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<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

阿弥陀経は一切世間難信の法なり

2016年12月07日 12時15分47秒 | Weblog

今朝のさぶろうは「五濁」のことが気に掛かる。とはいえ、極度に浅い智慧しか持っていない。だからただの疑問の露呈だ、これは。

五濁。ごじょく。五つの濁り。五濁悪世には五つの濁りがある。

電子辞書に頼るとこうある。

仏教用語。四劫のうち、住劫の減劫のときに興る次の5つの悪い現象。劫濁(こうじょく):飢饉・悪疫・戦争などの時代の汚れ。衆生濁(しゅうじょうじょく):身心が衰え苦しみが多くなること。煩悩濁(ぼんのうじょく):愛欲が盛んで争いが多いこと。見濁(けんじょく):謝った思想や見解がはびこること。命濁(みょうじょく):寿命が10歳まで短くなって行くこと。

***

浄土教の根本聖典である仏説阿弥陀経にはこうある。

釈迦牟尼仏、よく甚難希有の事をなして、よく娑婆国土の五濁悪世、劫濁、見濁、煩悩濁、衆生濁、命濁の中において、アノクタラサンミャクサンボダイ(無上正等正覚=仏の悟りの智慧)を得て、諸々の衆生のために、この一切世間難信の法を説きたまふ。

娑婆世界にはこの5つの悪があるという。だからさぶろうは濁りの世に住んでいるということになる。ここに釈迦牟尼仏が現れてこの難信の法である阿弥陀経を最も濁っているさぶろうに説かれたということか。

5つの濁りを一身に引き受けているさぶろうに、しかし、釈迦牟尼仏の説法、阿弥陀経の教えは届いて来るだろうか?

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四劫:今現在はどの劫にいるか

2016年12月07日 11時38分12秒 | Weblog

四劫。しこう。

電子辞書を紐解くとこうある。

仏教用語で世界の成立から破滅に至る四大期。世界が成立する期間を成劫(じょうこう)と云う。成立した世界が持続する期間を住劫(じゅうこう)と云う。世界の破滅に至る期間を壊劫(えこうと云う。次の世界が成立するまでの何もない期間を空劫(くうこう)と云う。

四劫とは、したがって、成劫、住劫、壊劫、空劫の、長い長い期間を指している。

0から発した波が地上を目掛けて徐々に高くなり、最高となり、徐々に低くなり、ふたたび0に戻ってくる。次に0は地下を目指して、徐々に潜り込み、やがて最低値に届き、そこからまた徐々に上昇過程に向かい、また0に戻ってくる。上へ上へ上へ、下へ下へ下へ。力を溜め力を溜め力を溜めて、次へ向かう。こうして世界は永遠の波動曲線を辿る。プラスの成劫、住劫、壊劫、空劫が一巡りすると今度はそれがマイナスの成劫、住劫、壊劫、空劫となる。

さぶろうはそういう風なグラフを描いてみる。

宇宙の成り立ちに類似しているようにも思える。

プラス劫だけでは力が溜められないのである。波動のエネルギーはどうしてもマイナス劫を必要とするだろう。

さて、今現在のさぶろうはどの劫に生きているのだろうか。

顕現しているプラス劫に位置しているようにも推定される。

この間にさぶろうはどれほどの生き死にを繰り返すことになるのだろう? 数値出来るのだろうか?

数値も出来ないほどの無数無量の生き死にのうちの、たった一つの生き死にに留まっているこの瞬間を、いとおしむ。

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ねんねこ綿入れを羽織る 寒い

2016年12月07日 06時46分49秒 | Weblog

寒い。ねんねこ綿入れを羽織る。朝6時半。エアコンをオンにする。障子戸はまだ開けない。しきりに鼻水が出る。外に鵯の声がしている。やがて鴉の勘三郎もやって来た。歌舞伎役者のようによく通る声だ。鵯の声はしなくなった。

栂尾高山寺の明恵上人(1173~1232)は40年間夢日記をつけられたそうだ。「夢記」と題して克明に。さぶろうも夢をよく見る。夢の作者はやっぱりこのわたしなのだろうか。訝る。なかなか多種多様だ。登場人物だけ羅列しても面白い。どこからそういう役者を連れてくるのだろう。やはり夢のお告げというものはあるのだろうか。今朝のさぶろうの夢には親戚一同が結集していた。感極まったさぶろうが涙声で何かを報告していた。場面がどんどん変わっていったので、よくは思い出せない。明恵上人のように見た夢をしっかり覚えておくというのは難しいものだ。訓練をすれば記憶ができるようになるのかもしれない。

 

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