。
待ってるよ。