トドの小部屋

写真付き日記帳です。旅行記、本や美術展の紹介、俳句など好きなことをつれづれに。お気軽にどうぞ。

大鐘家&小山城

2017-09-26 18:49:32 | お出かけ
今日は午前中に吉田町中央公民館へ太極拳の教室を見学に行き、終了後、相良の大鐘家に酔芙蓉を見に行きました。吉田町から相良の大鐘家までは国道150号線をたどり、約20分で行けました。家から一般道で行くと1時間以上かかります。酔芙蓉はちょうど見ごろでした。大鐘家は紫陽花でも有名で、紫陽花の頃に行ったことがありましたが、酔芙蓉は初めて見に行きました。まず、屋敷の敷地内に建つ蕎麦屋「門膳」で蕎麦を食べました。一番シンプルな冷たい蕎麦で、相良梅園をイメージしたという冷たいお蕎麦を食べました。大きな梅干しが一つ入っていました。メニューにあった蕎麦がき善哉の誘惑に勝ち、お蕎麦だけで終了。売店でチケットを買い、まず、大鐘家の屋敷を見学しました。大鐘家の長屋門です。



母屋です。長屋門と母屋が国の重要文化財に指定されています。



大鐘家の歴史は、戦国時代、柴田勝家の家臣、越前丸岡城の家老、大鐘藤八郎貞綱が遠州の相良に移住したことにさかのぼります。江戸時代は旗本三千石の格式を持ち、18世紀初めに大庄屋となって大鐘館を築いたのだそうです。(資料より)
売店で名物の「百葉茶」を売っていた男性は、現当主かもしれません。健康茶の「百葉茶」だけで2000万の売り上げがあると言ってました!屋敷の奥にある米蔵を資料館にしていて、大鐘家に代々伝わるお宝を展示してありました。渡辺崋山の絵の掛け軸とか、英一蝶の掛け軸もあり、かなり貴重な御軸のようでした。絵以外にもいろいろ展示されていましたが、他はさらっと見た程度で。2度目ということもあり、邸内の見学にはそれほど時間をかけず、酔芙蓉の花をじっくり観察しに行きました。



酔芙蓉は、朝は白、昼間はピンクに変わり、夕方は赤くなるのだそうです。きれいな大輪の花ですが、大木になるので広い庭でないと管理が大変。花が終わると剪定するようです。大鐘家の敷地は一万坪ということで、裏山には紫陽花遊歩道があります。紫陽花の頃もとても綺麗なのでお薦めです。最後に売店隣の席で冷たい「百葉茶」をいただいて、650円の「百葉茶」を買ってきました。ティーバックになっていて、簡単に麦茶のようにして飲めます。太り体質の人向きのお茶です。

帰り道に吉田町の小山城も見学しました。復元された城なので内部は博物館のようです。その歴史は今川氏によって築かれた山崎の砦が土台になっているらしく、今川氏没落後、大井川を境に西を徳川、東を武田氏が領有することになった時に、武田軍が砦に入り小山城を築いたとのことです。拝観料は200円。今日は私が一人で見学でした。望遠鏡もあったので、天守閣最上階からの眺めを楽しみました。



吉田町は私が最初に赴任した街で懐かしかったです。でも、役場は高層の立派な建物に代わり、隔世の感がありました。フォトチャンネルを作りましたので、またご覧くださいませ。
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