<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

山里歌劇団の春の公演を鑑賞したくなった

2017年04月22日 20時42分11秒 | Weblog

踊り子草が踊っている。名の通りだ。春の山里の少女たちの素人歌劇団。ピンクのスカートを春風に膨らませている。踊っているのはワルツだろうか。ジルバだろうか。いやもっと情熱的なフラメンコかもしれない。オドリコソウは雑草である。我が家の垣根に繁茂している。子供の頃には花蜜を吸った。甘い香りがする。もちろん虫たちも集まって来る。草丈は30cmくらいだろうか。野山に自生する。逞しい。雑草はどれもそうだろうが、繁殖力が強い。草藪の一隅を占領してしまうほどだ。

今日はこの花の一群に目が止まった。いつもは目もくれないで通り過ぎてしまうのだが、今日は足が一時停車をした。歌劇団の春の定期公演を鑑賞したくなった。

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永遠無限に活躍の場が広がっている

2017年04月22日 08時18分38秒 | Weblog

老爺のお目覚めが叶った。眠り界からの帰還。そこはそこでよかった。安らかであった。夢を見て遊んだ。目覚めたら明るい世界。ここもいいところだ。薄緑色に春の山がもやっている。いいところだというのは発見である。発見を得て、これでまた安らかになれる。なにしろ、肉体を与ってここにいるのである。でも、「いる」ということは、肉体を伴わなければできないということでもないのではないか。そんな推察が起こる。自由に何処へでも行き交っている意識体のようなものがあるのではないか。誰のものでもない。誰にも所有されないが、誰にも借用が許される。そんなものが。狭く見てはならない。「何でもあり」と見ていていいのではないか。ここは千変万化する変化(へんげ)の世界である。変化の仏を化仏と呼んでいる。化仏は遍在する。あまねく。広く。永遠無限に活躍の場を造る。これはひとり化仏に限定されない。化仏はわれわれのモデルなのだから、われわれもそれが叶うのである。

朝からそんなことを考えてみた。暇な老爺だなあ。

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目の開いた世界をしばらくおいとまする

2017年04月22日 05時25分45秒 | Weblog

3時から5時半までいろいろ書いた。人が寝静まっている間に目を覚まして。ご苦労なこっだ。もう寝よう。記録によると読んでくれた人が数人おられた。その方々も起きておられたのであろうか。トイレに起きて目を覚まされたのだろうか。今晩は「心配無用」ということを書き立てた。己に言い聞かせたのである。あんまりあんまり心配ごとを列べるから。累々と列べるから。一切合切、解放されたいと思って書き立てたのである。お見苦しかったかもしれぬ。お許しを。

外が明るいようだ。雀が起き出している。僕は、目の開いた世界をしばらくおいとまする。

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死を死ぬるは己の力量ではない

2017年04月22日 05時01分33秒 | Weblog

わたしが死んだら線香一本手向けて下さい。とかなんとか言う。線香一本には拘るまいが、愛した人のその愛着愛情の確認がほしいのだろう。線香の煙は死出の旅の旅立ちの必需品ではあるまい。必需品なし。六文銭なし。この手ぶらというところが絶妙でいい。心配無用。これでいい。わざとらしく鉦太鼓を鳴らして別れを惜しんでくれるが、これもないよりましなくらい。飾りにすぎまい。心配無用ということは絶対信頼ということである。お任せができるということである。「信」は「まかせる」と読む。「まかせる」ことが「帰命」である。「南無」である。死を死ぬるは己の力量ではない。死は「死なされる」ことだからである。「死なせて頂く」ことだからである。後は仏さまの采配である。仏さまは完全なお方だから死もまた完全である。完了して完全である。われわれ穢土の心配が届くことではない。手向ける線香の煙はこちら側にいる間のやさしい心遣い、愛嬌であろう。

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此処は越えられない いつも此処まで

2017年04月22日 04時32分54秒 | Weblog

いつものごとくでいい。起きて朝飯を食って昼飯を食って晩飯を食って、大小便をして、合間合間にあれこれ妄念雑念して、どうにもならないことが分かって、しまいにころりと寝る。これでいい。ここは越えられない。これまでもここを越えられることはなかった。

これはこれでいい。すべては出たとこ勝負。勝ち負けはつかない。つけない。是で済ます。

いつもの平々凡々でいい。衒わない。大きな顔もしないし、小さな顔もしない。目を大きく開けて大空を見ている。鼻から息を吸っている。耳で小鳥の声を聞いている。無事これ吉事。

