小雨が降っていたのだが今は止んでいるようだ。日射しが降り注いでいる。縁側に来て、網戸にして風を招き入れながら、寝椅子に転がって、時代小説の読書をしていた。するうち眠ってしまっていた。気持ちよくスウスウスウと。薄いカーテンを引いて日射しを遮っていたら、暑い。
さあて、退屈の虫が蠢きだしてきた。一日留守番しているとこうなる。チョイとドライブでもしてこようかな。といっても行く宛はないけれど。留まって畑の白菜の間引きをしてもよさそうだ。随分と生育してきた。明朝の味噌汁の具にはなりそうだ。
台風は接近しているはずだが、その影響は感じられない。このまま、温和しく行き過ぎてくれたらいいのだが。
いい詩を書きたくてうずうずしているのだが、掛け声だけで終わっている。いつになったらそのいい詩とやらが書けるのやら。するうち、何をしないままに死んで行ってしまうのかもしれないな。