自閉っ子も、兄ちゃんも、就職するまで
大きなお金を手にした事は なかった。
自分で 働いて、初めて 大きなお金を手にして、
戸惑いながらも お金の使い方を覚えていった。
兄ちゃんはともかく、自閉っ子に お金の適切な使い方、を
学ばせるには、あれこれ 言うより、
自分の お金を まず自分の思うように使ってみる事が
最善のように思えた。
給料明細と、入金された 通帳の金額が合っている事と、
勤務時間や 給与から引かれた内容と金額を 教えて、
何に使うかは 本人に任せてみた。
最初は 大金を使う事自体に慣れていないので、
コンビニで おやつを買うくらいのことだった。
そのうち 外出を 楽しむようになり、
遠出をし、ショッピングモールや
繁華街へ行く事も増えた。
制服と、私が買い与えた 質素な洋服しか知らなかった自閉っ子。
友人が 着ている 流行りの服や 鞄、そういうものに
目が行くようになった。
ある時、洋服ばかり 何万円も買って帰って来たことがあった。
本人が好きで 選んだものだが、サイズが 大きすぎて、
どうみても 不格好。お店の人に「お似合いですよ」と言われ、
本人も「大きいな」と 思ったが、「それぐらいは普通」と言われて
どう答えたらいいのか わからず、そのままお金を払ったとか。
このくらいの接客は ままある事だし、本人が 納得して買った物だし、
成人男子の買い物に 親が 口を出すのも 変なので、いい勉強と 放置した。
そのうちに こうした「爆買い」を すると 他のお誘いがあっても
予算不足で 出られなかったり、という事がわかり、今買ったら残金はどうなるか、と
考えて使うようになった。
最近の 自閉っ子の大きな買い物は、タブレット。
スマホより いろいろできる、と喜んで使っている。
スマホ2台と タブレットを駆使し、毎日楽しんでいる様子で、
私も うらやましくなり タブレットを買おうかと 貯金を決意したが、
結局 本を買ってしまうので 貯金は 進まないままである。
自閉っ子の方が、経済の 回し方は 上手なようである。
大きなお金を手にした事は なかった。
自分で 働いて、初めて 大きなお金を手にして、
戸惑いながらも お金の使い方を覚えていった。
兄ちゃんはともかく、自閉っ子に お金の適切な使い方、を
学ばせるには、あれこれ 言うより、
自分の お金を まず自分の思うように使ってみる事が
最善のように思えた。
給料明細と、入金された 通帳の金額が合っている事と、
勤務時間や 給与から引かれた内容と金額を 教えて、
何に使うかは 本人に任せてみた。
最初は 大金を使う事自体に慣れていないので、
コンビニで おやつを買うくらいのことだった。
そのうち 外出を 楽しむようになり、
遠出をし、ショッピングモールや
繁華街へ行く事も増えた。
制服と、私が買い与えた 質素な洋服しか知らなかった自閉っ子。
友人が 着ている 流行りの服や 鞄、そういうものに
目が行くようになった。
ある時、洋服ばかり 何万円も買って帰って来たことがあった。
本人が好きで 選んだものだが、サイズが 大きすぎて、
どうみても 不格好。お店の人に「お似合いですよ」と言われ、
本人も「大きいな」と 思ったが、「それぐらいは普通」と言われて
どう答えたらいいのか わからず、そのままお金を払ったとか。
このくらいの接客は ままある事だし、本人が 納得して買った物だし、
成人男子の買い物に 親が 口を出すのも 変なので、いい勉強と 放置した。
そのうちに こうした「爆買い」を すると 他のお誘いがあっても
予算不足で 出られなかったり、という事がわかり、今買ったら残金はどうなるか、と
考えて使うようになった。
最近の 自閉っ子の大きな買い物は、タブレット。
スマホより いろいろできる、と喜んで使っている。
スマホ2台と タブレットを駆使し、毎日楽しんでいる様子で、
私も うらやましくなり タブレットを買おうかと 貯金を決意したが、
結局 本を買ってしまうので 貯金は 進まないままである。
自閉っ子の方が、経済の 回し方は 上手なようである。
元刑事が見た発達障害 真剣に共存を考える | |
クリエーター情報なし | |
花風社 |
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます