<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

今日は福岡市立博物館へ行って来た

2018年10月12日 18時10分48秒 | Weblog

今日は福岡市立博物館に行って来た。もちろん一人で。三ツ瀬トンネルを抜けて玄界灘の海の方へ下りて。50km弱かな、ここまで。博物館の敷地面積が広々としている。だだっ広い。ここは数年前までは海の底だったらしい。だから干拓地ということになる。バブルの頃に建設されたらしい。だだっ広いのは敷地だけじゃない。博物館そのものも、正面玄関も西口玄関も、館内も壮大だ。贅沢だった。福岡市はお金持ちだと思った。その割りには観客は多くはなかった。

「九州の浄土教美術展」を見に来た。浄土教だから多く、阿弥陀如来、阿弥陀三尊、当麻曼陀羅、山越えの阿弥陀、来迎図、地獄と地蔵尊の絵、六字の名号、十字の名号などが展示されてあった。法然上人の後を継いだ聖光上人の活躍のこと、博多呉服町と久留米に善導寺を開かれたことなどを知った。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山羊の子は鳴いて呼べども秋深き里の児童らまだ授業中

2018年10月12日 07時46分44秒 | Weblog

山羊の子は鳴いて呼べども秋深き里の児童ら まだ授業中            薬王華蔵

佐賀新聞読者文芸貞包選・松尾選で此の歌が同時入選を果たしていた。嬉しい。

これは僕らが小さい頃の実風景だ。小学校には山羊や兎や鶏などが飼ってあった。日曜には当番が出て行って草を山羊や兎や鶏に喰わせた。山羊の子は児童たちと力比べをして遊んだ。押し合いをするのである。子山羊ながら小さな角があった。頭突きされる痛かった。親の山羊のおっぱいから乳を搾った。独特の匂いがした。今はそんな風景はもう何処にも見られない。

児童が遊んでくれないときには山羊の子はメエメエ鳴く。でも、授業は3時までは続く。どうにもならない。里は秋を深めている。学校農園というのもあって稲刈りをしたり薩摩芋掘りをした。

ことばが描く絵。ことばで絵が描けるようになりたい。そこを目指す。絵の中には人生が蠢く。すると絵がいきいきと生きる。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする