多病息災発達障害者こよりの日常

両手で数えきれない障害と持病を抱えつつ毎日元気に活動中。発達障害の息子たちの子育ても終え、悠々自適の毎日です。

人を見ないで、データだけを重視するお店

2018-10-18 16:10:37 | 買い物
先日の事。夫が 知り合いにスーパーの割引券をもらってきた。


「お惣菜 全品10%引き。値引きシールが貼られた物も値引きします」とある。


夫が 出かけたいというので、一緒に出掛けた。


野菜売り場では じゃがいもや 玉ねぎ、人参などが


一本いくら、一個いくらで好きな数買える。値段も安いし、


品物もいい。私は 野菜売り場で あれこれ買った。


夫がいるので、重い荷物も車で運べる。


肉や 卵と 一通り見た後、夫が 行きたいというお惣菜売り場に。


が。目に映ったのは、大量の コロッケ。「本日のご奉仕品」とあるが、


並ぶコロッケには半額シールが貼られ、「割引券お持ちの方は、値引き価格より割引します」と


店員さんが 声をかける。


うーん。でも青果売り場で じゃがいも特売してたよね。


じゃがいも買った人は、全員じゃないにしても


「今晩は じゃがいも使おう」と思ってるわけで。


物足りないからもう一品買おう、とか


料理ができあがるまでの つなぎに何か買おう、と思っても


ポテトサラダや コロッケは買わないと思うなあ。


青果担当と 惣菜担当者は 打ち合わせをしてないんだろうか。


青果売り場が じゃがいも売るなら、惣菜売り場の コロッケは


どう考えても 影響受けると思うんだけどなあ。


それか 販売データ上、「今シーズンは コロッケが好調!」で、


「コロッケを 売り場から切らさないようにしよう」と


思ってしまったのだろうか。


どこから 始まったか知らないが、「台風コロッケ」という言葉が聞かれ、


「台風が来そうなときはコロッケ」という人が増えたらしい。


コロッケの売り上げが 好評だったとしても、


台風や 秋の運動会シーズンだからじゃないのかしら。


その時期に コロッケ食べた人は、「しばらくは コロッケ以外のものがいいなあ」と


普通は 思うんじゃないのかしら。


新商品で、「あれはいいよ」「おいしいよ」というものなら


しばらくは 売れ続けるかもしれないけど。


いたって普通の、揚げたてでもないパック詰めコロッケ。


安くても 「今はコロッケいらない」「今日はじゃがいも買ったから、


もう一品買い足すなら、コロッケ以外だわね」という人が


かなりいたんじゃないかと。揚げ物好きの夫も、さすがに


大量のコロッケの前には 食指は動かず、他のお惣菜を選びました。


データだけ見て 売り場の商品比率を決めない方がいいのになあ、と


思いつつ会計。夫は「あれ 売れ残ったら、捨てるのか?」と気にしてました。


後から、「賞味期限切れるし、廃棄だと思うわねえ」というと、


「もったいないなあ、食い物無駄にして」と言ってました。


なぜ売れたのかの理由も考えずに「売れ筋」と判断してしまったんだなあ、と


買い物に来たのに 売り場の分析をしてしまう私。


コロッケが売れた後に コロッケ並べても売れないよね。


人は 「飽きる」し、油ものばかり食べ続けられないし。


惣菜売り場の担当さん、大丈夫だろうか、大量廃棄の責任取らされるんだろうか、と


あれこれ考えてしまう私なのでした。










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