中山国交大臣が,日教組発言など一連の問題発言の責任を取り辞任しました。就任後5日で辞任ということで,麻生総理も任命責任を認めた上で怒りを露わにしていました。
一方,民主党は,今後の臨時国会において総理の任命責任を追及していく構えとのことで,今後の解散スケジュールにも影響しそうです。
「大臣にしがみつかない」=日教組は「日本のガン」-中山国交相(時事通信) - goo ニュース
男は黙って,「選挙」,影響しちゃうかなあ?
クールポコ風に書こうとしましたが,いいネタが思いつきませんでした。
さて,中山大臣,なぜこの時期に,このきわどい話を出したのでしょうか。成田の件と単一民族の件はおそらく失言だと思いますが,日教組の件は確実に確信犯です。
日教組の是非についてここで見解を述べると争点がぶれるのでここではあえて述べませんが,少なくとも大臣である以上,あえて喧嘩を売るような見解は述べる必要はなかったのではないでしょうか。特に,選挙が近い訳ですから,自分の発言がどういう影響を及ぼすか,それくらいの空気が読めなければ,大臣としてのみならず,議員としてもやっていけないと思います。
自民党は今緻密な詰め将棋をやっているわけですから,想定外のことをいうと,詰め将棋が一気に崩れてしまいます。そういう空気を読むことが大臣クラスには求められるはずです。
もちろん,別に日教組が大嫌いでも構いませんし,本気で日教組を壊そうと思っているのであれば,それに向けて活動をするのは自由です。ただ,それを表明するタイミング,それが問題なのです。
例えば,似たような例で,東京都知事は似たようなことをよく主張しています。もちろん,「辞任しろ」などという声も聞こえてきますが,辞任せずに知事を続けています。これは,単に心臓に毛が生えているというだけではなく,「話すタイミング」を見計らっているという点も上げられます。
大臣,いや議員になる以上,当然敵対組織も出てきます。そのことをどういうタイミングでで表明するか,よーく考えてほしいと思います。
ただ,あえていうと,どうせなら中山大臣も「なぜ嫌いなのか」,「どこが日本の教育をダメにしたのか」,「日教組がなくなれば日本の教育が良くなるのか」という点について,もう少し持論を展開してほしいと思います。ただ「ぶっ壊す」だけでは,支持は得られにくいでしょう。特に,もう大臣を辞任したのですから,選挙公約に掲げるくらいやってもいいでしょう。その持論が有権者の支持を得られるかどうか,真っ向勝負しましょう。
なお,今回の大臣発言についてですが,ネット上で斜め読みをした限り,思ったより大臣批判は少なく,どちらかといえば「大臣頑張れ派」の方が多いように思えます。
世の中,まだまだ日教組嫌い,共産党嫌いが多いのだなあ,と思いました。だからこそ,中山大臣も選挙で真っ向勝負する価値は十分にあるでしょう。
あと,問題は民主党の対応です。民主党は麻生総理の任命責任を追及するとのことですが,こればかりに集中してあとの諸問題(事故米,景気対策,後期高齢者,年金,テロ特措法などなど)がぼけてなくならないよう,バランスを考えて論争してほしいものです。間違っても,「審議拒否」などというアホな戦術だけは辞めてほしいものです。
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http://blog.goo.ne.jp/stardustkid0627/e/fe6a4887ea92050357667cef285dc2aa
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http://hybrid-hills.at.webry.info/200809/article_23.html
http://palodysong.exblog.jp/9219651
一方,民主党は,今後の臨時国会において総理の任命責任を追及していく構えとのことで,今後の解散スケジュールにも影響しそうです。
「大臣にしがみつかない」=日教組は「日本のガン」-中山国交相(時事通信) - goo ニュース
男は黙って,「選挙」,影響しちゃうかなあ?
クールポコ風に書こうとしましたが,いいネタが思いつきませんでした。
さて,中山大臣,なぜこの時期に,このきわどい話を出したのでしょうか。成田の件と単一民族の件はおそらく失言だと思いますが,日教組の件は確実に確信犯です。
日教組の是非についてここで見解を述べると争点がぶれるのでここではあえて述べませんが,少なくとも大臣である以上,あえて喧嘩を売るような見解は述べる必要はなかったのではないでしょうか。特に,選挙が近い訳ですから,自分の発言がどういう影響を及ぼすか,それくらいの空気が読めなければ,大臣としてのみならず,議員としてもやっていけないと思います。
自民党は今緻密な詰め将棋をやっているわけですから,想定外のことをいうと,詰め将棋が一気に崩れてしまいます。そういう空気を読むことが大臣クラスには求められるはずです。
もちろん,別に日教組が大嫌いでも構いませんし,本気で日教組を壊そうと思っているのであれば,それに向けて活動をするのは自由です。ただ,それを表明するタイミング,それが問題なのです。
例えば,似たような例で,東京都知事は似たようなことをよく主張しています。もちろん,「辞任しろ」などという声も聞こえてきますが,辞任せずに知事を続けています。これは,単に心臓に毛が生えているというだけではなく,「話すタイミング」を見計らっているという点も上げられます。
大臣,いや議員になる以上,当然敵対組織も出てきます。そのことをどういうタイミングでで表明するか,よーく考えてほしいと思います。
ただ,あえていうと,どうせなら中山大臣も「なぜ嫌いなのか」,「どこが日本の教育をダメにしたのか」,「日教組がなくなれば日本の教育が良くなるのか」という点について,もう少し持論を展開してほしいと思います。ただ「ぶっ壊す」だけでは,支持は得られにくいでしょう。特に,もう大臣を辞任したのですから,選挙公約に掲げるくらいやってもいいでしょう。その持論が有権者の支持を得られるかどうか,真っ向勝負しましょう。
なお,今回の大臣発言についてですが,ネット上で斜め読みをした限り,思ったより大臣批判は少なく,どちらかといえば「大臣頑張れ派」の方が多いように思えます。
世の中,まだまだ日教組嫌い,共産党嫌いが多いのだなあ,と思いました。だからこそ,中山大臣も選挙で真っ向勝負する価値は十分にあるでしょう。
あと,問題は民主党の対応です。民主党は麻生総理の任命責任を追及するとのことですが,こればかりに集中してあとの諸問題(事故米,景気対策,後期高齢者,年金,テロ特措法などなど)がぼけてなくならないよう,バランスを考えて論争してほしいものです。間違っても,「審議拒否」などというアホな戦術だけは辞めてほしいものです。
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