今日は福岡市立博物館に行って来た。もちろん一人で。三ツ瀬トンネルを抜けて玄界灘の海の方へ下りて。50km弱かな、ここまで。博物館の敷地面積が広々としている。だだっ広い。ここは数年前までは海の底だったらしい。だから干拓地ということになる。バブルの頃に建設されたらしい。だだっ広いのは敷地だけじゃない。博物館そのものも、正面玄関も西口玄関も、館内も壮大だ。贅沢だった。福岡市はお金持ちだと思った。その割りには観客は多くはなかった。
「九州の浄土教美術展」を見に来た。浄土教だから多く、阿弥陀如来、阿弥陀三尊、当麻曼陀羅、山越えの阿弥陀、来迎図、地獄と地蔵尊の絵、六字の名号、十字の名号などが展示されてあった。法然上人の後を継いだ聖光上人の活躍のこと、博多呉服町と久留米に善導寺を開かれたことなどを知った。