そうだなあ。プラスアルファするか。明日は枝豆の種蒔きをするか。黒豆の枝豆は、夏の暑い盛り、ビールのつまみにおいしい。

かたわらに浴衣姿の粋な人がいて寄りかかるようにしてもう一杯目をついでくれる。そうらもう雑念だ。これでたちまち総崩れ。なっちゃいない。凡俗はいつも此処ら辺りまで、はひふへほ。はははひひひふふふ。此処を越えられない。

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いつ何時何が起こるか分からない それはそうだけど

2017年04月22日 03時58分25秒 | Weblog

いつ何時何が起こるか分からない。いつ死んでもいいように準備をしておかなくちゃならないなあ。死ぬ準備って、どんなことをしておいたらいいのかなあ。家族が慌てないようにしておくことかなあ。葬式の準備をしておくってことかなあ。生前写真は撮ってもらっていた。法名はすでに本願寺から頂いて仏壇の引き出しに入れてある。葬儀場は駅前の小さなところと決めている。人は呼ばないでいい。大袈裟にするな。ひっそり家族葬でいいと話してある。年金出し入れの通帳と印鑑も揃えてある。借金返済をすませていない。これは気になる。急がなくちゃならない。あれこれマイナスになっているものはできるだけ埋め合わせておくべきだろう。気になることはいろいろある。まっさらとはいかない。でもね、準備が終わらないと死ねないということはない。いざとなればあっという間だろう。そこが救いだ。人生修了感謝状を書き添えておけばいいのかもしれない。「わたしは生きました」「過分な幸福を頂戴いたしました」「文句はありません」「わたしは無事に死ねました」「このまま次なる成長地点へ立ち去れます」神さま仏さまに上程する文言はこんなところかなあ。家族が見たら、大袈裟過ぎているというふうに笑われるのが見える。一切無用か。心配無用か。手が込んでいたら却って醜いかもしれない。死んだときは死んだとき。置き土産なし。おろおろしない。生死ともに安らかでいる。ぽあんとしている。重々しくせず、あっけらかんにしている。これに限るかもしれない。

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一日一日が一生の重さだ

2017年04月22日 03時33分39秒 | Weblog

ここんとこご無沙汰の友達に電話を入れたら、いま聖マリア病院に入院中だってさ。明日が退院と言うことで幾分はしゃいで聞こえた。年を取るといろんなことがあるねえ、だってさ。年を取るとガタが来るってほんとうなんだね、って他人事みたいに言う。どうしたのかと、こっちは心配で尋ねる。数日背中が痛んでいたので診察を受けたら、心筋梗塞の診断が出てそのまま入院ということになったらしい。危ないところだったけどこれで危機一髪を切り抜けられたみたい。入院10日間ほどで地球へ帰還できる。そう言う。嬉しそうだった。

老いてくると何が起こるか分からない。いつ何時死んでもいいように準備をしておかなくちゃならないなあ。あれこれの人生借金はゼロにしておかなくちゃならないぞ。他人事はわが事だ。禅語の「日々是好日」が想起された。一日一日が一生の重さだ。煩悩と雑念妄念で池の泥を掻き混ぜてばかりじゃ勿体ない。

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こんなことが楽しいことなんだなあ

2017年04月22日 02時57分28秒 | Weblog

オクラ苗7株を買って来て、畑に植えたよ。草取りをして、耕して土をやわらかくして、有機石灰と鶏糞肥料を撒いて掻き回した後で。それから支柱を立ててやり、ホースでたっぷり水撒きをしたよ。一列ができるまでには日が暮れてしまったさ。夕風が吹いて寒くて、ちょっと震えたよ。聞き慣れない春の鳥の囀りを聞きながら、小さな丸椅子に座り一人でコソコソコソコソ。ああ、それでも楽しかったなあ。タオルでほっかぶりした老爺には、こんなことが楽しいことなんだなあ。これで心身がひっそり満ち足りた。抜いた草を運んだ畑の隅の草の山がこんもり高くなった。仕事の量を見る思いがしたよ。古くなった草山の麓をちょいと掻き混ぜると大きなミミズがそこでひっそりと暮らしていたよ。ひっそり同士なのでついつい仲間意識を感じたよ。

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